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メジャーエンブレムはもう桜花賞確定でいいでしょ/クイーンC

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こんばんわ、ウキョーです。
クイーンSのメジャーエンブレムはすごかったですね。
あれだけ強いと、皐月賞でも勝負になるんじゃないかと思ってしまいます。
ホント、楽しみな1頭です。

各開催場の馬場差

2月13日(土)
東京 芝 -1.7 
東京ダート+0.3 
京都 芝 +0.2 
京都ダート+0.2 
小倉 芝 -1.0 
小倉ダート-1.0 

各開催場の馬場差

2月14日(日)
東京 芝 +0.4 
東京ダート-1.2 
京都 芝 +3.7 
京都ダート-0.8 
小倉 芝 +3.7 
小倉ダート-0.8 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

 
東京は、土曜の芝が格段に速かったが、日曜は雨の影響で時計がかかっている。ダートも、雨の影響で日曜の時計がかなり速い。

京都は、東京以上に雨の影響が色濃く、日曜の時計が相当かかっている。日曜はダートも速く、ここまでくるとタイム云々ではなく、馬場の巧拙の差になる。

小倉は開幕週だったこともあり、雨が降っても土日ともに芝の時計は速かった。

サトノクラウンは現役屈指の重の鬼/京都記念

今週は重賞が3鞍行われたが、まずは日曜の京都で行われた京都記念から振り返ってみる。
馬場差+3.7で、レースタイム差が+4.9

雨の影響で時計がかかる馬場だったことこを差し引いても、レースタイム差+4.9は遅すぎる。
いくら雨が降ったとしても、レースタイム差で+4.5を超えるレースなんて、年間にも数レースである。それが重賞で記録されるなんて、正直、記憶にない。

勝ったサトノクラウンは、1000m通過63.6秒のスローペースを、4角早め先頭から抜け出した。
最後の1Fで12.5秒もかかっており、最後は脚が止まっていたが、後方勢もまったく伸びなかった。

今回の京都記念に関しては、これ以上、コメントのしようがない。
ここまで雨の影響が濃くなると、重の巧拙の差で勝負が決まってしまう。
今回の京都記念は、出走全馬ノーカウントでいいだろう。

 

メジャーエンブレムはもう桜花賞確定でいいでしょ/クイーンC

次は、土曜の日曜の東京で行われたクイーンCを振り返る。
馬場差-1.7で、レースタイム差が-2.2
時計が出る馬場だったとはいえ、この時期の3歳牝馬でレースタイム差-2.2は出色と言っていい。

◎メジャーエンブレムは、半マイル通過46.1秒、1000m通過57.8秒という、この時期の3歳牝馬戦とは思えないハイペース。このペースで走って、さらに1200m通過あたりからギアを上げると、11.2-11.6-11.9でまとめて後続に5馬身差の圧勝。
逃げ馬にこのラップを刻まれてしまったら、他馬に出る幕はない。
ていうか、古馬戦でもなかなかお目にかかれない。

逃げ馬の見本みたいなレースで、鞍上ルメール騎手の手腕も見事だったが、それにきっちり応えた◎メジャーエンブレムは、ケタ違いに強かった。

時計勝負に強い馬が、自らレースを作っての圧勝劇だから、完成度が高い。スローペースばかりの古馬戦で、人気馬が脚を余してばかりのレースにうんざりしていただけに、◎メジャーエンブレムの存在感は大きい。

阪神JF、クイーンCとタフなレースを続けているので、このまま桜花賞に直行してほしい。
ただの早熟馬でなければ、桜花賞は確定でいいんじゃないか。
それくらい強かったと思う。

大きく離された2着以降の馬たちは、相当の成長力がないと桜花賞までに◎メジャーエンブレムを逆転するのは難しい。

それでも次走に注目したい1頭を挙げるなら、4着同着のラブリーアモンである。

ラブリーアモンは、時計がかかった方が良いタイプだったのが、この時計に対応して、2着×フロンテアクイーンにコンマ3秒差だから、オープンでのめどは立った。
まだ行き脚がつかず後方からの競馬を強いられるが、もう一列前で競馬ができるようになれば、重賞でも足りる。



ディーマジェスティもハイレベルな勝利/共同通信杯

日曜の東京で行われた共同通信杯は、馬場差+0.4で、レースタイム差-0.2のハイレベルな一戦となった。

勝った×ディーマジェスティの勝ちタイムは1.47.4。
この日の東京芝レースで、レースタイム差マイナスを計上したのは共同通信杯だけだった。
レースタイム差自体はそれほどでもないが、この時計は評価していい。

×ディーマジェスティは、4角7番手から最内を突くが、直線半ばで外に持ち出すと34.9秒の末脚で、イモータルを差し切った。

レースは1000m通過60.0秒の平均ペース。逃げた×リスペクトアースがコンマ6秒差4着に粘っているので、それほど厳しいペースではなかったが、×ディーマジェスティの強みは操縦性にある。
進路を自由に変えられる操縦性は、強豪が相手になるようなレースで、その強みが生きてくるだろう。

9着に大敗した1番人気▲ハートレーは、この時計なら結果がほしかった。直線に入ってからは、まったく反応しておらず、緩い馬場が苦手なのだろう。

2番人気◎スマートオーディンは、スタート直後に引っ掛かり、そのまま先行する形で、まったく脚が溜まっていなかった。
前走の東スポ杯では、超スローペースでも折り合いがついていたので、ここでの引っ掛かり具合は気にかかる。
休み明けだとテンションが上がってしまうタイプなのかもしれない。

3番人気の△メートルダ―ルは、時計勝負に強い馬ばかりの中で、コンマ3秒差の3着は立派。これで、時計勝負にもある程度は対応できることがわかったので、クラシック戦線でもやっていける。
ただ、京成杯に続いて賞金を加算できなかったのは痛恨で、目標をダービーに切り替えた方がいいような気もする。
 
 

3歳戦の注目馬はスワーヴアーサー/未勝利戦(京都芝1800m)

土曜の京都第5Rに行われた未勝利戦(芝1800m)の時計が速かった。

勝ったスワーヴアーサーの勝ちタイムは1.48.7。
馬場差+0.2で、レースタイム差-0.5

1000m通過61.7秒のスローペースで、スワーヴアーサーは4角9番手から33.9秒の末脚で差し切り、2着ロードプレミアムにコンマ2秒差。
ラップ面では大したことないが、ラスト1Fが11.7秒と末脚が衰えておらず、今後も時計が速い馬場なら昇級しても通用するだろう。
ただ、重賞クラスの高速決着になると、まだ不安が残るので、どこかで1回ハイペースを経験しておきたいところ。
 
 

次走の注目馬・ランドマーキュリー

土曜 東京第10R 銀蹄S(1600万下)・ダ1400m10着ランドマーキュリー

銀蹄Sのレースタイム差+0.9では、ランドマーキュリーにとっては時計が遅すぎた。

時計が遅い方が良いタイプの×プラントハンターが2着に来ているように、東京ダ1400mは、もともと時計がかかるコースなので、そもそもランドマーキュリーには相性が悪いのだが、それでも遅い。
ランドマーキュリーは、800m通過48.7秒の平均ペースで、4角7番手からまったく抵抗できずに10着敗退。

時計が速くなるコースに替われば、当然、巻き返してくるはず。ただ、これはあくまでも現級での話。オープンになると、これくらいの時計差で抵抗できないと、好走はおぼつかない。
 

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