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強さ別格! サトノダイヤモンド圧巻の勝利【きさらぎ賞の回顧】

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こんにちわ、ウキョーです。
昨日が忙しくて、こんな時間の更新になりました。

それにしても、きさらぎ賞のサトノダイヤモンドは強かったですねー。
皐月賞に直行するのか、どこか挟むのかわかりませんが、クラシックの有力馬に間違いないですね。

各開催場の馬場差

2月6日(土)
東京 芝 -1.3 
東京ダート+-0 
京都 芝 -0.2 
京都ダート+-0 

各開催場の馬場差

2月7日(日)
東京 芝 -0.3 
東京ダート-0.1 
京都 芝 -0.6 
京都ダート+0.4 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

 
東京は、土曜の芝が格段に速いが、それ以外はほぼ基準タイムどおり。
京都は、土日ともに芝は速かったが、ダートは時計がかかっている。

強さ別格! サトノダイヤモンド圧巻の勝利/きさらぎ賞

×サトノダイヤモンドが、圧巻の3連勝を飾ったきさらぎ賞から振り返ってみる。
馬場差-0.6で、レースタイム差が-0.8

時計が速い馬場だったこともあり、きさらぎ賞のタイムはレースレコードをマーク。馬場を差し引いても、このタイムは評価できる。

さらに、2着○レプランシュにコンマ6秒差だから、他馬とは完成度が違った。
この時期の3歳重賞で、2着にコンマ6秒差をつけるというのは、並大抵のレベルではない。それこそ、ナリタブライアン(94年共同通信杯コンマ7秒差)、スペシャルウィーク(98年きさらぎ賞コンマ6秒差)、テイエムオペラオー(99年毎日杯コンマ7秒差)といった名馬が辿った道である。

もちろん完成度の差があったのは確かだが、それにしても×サトノダイヤモンドの強さは別格である。
クラシック戦線でも、十分に主役をはれるだけの力量である。

2番人気◎ロイカバードは、完全に×サトノダイヤモンドをマークするレースで、満を持して追い出すも、最後は脚が止まってしまった。
序盤に引っ掛かっていたことも原因だが、距離が長いのかもしれない。むしろ、1200mのレースを見てみたい。

さて、×サトノダイヤモンドと2着以下の馬との差は、現状では覆しようがないほど絶望的である。
×サトノダイヤモンドは、果たしてこれが完成形なのか、それとも、まだまだ先があるのか。これ以上の伸びシロがあるとしたら、本物の怪物である。



 

まさかの奇襲でスマートレイアーの作戦勝ち/東京新聞杯

次は、日曜の東京で行われた東京新聞杯を振り返る。
馬場差-0.3で、レースタイム差が+1.3
時計が出る馬場で、レースタイム差+1.3は、いくらなんでも遅すぎる。

この日の東京芝レースで、レースタイム差がプラスになったのは、東京新聞杯と第5Rの新馬戦の2つだけだった。その新馬戦ですら、レースタイム差+0.3で踏みとどまっているのだから、東京新聞杯のタイムの遅さは尋常ではない。

レースは、スマートレイアーが意表を突く逃げで、半マイル通過48.4秒の超スローペース。
このペースを33.5秒で上がられたら、他馬の出る幕はない。
2着×エキストラエンドが3番手追走、3着◎マイネルアウラートが2番手追走で流れこみ、後方の馬たちは、4着○ダノンプラチナ以外は、レースに参加すらしていない。

勝ったスマートレイアーは、時計がかかる馬場に向くタイプで、まさに作戦勝ち。
時計勝負でこその○ダノンプラチナは、33.0秒の脚で追い上げるも、4着が一杯。コンマ5秒差なら、かなり頑張っている。

1番人気ダッシングブレイズは、浜中騎手が強引に内に進路を取ろうとしたところ、ラチにぶつかって落馬、競走を中止した。
浜中騎手の騎乗は誉められたものではないが(過怠金5万円)、今週の東京芝はイン有利が顕著だったので、勝つために内を突く作戦は間違っていない。

