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レーヌミノルの2冠は難しそう・注目馬はブラックスビーチ【オークスの分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
今週はオークスです。
レーヌミノルの2冠がかかっていますが、伏兵の桜花賞馬(5番人気以下)が2冠馬に輝いたことは今まで一度もありません。
これまで、チアズグレイス(2000年)とファイトガリバー(1996年)が2着、レジネッタ(2008年)とワンダーパヒューム(1995年)が3着に来ていますが、連勝した馬はまだいません。

東京芝2400mの傾向

有利枠4枠・6枠・7枠・8枠
不利枠1枠・2枠・5枠
脚  質差し・追込
騎  手3割超えルメール騎手
人  気ルメール騎手・田辺騎手
人気薄蛯名正騎手

 

予想優先順位
1位 騎手2位 タイム3位 展開4位 戦績5位 コース特性

東京芝2400mは、時計が速くなるコースで、良馬場なら高速決着が予想される。

差し・追込馬に有利なコースで、とくに逃げ切りは至難の業。

有利枠は4枠、6枠、7枠、8枠で、不利枠は1枠、2枠、5枠

連対率3割を超える騎手はルメール騎手(ソウルスターリング騎乗予定)。
人気で安定しているのはルメール騎手(ソウルスターリング騎乗予定)と、田辺騎手(ハローユニコーン騎乗予定)。
人気薄なら蛯名正騎手(マナローラ騎乗予定)。

オークスで人気、話題になりそうな馬

アドマイヤミヤビ  評価:C
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中11位とまったく走れていない。
アドマイヤミヤビは、前走の桜花賞(阪神芝1600m)で2番人気を大きく裏切る12着に大敗。時計勝負に強いタイプなので、敗因は時計がかかった馬場だろう。また、ここまでスローのヨーイドンで結果を出してきただけに、初めて経験するハイペースも厳しかったか。ただ、そのハイペースを経験できたことが糧になるはずで、ここも時計が速くなれば上位を賑わす可能性はある。

ソウルスターリング  評価:C
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中11位とまったく走れていない。
ソウルスターリングは、とにかく時計勝負にならないとダメなタイプで、時計がかかった桜花賞(阪神芝1600m)では人気を裏切る3着だった。そのため、今回も時計がかかると同じ轍を踏む可能性は残されており、当日の時計には注意が必要。それでも、苦手の馬場でコンマ1秒差なら上々の結果とも言えるので、距離さえこなせば連対圏なら十分。アイビーS((東京芝1800m)ではスローの瞬発力勝負を制しており、阪神JF(阪神芝1600m)では流れるペースを地力で制すなど、ペースは不問。

ハローユニコーン  評価:B
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中1位とかなりのアドバンテージ。
ハローユニコーンは、相性の良いコースで【2 1 0 0】とパーフェクト連対。また、相性の悪いデビュー戦(函館芝1800m)で4着に負けているのも好材料。前走の忘れな草賞(阪神芝2000m)は、1000m通過62.7秒の超スローペースだったが、京都芝1800mの未勝利戦をハイペースで勝っており、経験値では負けていない。しかし、スピードランク13位なので、高速決着にどこまで対応できるかが鍵になる。騎乗予定の田辺騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引ければ相殺可能。

フローレスマジック  評価:C
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中11位とまったく走れていない。
フローレスマジックは、スピードランク9位と上位には一歩及ばないが、レースタイム差-1.3のクイーンC(東京芝1600m)で3着に来ているように、高速決着をこなせないわけではない。また、前走のフローラS(東京芝2000m)がレースタイム差+0.5で最後のひと伸びを欠いたように、時計がかかるよりは速い方が良さそう。騎乗予定の戸崎騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引ければ連対圏。

ホウオウパヒューム  評価:C
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中11位とまったく走れていない。
ホウオウパヒュームは、とにかく時計が速くないとダメなタイプで、レースタイム差+0.5のフローラS(東京芝2000m)は8着に大敗しており、時計が速くなる東京芝2400mに舞台が替わるのは好材料。しかし、フローラSを大敗してオークスで巻き返したのは、1989年のライトカラーまで遡らなければならない。今年のフローラSは1000m通過61.5秒のスローペースでもあり、レースレベルは決して高くなかったので、同馬の巻き返しはかなり厳しいと言わざるを得ない。

モズカッチャン  評価:C
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中21位とまったく走れていない。
モズカッチャンは、相性の良いコースで【0 0 1 1】と走れていない。その内訳も、デビュー戦(阪神芝1800m)と、2戦目の未勝利戦(京都芝1800m)だから、戦績面では物足りない。また、相性の悪いコースで【1 0 0 0】と勝ってしまっており、こちらでもマイナス材料。時計勝負に強いタイプで、時計面では向いているが、騎乗予定の和田竜騎手がランク外なので、有利枠を引けても好走は難しそうだ。

ヤマカツグレース  評価:B
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中4位とかなりのアドバンテージ。
ヤマカツグレースは、相性の良いコースで走ったのは前々走の君子蘭賞(阪神芝1800m)だけで、コンマ2秒差の2着だった。これだけでは強調できないが、今回のメンバーは戦績項目のレベルが低いので、これでも及第点を与えられる。前走のフローラS(東京芝2000m)がレースタイム差+0.5で2着だったように、時計がかかって良いタイプなので、今週もひと雨きてほしいところ。

リスグラシュー  評価:B
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中4位とかなりのアドバンテージ。
リスグラシューは、相性の良いコースで1回しか走ったことがないが、未勝利(阪神芝1800m)1着なら、今回のメンバーなら及第点。1000m通過58.3秒の超ハイペースだった桜花賞(阪神芝1600m)で、4番手追走から35.3秒のラストで2着と地力は一枚も二枚も上。ただ、その桜花賞がレースタイム差+-0だったように、時計が速くなったときに地力でカバーできるからがカギになる。それでも、桜花賞のときはスピードランク12位だったが、今回は現段階で9位だから、克服の可能性はある。騎乗予定の武豊騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引けば本命級。

レーヌミノル  評価:C
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中11位とまったく走れていない。
レーヌミノルは、現段階でスピードランク7位と上位陣に一歩届かないが、小倉2歳S(小倉芝1200m)をレースタイム差-0.7で勝っているように、高速決着に対応できないわけではない。その小倉2歳Sが6馬身差の圧勝で、かなりのスピードタイプなので、今回は距離をこなせるかどうかにかかっている。また、5番人気以下で桜花賞を勝って、さらにオークスまで制した馬は過去におらず、ジンクスの打破も必要になってくる。とはいえ、レースレベルが高かった桜花賞を制しており、地力は上。

 

オークスの注目馬はブラックスビーチ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、ブラックスビーチだけ。

ブラックスビーチは、デビューしてからすべて相性の良いコースで走っており、まさにオークスを目指してきたかのような臨戦過程であり、その成績も【2 2 0 1】と安定感抜群。

また、前走のスイートピーS(東京芝1800m)をレースタイム差-0.6で勝っているように、時計勝負に対応できるスピードも持ち合わせている。

問題は、一線級との対戦が今回初めてということ。
時計や戦績面からは十分に太刀打ちできると思えるが、さすがにG1ともなると地力も必要になってくる。
それでも騎乗予定の北村宏騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引ければ本命クラス。

 
 

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