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レイデオロ昨年の二の舞にならないでほしい【ダービーのタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
ダービー楽しみにしてたんですが、つまらないレースでしたね。
あんなどスローのダービー、初めて見ましたよ。どうして、誰もペース上げないんだろう。勝つ気ないんですかね。

各開催場の馬場差

5月27日(土)
東京 芝 -0.3 
東京ダート-1.7 
京都 芝 -0.8 
京都ダート-0.5 

各開催場の馬場差

5月28日(日)
東京 芝 -1.4 
東京ダート-1.2 
京都 芝 -1.1 
京都ダート-0.3 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、金曜の雨の影響もなんのその、土日ともに芝のコンディションは良好のまま。ダートは脚抜きが良くなって時計が速くなっている。

京都も時計が速く、とくに日曜の芝はかなりの高速決着となっていた。

レイデオロ昨年の二の舞にならないでほしい/ダービー

ダービーは、▲レイデオロが皐月賞5着から巻き返して、見事に同世代の頂点に立った。

馬場差-1.4で、レースタイム差+0.1。

日曜の東京芝はかなり時計が出る馬場だったが、ダービーのレースタイム差は+0.1まで。
この日行われた芝レースは6鞍あったが、レースタイム差がプラスになったのはダービーだけで、時計面ではまったく評価できない。

レースは、マイスタイルが1000m通過63.2秒の超スローペース。
このペースを、1000mあたりから▲レイデオロが一気にまくってペースが上がるかと思いきや、そこから12.5秒-12.1秒-12.6秒-12.7秒と緩いまま。
◎ペルシアンナイトだけが同調したが、他馬は動かなかった。

結局、ここで動いた▲レイデオロがラスト33.8秒で上がってしまっては、他馬は手も足も出ない。
鞍上ルメール騎手の好騎乗で、当コースの騎手ランク1位の面目躍如といったところ。

これと対照的だったのが、1番人気アドミラブルである。
この超スローペースを、4角12番手ではお話にならない。
人気を背負っていただけに、軽々と動けないのはわかるが、ランク外のM・デムーロ騎手とルメール騎手との差が出た感じ。

アルアインも同様に、鞍上の松山騎手はルメール騎手の前に何もできず、コンマ3秒差の5着。
完全に騎手の技量差が出たダービーだった。

それにしても、今年のダービーは、去年と同じような感じである。
ハイペースの地力勝負となった皐月賞から一転、ダービーはスローペースの瞬発力勝負。去年の皐月賞、ダービーと同じである。
ダービーを勝ったマカヒキも、皐月賞を勝ったディーマジェスティも、次走の前哨戦ではともに勝っているものの、そこから結果を出せていない。

今年の▲レイデオロアルアインが、彼らの二の舞とならないことを祈るばかり。


フェイムゲーム2年ぶりの勝利で完全復活/目黒記念

日曜の最終で行われた目黒記念は、×フェイムゲームが2年ぶりの勝利を飾った。

馬場差-1.4で、レースタイム差-2.2。

ダービーとは一転、目黒記念はかなりの高速決着となった。
×フェイムゲームは、ここまで重賞4勝に天皇賞(春)2着の実績はあったが、近走はゲートの出が悪くてスローの瞬発力勝負に対応できなくなっていた。
それが、今回の目黒記念は前半1000m60.6秒-後半1000m59.7秒のミドルペースで流れに乗って、上がり最速の33.9秒で突き抜けた。

×フェイムゲームは、今回スピードランク13位だったように、決して高速決着に向いているわけではない。
しかもタイム項目の優先順位が高い東京芝2500mでの結果だけに、×フェイムゲームにとっては次走につながる結果と言える。

今走だけで時計勝負に対応できるようになったとまでは言えないが、ある程度の時計なら問題ないことはわかった。

それは、スピードランク12位で2着に頑張った◎ヴォルシェーブも同じである。

 

3歳戦の注目馬はラプソディーア/白藤賞(京都芝1600m)

先週の3歳戦で、もっとも見どころがあったのは、日曜の京都第11Rに行われた白藤賞(芝1600m)である。

馬場差-1.1で、レースタイム差-2.1。

日曜の京都芝は高速決着が多かったが、なかでも白藤賞の時計が抜群に速かった。
この日の京都芝レースは6鞍あったが、レースタイム差が-2.0より速かったのは白藤賞だけだった。

勝ったラプソディーアは、800m通過46.8秒-1000m通過59.0秒の平均ペースを、4角2番手から34.4秒で押し切って、2着馬に2馬身半差の完勝だった。

前走のマーガレットS(阪神芝1400m)、前々走のFウォーク賞(中京芝1600m)がともにスローペースで5着、2着だったから、今後もペースが流れてくれれば今回のような結果は期待できる。

ペースが流れる高速決着という条件付きではあるが、オープンでも十分に通用する。
 
 

次走の注目馬・ソールインパクト

日曜 東京第8R 青嵐賞・芝2400m 3着ソールインパクト

青嵐賞のレースタイム差は-3.0で、かなりの高速決着。
勝った○ルックトゥワイスがスピードランク3位で、2着▲ケイブルグラムが同5位だった。

注目は、スピードランク11位ながら、コンマ5秒差の3着に踏みとどまったソールインパクトである。
高速決着になるとなかなか結果が出せないでいたが、これなら次走以降で時計が速くなっても対応できそうだ。

ソールインパクトは、今回も含めてここ最近ずっとスローペースの瞬発力勝負で一歩届かない競馬が続いているので、できればペースが流れる高速決着が理想。
 

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