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ソウルスターリングの唯一の弱点【阪神JFの分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
2歳戦は苦手ですが、せっかくのG1なんで、できる限りの分析をしてみます。

阪神芝160mの傾向

有利枠1枠・2枠・4枠・6枠
不利枠3枠・7枠・8枠
脚  質差し・追込
騎  手3割超えルメール騎手
人  気池添騎手
人気薄四位騎手・松田騎手

 

予想優先順位
1位 展開2位 タイム3位 コース特性4位 戦績5位 騎手

阪神芝1600mは、時計がかかるコースで、本質的には時計勝負への対応力は必要ないが、2歳戦では時計勝負への対応力が完成度につながるため、時計への対応力は必須になる。

差し・追込馬に有利なコースで、先行勢には苦しい。

有利枠は1枠、2枠、4枠、6枠で、不利枠は3枠、7枠、8枠

連対率3割を超えるのはルメール騎手(ソウルスターリング騎乗予定)。
人気で安定しているのは池添騎手(サトノアリシア騎乗予定)。
人気薄なら四位騎手(ジャストザマリン騎乗予定)か、松田騎手(スズカゼ騎乗予定)

阪神JFで人気、話題になりそうな馬

アリンナ  評価:B
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中7位と可もなく不可もなし。
アリンナは、前々走の未勝利(京都芝1200m)をレースタイム差-1.3で勝ち上がり、前走の秋明菊賞(京都芝1400m)をレースタイム差-1.0で2連勝を決めた。未勝利がスローペースで逃げ切り2着に3馬身半差、秋明菊賞がミドルペースでの逃げ切りで、2着に1+3/4馬身差だから、力はある。ただ、前走の秋明菊賞のラスト1Fで12.2秒を要しており、1600mへの距離延長がプラスとは言えず、騎乗予定の田辺騎手もワーストランク入り。スプリント性能は認めても、ここでは有利枠を引いたときの連下級。

ヴゼットジョリー  評価:C
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中14位とまったく走れていない。
ヴゼットジョリーは、前々走の新馬戦(中京芝1400m)をレースタイム差-2.0で勝ち上がり、前走の新潟2歳S(新潟芝1600m)がレースタイム差-0.1で重賞初制覇。その新潟2歳Sは、600m通過36.0秒-800m通過48.5秒のスローペースで、上がり33.2秒。見た目は派手だが、新潟マイルは上がりが速くなりやすいので、簡単には鵜呑みにできない。それでも、阪神マイルはスローの瞬発力勝負になりがちなので、スローのヨーイドンで連勝してきた事実はアドバンテージになるだろう。

サトノアリシア  評価:C
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中14位とまったく走れていない。
サトノアリシアは、勝った未勝利戦(函館芝1800m)のレースタイム差が-1.3で、連勝を決めたコスモス賞(札幌芝1800m)のレースタイム差が-0.9。どちらもレースタイム差は速いが、どちらのコースもそもそも時計がかかるコースなので、時計が速くなりすぎると厳しくなりそう。ただ、阪神マイルもそれほど時計が速くならないので、タイム面でのマイナスはなさそう。ただ、レースタイム差+0.5だった前走のアルテミスS(東京芝1600m)で1秒差5着だったこともあり、オープンではさらなる成長が必要で、ここが試金石となる。

シグルーン  評価:B
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中2位とかなりのアドバンテージ。
シグルーンは、レースタイム差+1.8とかなり時計がかかったデビュー戦(阪神芝1600m)を快勝後、レースタイム差+0.5のアルテミスS(東京芝1600m)で3着に好走しているように、現状では時計がかかった方が良い。先週の阪神の芝コースは時計がかかっていたので、今週もそこまでの回復は見込めず、その点はアドバンテージなるだろう。ただ、前走も前々走もスローペースしか経験しておらず、ペースが上がって同じような競馬ができるかとなると、まだ半信半疑。

