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【有馬記念2015の回顧】パンドラとリアファルに危険信号

有馬記念の展望
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こんにちわ、ウキョーです。
もう有馬記念なんですね。1年たつのはホントに早いです。
ことしはプラス収支で終われそうですが、最後の有馬記念も的中させたいです。

中山芝2500mの傾向

有利枠1枠・4枠・7枠・8枠
不利枠2枠・5枠・6枠
脚  質先行・差し
騎  手3割超え戸崎騎手・蛯名正騎手
人  気吉田隼騎手
人気薄田辺騎手

 

予想優先順位
1位 戦績2位 タイム3位 コース特性4位 展開5位 騎手

中山芝2500mは、そこそこ時計が速くなるコース。
ただ、冬場の最終週となれば、若干時計はかかるだろう

有利枠は1枠、4枠、7枠、8枠で、不利枠は2枠、5枠、6枠

先行・差しに有利なコースで、とくに逃げ切りは相当に力がないと難しい。

連対率3割を超える騎手は戸崎騎手(ルージュバック騎乗予定)と、蛯名正騎手(マリアライト騎乗予定)
人気で安定しているのは吉田隼騎手(ゴールドアクター騎乗予定)
人気薄なら田辺騎手(ダービーフィズ騎乗予定)

有馬記念で人気、話題になりそうな馬

アドマイヤデウス  評価:C
戦績のトータルは「+5」で、出走登録馬中3位とかなりのアドバンテージ。
アドマイヤデウスは、時計が遅い馬場に向くタイプだが、今春の日経賞で出色のタイムで勝っているように、時計が速くなっても対応できる。相性の良いコースでは【4 0 1 1】と抜群の相性を示しており、そこそこ時計が速い中山芝2500mの最終週なら、時計面でも向く可能性はある。騎乗予定の岩田騎手がランク外なので、好走には有利枠が絶対条件となる。

キタサンブラック  評価:B
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中5位とまずまずのアドバンテージ。
キタサンブラックは、相性の良いコースで【2 0 1 0】と、キャリアが浅い分、他馬に譲るが十分な戦績である。時計が速い馬場に向くタイプで、本質的には中山芝2500mは合っている。また、前走の菊花賞で中団で流れに乗れたことは、逃げ馬苦戦の当コースでアドバンテージになるはず。先週の日曜は時計が速くなったが、それまで時計がかかっているので、とにかく当日のタイムには注意。ただ、騎乗予定の横山典騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引ければタイム項目は相殺できるかも。

ゴールドアクター  評価:A
戦績のトータルは「+5」で、出走登録馬中3位とかなりのアドバンテージ。
ゴールドアクターは、相性の良いコースのトータル成績が【4 1 1 1】で、掲示板を外したことは一度もない。馬券圏外を外したのは、2戦目の未勝利だけ(4着)。時計が速い馬場で好走するタイプで、中山芝2500mには向くのだが、やはり当日の時計は気になるところ。しかし、前走のアルゼンチン共和国杯は最悪の相性で、ゴールドアクターにとって鬼門のコースのはずだったが、それをあっさり勝ち切ったことは評価できる。騎乗予定の吉田隼騎手がコースを得意にしているので、一気にG1制覇の可能性もある。

ゴールドシップ  評価:A
戦績のトータルは「+9」で、出走登録馬中1位と最高のパフォーマンス。
ゴールドシップは、相性の良いコースのトータル成績が【4 1 2 1】で、掲示板を外したのは今年のAJCC(中山芝2200m)だけ。そのAJCCはやたらと時計がかかったレースなので、酌量の余地はある。さらに、相性の悪いコースでは【0 0 0 3】と、中山芝2500mの申し子のような戦績である。時計勝負に強いタイプで、時計がかかった前走のジャパンCの惨敗は度外視できるし、騎乗予定の内田博騎手はコースを得意にしている。有終の美を飾ることも、まんざら不可能ではない。

ショウナンパンドラ  評価:D
戦績のトータルは「-5」で、戦績項目は出走馬中17位とまったく走れていない。。
ショウナンパンドラは、相性の良いコースで【1 0 0 2】とイマイチの結果。これだけならまだしも、相性の悪いコースで【4 1 0 1】と最悪の戦績を残しており、中山芝2500mには向いていない。また、前走のジャパンCは時計面では評価できないため、今回は時計がかかったときの展開待ち。人気になるなら買いたくない。

