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【日経新春杯2019の展望】人気の4歳勢にも死角あり 注目馬はガンコ

日経新春杯の展望
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こんばんわ、ウキョーです。
明け4歳勢が人気を形成しそうですが、どの馬にも死角があり、かなりの混戦模様です。

京都芝2400mの傾向

有利枠5枠・6枠・7枠・8枠
不利枠2枠・3枠・4枠
脚質差し・追込
騎手3割超えMデムーロ騎手・武豊騎手
人気Mデムーロ騎手
人気薄岩田騎手・福永騎手

 

 予想優先順位
1位
タイム
2位
展開
3位
戦績
4位
騎手
5位
コース

京都芝2400mは、本質的には時計が速いコースだが、先週の馬場を見るとどうなるかわからない。当日の時計には注意したい。

差し・追込に有利なコースで、逃げ切りは困難。

有利枠は5枠、6枠、7枠、8枠で、不利枠は2枠、3枠、4枠

連対率3割を超える騎手はMデムーロ騎手(グローリーヴェイズ騎乗予定)と、武豊騎手(メイショウテッコン騎乗予定)。人気で安定しているのはMデムーロ騎手(グローリーヴェイズ騎乗予定)。
人気薄なら岩田騎手(ルックトゥワイス騎乗予定)か、福永騎手(ダッシングブレイズ騎乗予定)。

日経新春杯で人気、話題になりそうな馬

アフリカンゴールド  評価:0点
戦績ランク8位 スピードランク6位
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中8位と可もなく不可もなし。
前走の菊花賞(京都芝3000m)では、1000m通過62.7秒-2000m通過64.2秒-後半1000m59.2秒の上がり勝負で、4角3番手から直線粘れずに12着に大敗。さすがにG1戦では歯が立たなかったが、あれが良い経験になっただろう。陣営は、春天に出走させたい意向で、ここで賞金加算を目論んでいる。自己条件を使わずに強気の重賞挑戦だが、それなりの手応えがあるのだろうが、戦績面からもタイム面からも強調はできない。

ウインテンダネス  評価:-67.5点
戦績ランク17位 スピードランク16位
戦績のトータルは「-6」で、出走登録馬中17位とまったく走れていない。
相性の良いコースで【1 0 0 7】とまったく走れておらず、明らかに京都芝2400mには向いていない。目黒記念(東京芝2500m)をレースタイム差-1.9で制しているものの、このメンバーに入るとスピードランク16位と時計面でも物足りない。また、驚異のレコード決着となったジャパンC(東京芝2400m)で最後まで走り切った疲れも心配。とはいえ、G2勝ちがあるのにハンデが56キロに収まったのは、他馬に比べて有利と言える。

グローリーヴェイズ  評価:58.5点
戦績ランク8位 スピードランク4位
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中8位と可もなく不可もなし。
戦績項目にプラスはないものの、相性の良いコースではきさらぎ賞(京都芝1800m)2着に、菊花賞(京都芝3000m)5着と崩れていないのは評価できる。また、菊花賞からの直行ローテーションにも好感が持てる。前々走の佐渡S(新潟芝2000m)をレースタイム差-2.0で勝っているように、時計勝負になった方が良いタイプなので、本質的には京都芝2400mに向いている。問題は、先週の京都芝のコンディション。当日の時計がかかっているようだと、一枚割り引き。

シュペルミエール  評価:36点
戦績ランク11位 スピードランク2位
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中11位とまったく走れていない。
相性の良いコースでは【1 1 1 1】と悪くはないが、相性の悪いコースで【1 1 1 0】と走ってしまっており、現段階では京都芝2400mが合っているとは思えない。ただ、スピードランク2位が示すように、このメンバーに入っても通用するスピードはある。10ヶ月の長期休養を経て、2着→1着とオープン再挑戦と、潜在能力は十分すぎる。ハンデ55キロなら、有利枠さえ引ければ上位争いも可能。

ノーブルマーズ  評価:27点
戦績ランク3位 スピードランク8位
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中3位とかなりの安定感。
相性の良いコースで【1 2 3 4】と悪くはないが、それほど強調できるわけでもない。とはいえ、このメンバーに入れば戦績ランク3位と胸を張っていい。また、ここまでかなりのキャリアを重ねていながら、相性の悪いコースで走ったことがないというレアケースで、デビュー当時からこのレースを狙っていたんじゃないかと思えるようなローテーションである(そんなわけないが)。先週のような時計のかかる馬場なら、なおさらアドバンテージになる。

ミライヘノツバサ  評価:-36点
戦績ランク13位 スピードランク15位
戦績のトータルは「-2」で、出走登録馬中13位とまったく走れていない。
相性の良いコースでは【0 1 0 1】とレース数が少なく、相性の悪いコースで【1 1 1 1】と好走歴が多いため、戦績面では弱材料。また、レースタイム差-0.2の日経賞(中山芝2500m)で2着に来ているように、どちらかというと時計がかかった方が良いタイプで、時計が速くなる京都芝2400mは本質的に向いていない。18か月の長期休養後は10着、6着と結果は出ていないが、通用する力は持っている。

ムイトオブリガード  評価:94.5点
戦績ランク1位 スピードランク1位
戦績のトータルは「+5」で、出走登録馬中1位とかなりの安定感。
相性の良いコースのトータル成績は【4 1 0 0】の安定感で、今回のメンバーに入ると頭ひとつ抜けている。前走のアルゼンチン共和国杯(東京芝2500m)でも32.5秒という上がりで差し切っているように、スローの瞬発力勝負で真価を発揮するタイプなので、それほどペースが速くならない今の京都芝2400mは合っている。ただ、スピードランク1位なので、先週のような時計がかかる馬場だと、切れ味がそがれる可能性はある。

メイショウテッコン  評価:22.5点
戦績ランク7位 スピードランク9位
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中7位と可もなく不可もなし。
前走の菊花賞(京都芝3000m)で惨敗を喫したため戦績項目に加点はないが、相性の良いコースでは梅花賞(京都芝2400m)と白百合S(京都芝1800m)を勝っている。梅花賞ではエタリオウ、サトノワルキューレに先着しており、前走からの距離短縮はアドバンテージになる。スピードランク9位と時計勝負になると若干遅れを取りそうなので、当日のタイムには注意したい。

ルックトゥワイス  評価:90点
戦績ランク2位 スピードランク3位
戦績のトータルは「+4」で、出走登録馬中2位とかなり安定している。
相性の良いコースでは【2 2 0 0】の安定感で、ムイトオブリガードには及ばないものの、今回のメンバーでは胸を張れる好成績。初オープン挑戦で、オープン勝ちのあるマサハヤドリームや、準オープンを2勝しているシュペルミエールと同斤の55キロは見込まれた感じもするが、そこはコース得意の岩田騎手が騎乗予定なので、相殺できるはず。

有馬記念の注目馬はガンコ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、アイトーンと、ムイトオブリガードルックトゥワイスの3頭。
ムイトオブリガードルックトゥワイスはすでに紹介しており、アイトーンは騎乗予定の国分恭騎手がワーストランク。

ここで取り上げるのは、ガンコ
スピードランク14位と時計は足りないが、先週の京都芝はかなり時計がかかっていたので、ガンコ向きのコンディションとなりそう。

相性の良いコースのトータル成績は【2 0 1 1】で、日経賞(中山芝2500m)勝ちの実績は、このメンバーに入れば胸を張れる。
掲示板を外したのは、前走のジャパンC(東京芝2400m)12着の一度だけ。そのジャパンCは、超高速決着となってガンコには厳しいレースとなったが、ある程度時計がかかれば、まだまだやれる。


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