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先週のタイム分析と、次走の狙い馬【ニザエモン】

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各開催場の馬場差

1月10日(土)
中山 芝 -0.1 
中山ダート+0.7 
京都 芝 -1.2 
京都ダート-0.7 
1月11日(日)
中山 芝 -1.0 
中山ダート+0.6 
京都 芝 +0.8 
京都ダート-0.2 
1月12日(月)
中山 芝 +0.3 
中山ダート+1.0 
京都 芝 -0.6 
京都ダート+0.5 

※全Rタイム差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山競馬は、芝は3日間とも時計がかかっており、ダートは日曜日が速くて、月曜日は遅くなった。
京都競馬の芝は、日曜日だけ遅くて、土曜日と月曜日は速かった。ダートは、土・日が速くて月曜日だけ遅かった。

日曜日に行われたシンザン記念(G3)は、タイム差+0.3秒で、タイム的にはそれほど評価できないが、一気に時計を詰めて勝ったグアンチャーレは、今後の展望は明るい。
月曜日のフェアリーS(G3)は、11番人気のノットフォーマルがまさかの逃げ切りだったが、そのタイム差は+0.7秒と平凡以下。全Rタイム差が+0.3秒で全体的に時計がかかったとはいえ、ハッキリ言って500万下レベルの時計である。さらに言えば、前半800mが48.1秒のスローペースで、総崩れだった先行勢は体たらくすぎた。とくに、4番人気で12着に負けたオーミアリスは今後も厳しい戦いが続きそう。

土曜日の特別レースには、中山・京都ともに見るべきレースはなかった。ただ、中山第1R未勝利戦(ダート1200m)は出色の時計となった。全Rタイム差が+0.7秒の中で、勝ったトゥルームーンは基準より0.8秒速かった。有利枠を利しての逃げ切りで、後半に時計を要したものの、1馬身以上差をつけて押し切ったのはお見事だった。トゥルームーンは、昇級しても通用するだろう。
ここで、逆にまったくダメだったレースを紹介しておこう。それは、中山メインの招福S(ダ1800m)である。勝ったストロングサウザーの勝ちタイムは、なんと+1.7秒。準オープンとしては、いかにも物足りない。不利枠を克服できたのは評価できるが、それだけ。ストロングサウザーはオープンでは荷が重そうだし、今回の出走メンバーは今後も苦戦が続きそう。

日曜日のレースで取り上げたいのは、まず中山第9R黒竹賞(ダ1800m)である。基準よりコンマ7秒速かったアンヴァリッドは優秀。スタートひと息で後方からとなったが、3角過ぎからまくって上がり37.7秒でまとめた脚力は見事で、ダートなら世代屈指。次走も人気になるだろうが、ダートなら注目。
京都では第9R許波多特別(芝2200m)。勝ったエーシンハクリューのタイムは、基準より0.7秒速かった。全Rタイム差は+0.8秒だから、エーシンハクリューの時計は相当に速い。さらに不利枠を克服してのものだから、その価値はかなり高いといえる。ラストの6Fが11.3-11.2-10.9では、後続の出番はなかった。

月曜日は、京都第5R未勝利戦(芝2200m)を取り上げたい。1000m通過60.1秒のハイペースで、4角9番手からショウボートが35.4秒の上がりで3馬身差の圧勝。2着~8着までがアタマ、ハナ、クビ差の大接戦だっただけに、勝ったショウボートがよけいに際立った。有利枠に展開利の恩恵があったとはいえ、全Rタイム差+0.5秒の中で、タイム差-1.4秒は優秀。

次走の狙い馬
月曜 京都11R 淀短距離S(OP特別)7着ニザエモン

ニザエモンは本質的に時計の速い馬場に向くタイプで、タイム差+0.4秒の勝ちタイム1.08.5では、ニザエモンの本領は発揮されない。それでいてコンマ5秒差なら、オープンでのメドは立ったといえる。次走、時計の速い馬場に出走してくれば、積極的に狙ってみたい。

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