マリアライト  評価:B
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中5位と、まずまずのアドバンテージ。
マリアライトは、相性の悪いコースのトータル成績が【3 1 0 1】で、掲示板を外したことは一度もない。馬券圏外を外したのは、前々走のオールカマー(中山芝2200m)の4着だけ。時計が速すぎると甘くなるタイプなので、時計がかかり出す最終週の中山芝2500mのタイムはピッタリ。前走のエリザベス女王杯は時計面で評価はできなかったが、今回も時計がかかるようなら出番はある。騎乗予定の蛯名正騎手がコース連対率3割を超えているのは心強い。人気にならないようなら一考の余地はある。

ラストインパクト  評価:C
戦績のトータルは「-3」で、出走登録馬中14位とまったく走れていない。
ラストインパクトは、相性の良いコースで【2 1 1 4】と悪くはないが、G1レベルのメンバーが揃うと見劣ってしまう。時計勝負に向くタイプで、時計がかかった前走のジャパンCで2着に来れたのは評価できるが、東京芝2400mは相性の悪いコースなので行って来い。騎乗予定の菱田騎手もランク外だし、想定以上に時計が速くなったときの連下候補。

ラブリーデイ  評価:B
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中10位と、可もなく不可もなし。
ラブリーデイは、相性の良いコースで【4 0 0 2】と決して悪い戦績ではないのだが、相性の悪いコースでも【2 1 1 2】と好走しており、その分がマイナス材料。時計が速くなると甘くなるので、最終週の中山は絶好の舞台となる可能性もある。当日のタイムに注意し、時計がかかっているような評価を上げてもいい。それでも、今年10戦目、秋も王道ローテで4戦目ともなれば、お釣りは残っていないだろう。また、騎乗予定の川田騎手がランク外なので、有利枠はぜひとも欲しい。

リアファル  評価:D
戦績のトータルは「+2」で、出走登録馬中7位と、可もなく不可もなし。
リアファルは、相性の良いコースで【1 0 1 0】と4着以下はないものの、キャリアが浅くて評価は上げられない。時計は速ければ速いほど良いタイプで、中山芝2500mは本質的に向いていない。だが、キャリアが浅い分、タイム面では克服できる可能性はある。それでも、騎乗予定のルメール騎手がランク外なので、好走するには有利枠が必要不可欠。

ルージュバック  評価:D
戦績のトータルは「-3」で、出走登録馬中14位と、まったく走れていない。
ルージュバックは、相性の良いコースでのレースキャリアが、前走のエリザベス女王杯(京都芝2200m)だけ。そのエリザベス女王杯で馬券圏外の4着だったので、戦績面で評価は上がらない。今回のメンバーのなかで、もっとも時計勝負に向いているので、エリザベス女王杯のように時計がかかると掲示板が一杯になってしまう。そのため、今回の有馬記念でも想定以上に時計が速くなってくれないと、好走は厳しい。ただ、騎乗予定の戸崎騎手がコース連対率3割を超えているので、有利枠を引ければ掲示板以上も十分。

★天皇賞(秋)のタイム分析も参考にしてください→この時計ならラブリーデイの圧勝も納得/天皇賞(秋)
★ジャパンCのタイム分析を参考にしてください→レベルが低かったJCを勝ったショウナンパンドラの今後は?/ジャパンC

★エリザベス女王杯のタイム分析はこちら→勝ったマリアライトより将来性を感じさせたルージュバック/エリザベス女王杯
★アルゼンチン共和国杯のタイム分析はこちら→時計面では物足りないが、格が違ったゴールドアクター/アルゼンチン共和国杯

有馬記念の注目馬はサウンドオブアース

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、サウンドオブアースとキタサンブラック、ゴールドアクター、ゴールドシップの4頭。さらに、この4頭は騎乗予定のジョッキーもコースを得意にしていおり、枠順が発表されていない現在では甲乙つけがたい。

その中で、人気がなさそうなサウンドオブアースを、ここでは取り上げたい。

サウンドオブアースは、本質的には時計の速い馬場に向くタイプだが、今回のメンバーに入ると若干スピード不足となり、中山芝2500mのタイムとマッチする。
相性の良いコースのトータル成績は【1 4 1 1】で、掲示板を外したことは一度もない。勝鞍は少ないものの、胸を張っていい戦績。

前走のジャパンCは時計がかかって5着が一杯だったため、今回もタイム次第となりそうだが、狙って面白い。

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