ジューヌエコール  評価:C
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中14位とまったく走れていない。
ジューヌエコールは、無傷の3連勝でデイリー杯2歳S(京都芝1600m)を制し、今回も人気になるのは間違いない。新馬戦(中京芝1400m)がレースタイム差-1.6、ききょうS(阪神芝1400m)がレースタイム差+0.4、デイリー杯2歳Sがレースタイム差-1.0。時計が遅くても速くても結果を出してきた柔軟性は、この時期の2歳戦ではかなりのアドバンテージとなるはず。デイリー杯2歳Sでは、800m通過48.4秒のスローペースを、3番手追走から33.6秒の末脚でまとめて、牡馬陣を一蹴したが、序盤で行きたがっており、バルザローナ騎手への乗り替わりは不安材料。

ソウルスターリング  評価:A
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中2位とかなりのアドバンテージ。
ソウルスターリングは、2連勝でここに駒を進めてきたフランケル産駒の素質馬で、1番人気の可能性が高い。デビュー戦(札幌芝1800m)のレースタイム差は-0.4、アイビーS(東京芝1800m)のレースタイム差は+0.4。どちらも時計がかかったレースで、高速決着に対応できるかとなると未知数としか言えない。また、1800mで2連勝してマイル戦という臨戦過程で好走したのは、過去25年でトールポピー(2007年優勝)だけ。ただ、トールポピーの場合は前走の黄菊賞(京都芝1800m)でハイペースを経験していた。ソウルスターリングはこれまでの2戦がともにスローペースなだけに、人気ほどの信頼性はない。

ディーパワンサ  評価:C
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中7位と可もなく不可もなし。
ディーパワンサは、レースタイム差-2.1のデビュー戦(中京芝1400m)勝ち→レースタイム差-1.9の中京2歳S(中京芝1600m)を連勝し、休み明けのデイリー杯2歳S(京都芝1600m)がレースタイム差-1.0で4着。重賞の時計にも即対応し、コンマ1秒差だから、時計勝負になればなるほど有利になる。デイリー杯2歳Sのジューヌエコールとの差は位置取りの差だったと言え、同じ轍は踏むまい。ただ、2戦連続騎乗のルメール騎手からの乗り替わりは不安材料となりそう。

リスグラシュー  評価:C
戦績のトータルは「-2」で、出走登録馬中18位とまったく走れていない。
リスグラシューは、レースタイム差-2.8という高速決着となった未勝利戦(阪神芝1800m)を勝ち上がり、続くアルテミスS(東京芝1600m)がレースタイム差+0.5での勝利と、時計面の対応力は今回の出走馬の中では随一。速くなっても遅くなっても大丈夫というのは、2歳戦では大きなアドバンテージとなる。前々走の未勝利がとくに素晴らしく、差し馬が圧倒的に有利な阪神芝1800mで、残り300mほどから先頭に立って後続を突き放した脚は見事と言う他ない。騎乗予定の戸崎騎手がランク外なので、有利枠はぜひとも欲しい。

レーヌミノル  評価:B
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中7位と可もなく不可もなし。
レーヌミノルは、小倉2歳S(小倉芝1200m)の6馬身差圧勝がとにかく高評価で、完成度とスピードの絶対値は他馬の追随を許さない。だからこそ、マイルへの距離延長がどう出るか。しかし、小倉2歳Sを600m通過33.3秒-800m通過44.7秒のハイペースで逃げ切った後で、前走の京王杯2歳S(東京芝1400m)を600m通過35.7秒-800m通過47.7秒のスローペースでもきっちり折り合えており、距離延長も杞憂に終わるかもしれない。騎乗予定の蛯名正騎手がコースを得意にしているのもアドバンテージで、有利枠を引ければ本命級。

阪神JFの注目馬はショーウェイ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、ショーウェイと、ソウルスターリングの2頭だけ。
ここでは、人気のなさそうなショーウェイを取り上げる。

ショーウェイの前走ファンタジーS(京都芝1400m)は、600m通過35.5秒-800m通過47.3秒のスローペースを逃げ粘っての2着で、レースタイム差は-1.2。
前々走のききょうS(阪神芝1400m)のレースタイム差が+0.4で8着だから、時計が速くなればなるほど有利。

また、デビュー戦(小倉芝1200m)と、未勝利戦(小倉芝1200m)でハイペースを経験しているのも他馬にない強みと言える。

ただ、騎乗予定の松若騎手がワーストランク入りなので、好走には有利枠が絶対条件になる。

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