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秋へ向けて経験値大幅UPのアエロリット【クイーンSのタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
クイーンSのアエロリットは強かったですね。
ソウルスターリングが秋天路線を進むそうなので、秋の主役はこの馬でしょうね。
ちなみに、アイビスSDは、本命はネロだったんですが、どうしてもラインミーティアから買いたくて、不本意ながら的中してしまいました。スミマセン。

各開催場の馬場差

7月29日(土)
   新潟 芝-0.7
   新潟ダート+0.3
   小倉 芝-1.4
   小倉ダート-0.2
   札幌 芝-2.0
   札幌ダート-1.1
7月30日(日)
   新潟 芝-0.8
   新潟ダート+0.1
   小倉 芝-0.8
   小倉ダート-0.3
   札幌 芝-1.5
   札幌ダート-0.6

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の新潟は、開幕週の割りにそれほど時計は速くならなかった。とはいえ、そもそも時計が速い新潟コースなので、高速決着になったのは間違いない。ただ、ダートは時計がかかっていた。

小倉は、開幕週なりの時計が出ており、芝もダートも時計が速かった。

札幌は、先週までの函館ほどではないにせよ、開幕週らしく時計が速くなっていた。

秋へ向けて経験値大幅UPのアエロリット/クイーンS

G1馬2頭が明暗を分ける形となったクイーンSは、3歳馬の○アエロリットが古馬勢を蹴散らした。

馬場差-1.5で、レースタイム差-1.8。

レースは、○アエロリットがまさかの逃げを打つ展開。個人的には、△トーセンビクトリーノットフォーマルあたりが逃げて、スローのヨーイドンになるかと思ったが、意に反して1000m通過58.3秒のハイペース。

2F~6Fまですべて11秒台で、先行勢には厳しい展開となったが、○アエロリットは7F目に12.1秒とペースを落としている。
このペースの1800m戦で7F目にペースを落として、そこから11.5秒-11.9秒とスピードを上げて逃げ切るというのは、かなり珍しいケースである。

これは、鞍上の横山典騎手のファインプレーだが、○アエロリットの力を信じているからこそできた芸当だろう。
長く脚を使えないタイプなのだろうが、今回のように先行させたら牡馬に混じっても十分に通用する。

1番人気アドマイヤリードは、後方から脚を伸ばすも、コンマ9秒差6着まで。

アドマイヤリードは時計がかかって良いタイプで、開幕週の馬場はいかにも合わない。
今回も、レースタイム差-1.8では手も足も出ないのは当然。
これで大敗を喫していたら競争能力に深刻なダメージも考えられたが、コンマ9秒差に踏みとどまれたのは、不幸中の幸い。
得意のコースに替われば見直せる。

◎クインズミラーグロは、出負けて後方から。どうしても発馬が安定しないが、最後は確実に伸びてくる。
どちらかというと時計がかかった方が良いタイプなだけに、この時計でコンマ4秒差の3着なら上々の結果といえよう。


好枠利してラインミーティアが重賞初制覇/アイビスSD

新潟で行われたアイビスSDは、×ラインミーティアが7歳にして重賞初制覇を成し遂げた。

馬場差-0.8で、レースタイム差-0.5。

○フィドゥーシアアクティブミノルらが先行するなか、×ラインミーティアがラスト31.6秒の差し脚で、きっちり差し切った。

×ラインミーティアの重賞初制覇は喜ばしいことだが、レース自体のレベルは高くなかった。
同コースで行われた前日の閃光特別もレースタイム差-0.5だから、時計が速い馬場コンディションで、このレースタイム差では物足りない。

1番人気○フィドゥーシアは、時計勝負でこそのタイプなので、もうちょっと時計が速くなってほしかった。
とはいえ、これで重賞でもめどは立った。

 

2歳戦の注目馬はタワーオブロンドン/新馬戦(札幌芝1500m)

先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の札幌第5Rに行われた新馬戦(芝1500m)である。

馬場差-2.0で、レースタイム差-2.6。

時計が速い馬場だったことを差し引いても、2歳戦でレースタイム差-2.6はかなり速い。
勝ったタワーオブロンドンは、700m通過42.6秒のスローペースを、ラスト35.3秒で逃げ切って、2着以下に2馬身半差。
このペースで2馬身半差は、完勝と言っていい。

ラップからはそれほど強調できないが、ラストは完全に流しての圧勝だから、昇級しても十分通用する器である。

 

次走の注目馬・スペリオルシチー(未勝利・新潟ダ1800m)

日曜 新潟第3R 未勝利・ダ1800m 1着スペリオルシチー

日曜の新潟ダートは馬場差+0.1と、それほど時計は速くなかったが、スペリオルシチーが勝った未勝利戦は、レースタイム差-1.0である。

この日のダート戦で、レースタイム差が-1.0より速かったのはスペリオルシチーだけ。

スペリオルシチーは、1000m通過63.1秒の平均ペースを、2番手追走から抜け出すと、2着以下に1.9秒差の大差勝ち。
ラストは12.4秒-12.5秒という速さだから、この時期の3歳未勝利戦とは思えない時計である。

スペリオルシチーは、ここまで芝で結果を出せずに、今回が初ダート。
かなりの適性があったということで、この時計なら500万どころか、1000万、準オープンでも十分に通用する。
次走がかなり楽しみである。

 
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