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高速決着になって予想は大ハズレ【大阪杯のタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
日曜日の阪神は時計がかかっていたので当たったなと思ったら、大阪杯だけ時計が速いという結果になってしまい、残念ながら予想は外れてしまいました。

各開催場の馬場差

4月1日(土)
中山 芝 +0.5 
中山ダート-1.2 
阪神 芝 +0.3 
阪神ダート-1.6 

各開催場の馬場差

4月2日(月)
中山 芝 +0.9 
中山ダート-1.2 
阪神 芝 +0.2 
阪神ダート-0.7 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

中山は、週末の雨の影響で、芝コンディションは結局回復せず、かなり時計がかかっており、ダートの時計は速くなった。

阪神も雨の影響が色濃く、土日ともに芝の時計が遅く、ダートの時計は速かった。

高速決着になって予想は大ハズレ/大阪杯

大阪杯は、◎キタサンブラックが貫録の勝利。

馬場差+0.2で、レースタイム差-0.7。

雨の影響で馬場が悪化し、日曜阪神の芝の時計はかなり遅かった。
にもかかわらず、大阪杯のレースタイム差は-0.7とかなりの高速決着となった。
土曜の馬場コンディションから、大阪杯も時計がかかるだろうと思った予想は、ものの見事に裏切られてしまった。
スピードランク1位のステファノスが抜けてしまった。

勝った◎キタサンブラックは、このメンバーなら順当勝ちといったところ。
マルターズアポジーの逃げは、1000m通過59.6秒の平均ペースも、もっとも遅いラップが初っパナの12.3秒だから、馬場差を考えるとかなり速い。
◎キタサンブラックは、このペースを4角2番手からラスト34.3秒で押し切っているのだから、今回のメンバーで何度やり直しても◎キタサンブラックの勝利は揺るがない。

2着ステファノスは、スピードランク1位が示すように、高速決着になったことが好走の要因。
時計勝負にさえなれば、今後もG1戦線で結果を残せるだろう。

2番人気○マカヒキは、スローの瞬発力勝負で真価を発揮するタイプなので、このペースでは掲示板が一杯。
得意の高速決着でもこの結果なのだから、やはりハイペースの地力勝負になると一歩足りない。
とはいえ、コンマ4秒差の4着まで差し込めているのは力の証とも言えなくはない。スローのヨーイドンなら、いずれ出番は回ってくる。

3番人気△サトノクラウンは、スピードランク10位だったように、時計勝負になると分が悪い。
今回の時計で走れないのは仕方ないところで、時計がかかるコースなら見直しは必要。


タイムを取るか上がりを取るか、それが問題だ/ダービー卿CT

土曜中山で行われたダービー卿CTは、ロジチャリスが重賞初制覇を飾った。

馬場差+0.5で、レースタイム差+1.2。

土曜中山の芝は時計がかかる馬場で、ダービー卿CTは800m通過48.2秒-1000m通過60.0秒のスローペースで、レースタイム差+1.2と時計が遅かった。

勝ったロジチャリスは、スピードランク2位で、本来ならこの時計では走れない。私も、それを見込んで無印にした。
ロジチャリスは上がりに限界があるので、高速決着のハイペースか、時計がかかるスローペースのどちらかが好走の条件となる。

今回もスローペースは予想されたので、上がりを重視すればロジチャリスも買えなくはない。
ただ、個人的には中山マイルは時計を重視した方が良いと思ったので、予想は大ハズレとなった。

◎ダンツプリウスは、この時計なら結果が欲しかった。
4角10番手からラスト34.1秒で、コンマ4秒差の6着だから、あと一歩が足りない。
今回はいつもよりかなり後方からの競馬で、陣営にどういった思惑があったのかわからないが、今回の結果を見る限り、もうちょっと前でレースをしないとどうにもならない。

このラップと時計では、安田記念の前哨戦としてはまったく参考にならない。
むしろ、馬場が合わずに9着に負けたガリバルディの巻き返しの方が怖い。

 

3歳戦の注目馬はナムラムート/未勝利(阪神ダ1200m)

先週の3歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の阪神第1Rに行われた未勝利戦(ダ1200m)である。

土曜阪神のダートはかなりの高速決着となったため、どのレースもレースタイム差は速かった。
とは言え、ナムラムートのレースタイム差-2.4は、掛け値なしに速い。

600m通過34.8秒のハイペースを2番手で追いかけ、ラスト36.2秒で2着馬に1+1/4馬身差で、3着馬はそこから4馬身。
この時計なら昇級しても大丈夫だし、オープンに入っても通用する。
ナムラムートは、前走のデビュー戦((中山ダ1200m)がレースタイム差-0.2で2着だから、高速決着にだけ対応できるわけではないので、昇級戦が楽しみだ。
 
 

次走の注目馬・ニシノラディアント

日曜 中山第11R 船橋市80周年記念・芝1200m 6着ニシノラディアント

週末の雨の影響で、日曜中山芝の馬場差は+0.9とかなり時計がかかっており、船橋市80周年記念のレースタイム差も+0.6とかなり遅くなっていた。
この時計では、時計が速いコースに向くスピードタイプでは厳しい。

勝った▲アルティマブラッドがスピードランク5位で、2着×レーヴムーンが同9位で、スピードタイプは壊滅状態だった。

その中で、スピードランク1位のニシノラディアントは、コンマ2秒差6着に踏みとどまった。
この内容なら、次走以降に時計が速いコースに替われば上位争い必至。
 

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