▲タガノブルグは、時計が速い方が良いタイプで、この時計では遅すぎて真価は発揮できない。ようやく良馬場でレースができたと思ったら、この時計。ここまで運がないと、気の毒にすら思えてくる。

この時計なら結果がほしかったのが、アルマワイオリと、×トーセンスターダムである。
×トーセンスターダムは出遅れが響いたもので酌量の余地はあるが、アルマワイオリは今後も厳しいレースが続きそう。
 
 

3歳戦の注目馬はショパン/未勝利戦(京都芝1600m)

土曜の京都第6Rに行われた未勝利戦(芝1600m)の時計が速かった。

勝ったショパンの勝ちタイムは1.35.2。馬場差-0.2で、レースタイム差-1.4だから、この時計は評価できる。
土曜の京都マイルは3鞍行われたが、ティーエスネオが勝った木津川特別(1000万下)のレースタイム差が-0.1で、レッドアヴァンセが勝ったエルフィンS(3歳OP)のレースタイム差が+1.1だったから、ショパンのレースタイム差-1.4はかなり速いといえる。

レースは800m通過47.6秒で、未勝利戦としては平均やや速めのペースで、ショパンは4角5番手から抜け出した。
ラスト3Fが35.0秒で、ラップ面で評価できないが、それでもこの時計で走れたのは評価していいだろう。
オープンで即通用するかといわれれば厳しいかもしれないが、500万クラスなら十分足りる。そこで経験を積めば、今回やや速かったペースを勝ち切った経験も生きてくるはず。

 
これら以外で注目したいのが、土曜・京都第3R 未勝利戦(ダ1400m)である。

馬場差+-0で、レースタイム差-0.6
勝ったレッドヴェルサスの勝ちタイムは、1.25.5。
この日の京都ダートレースは、前半の時計が速かったため、この記録を鵜呑みにはできないが、それでも未勝利戦でこの時計なら及第点以上。

レースは、アテンフェスタが800m通過47.6秒のハイペースで、レッドヴェルサスは2番手から抜け出して快勝。
レッドヴェルサスはダート転向2戦目、通算9戦目での初勝利と時間はかかったが、時計が出るコースなら昇級しても大丈夫(もちろんダート限定で)。

逃げたアテンフェスタが2着に粘っているが、3着馬には4馬身差、4着馬はさらにそこから6馬身離されており、上位2頭はかなり強い競馬をしている。
さすがに最後の1Fは13.0秒とかかったが、未勝利戦でこのハイペースを経験したことは大きな財産となるはず。

ちなみに、2着アテンフェスタは次走確勝級。
 
 

次走の注目馬・ノボバカラ

土曜 東京第11R 白嶺S(1600万下)・ダ1600m3着ノボバカラ

白嶺Sは、半マイル通過46.8秒、1000m通過58.8秒という超ハイペース。ダートでこれだけのラップを刻んだら、逃げ馬は潰れて当たり前。

ノボバカラは、△クライスマイルと雁行状態で超ハイペースを作り上げ、残り200mで△クライスマイルを振りきったが、さすがにそこで脚が止まってしまった。

しかし、1400m通過のタイムが1.23.1である。ここをゴールと間違えたんじゃないかという時計である。
それでもコンマ2秒差の3着なのだから、恐るべしである。
さらに、戦績項目がマイナスだったように、本質的に東京ダ1600mには向いていないにも関わらず、このパフォーマンス。次走、コースが替われば確勝だろう。

同じ理由で、△クライスマイルも次走に注目したい。10着だったが、着差はコンマ7秒。
△クライスマイルは時計勝負でこそのタイプなので、白嶺Sのレースタイム差-0.1では遅すぎで、ノボバカラとの差は、時計の差だろう。
時計が速い馬場に替われば、改めて見直しが必要である。
 

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