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時計は凡庸だったが3歳馬のレベルは高い【キーンランドC、新潟2歳Sのタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
先週の予想レースは全滅でした。やっぱり、回収率300%の壁は厚い!
この辺が限界なのかなー

各開催場の馬場差

8月27日(土)
新潟 芝 -0.2 
新潟ダート+0.5 
小倉 芝 -0.3 
小倉ダート-0.1 
札幌 芝 -0.8 
札幌ダート-0.4 

各開催場の馬場差

8月28日(日)
新潟 芝 -0.8 
新潟ダート+0.4 
小倉 芝 +1.7 
小倉ダート+0.1 
札幌 芝 +0.1 
札幌ダート+-0 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

 
新潟は、芝もダートも先週と同じような感じで、芝は速いがダートは若干時計がかかっている。

小倉は、やっぱり芝もダートも時計がかかっている。日曜は雨の影響で、とくに芝の時計が遅い。ダートは、雨が降ったにもかかわらず時計がかかっており、どちらも時計勝負を見越した参戦組が不発に終わった。

札幌は、ここまでダートの時計は速かったのだが、日曜日になって突然時計がかかり出した。

時計は凡庸だったが3歳馬のレベルは高い/キーンランドC

5頭が出走した3歳馬のうち、4頭が掲示板を確保し、3歳馬のレベルの高さを見せつけたキーンランドCから振り返る。

馬場差+0.1で、レースタイム差+0.1。

若干時計がかかる馬場だったが、レースタイム差+0.1は重賞としては物足りない。
前半34.1秒-後半34.4秒の後傾ラップで、2F目が10.9秒というラップは、オープン戦としては前に有利な展開といえる。
2着を確保した○シュウジは、逃げると思われていた×セカンドテーブルが出遅れたせいで、ハナに立つ展開。
モレイラ騎手の絶妙なペースとはいえ、結果論ではあるが、もうちょっと速いペースで飛ばしても良かったかもしれない。

また、4角2番手から5着に粘ったナックビーナスも、展開に恵まれた。
しかし、この2頭は3歳馬。軽量がきいたともいえるが、古馬相手にここまでできれば上等。

逆に、2番手から失速して10着敗退の△アクティブミノルはだらしなかった。時計がかかって良いタイプなのに、この敗戦は今後に響きそう。

勝ったブランボヌールは、4角5番手から34.0秒で見事な差し切り。
タイム面では評価できないものの、不利枠の8枠を克服してのものだから、その点は評価できる。

3番人気で3着だった×レッツゴードンキは、鞍上が岩田騎手から乗り替われば、時計がかかるコースで上位争いが可能。

◎ホッコーサラスターは、最後方から脚を伸ばして、コンマ4秒差の7着。
初オープンの割には頑張ったという見方もできるが、個人的にはもう少しやれると思っていた。
もう一列前で競馬ができればいいのだが、これがオープンの壁なのか、それとも鞍上池添騎手の思惑だったのかわからないが、同じような競馬しかできないとなると、ちょっとオープンでは厳しい。

たしかに、小回りになると不思議と前に行けない馬ではあるので、次走で確かめたいところ。


流れが緩く評価しづらかった/新潟2歳S

新潟で行われた新潟2歳Sを振り返る。

馬場差-0.8で、レースタイム差-0.1。

日曜日の新潟は時計が出る馬場だったが、新潟2歳Sはレースタイム差-0.1。これでは、タイム面での評価はできない。
勝った○ヴゼットジョリーはラスト33.2秒の切れ味だったが、新潟マイルで600m通過36.0秒、800m通過48.5秒のスローペースなら、2歳戦でもこのくらいの数字は出る。

○ヴゼットジョリーは、新馬戦もレースタイム差-2.0で勝っており、今回も時計の速い新潟芝1600mでレースタイム差-0.1だから、よほど時計が速い馬場が合うのだろう。今回の新潟2歳Sで大幅経験値アップとはいかなかったが、今後のローテーションが組みやすくなったという点ではアドバンテージになる。

驚いたのが、2着のオーバースペックである。
相性の悪い東京マイルのデビュー戦3着、同じく相性の悪い福島芝1800mの未勝利を勝ち上がっての臨戦で、戦績項目の優先順位が高い新潟芝1600mでは厳しいと思ったのだ。
しかも、鞍上がワーストぎりぎりの岩部騎手。
それが、最後方で脚を溜め、ラスト32.9秒の豪脚で直線一気だからビックリである。

いくらスローのヨーイドンになったとはいえ、この時期の2歳戦ではなかなかお目にかかれない。
かなり極端な脚質なので、これから安定して勝ち負けできるかは微妙だが、いつ突っ込んできてもおかしくない潜在能力だ。

 

2歳戦の注目馬はレジーナフォルテ/未勝利戦(新潟芝1000m)

今週に行われた2歳戦の中でもっとも時計が速かったのは、日曜の新潟第2Rに行われた未勝利戦(芝1000m)だった。

馬場差-0.8で、レースタイム差-1.9。

この日の新潟芝レースで、レースタイム差が1.0秒より速かったのは第7Rの500万下戦と、レジーナフォルテが勝った未勝利戦の2鞍だった。
2歳戦でこの速さは、優に古馬500万下クラスの時計である。

レジーナフォルテは、前半2Fが22.0秒でラスト33.0秒の逃げ切りで、2着馬に5馬身差の圧勝。

前走の未勝利戦(新潟芝1400m)は、レースタイム差-2.4で10着。デビュー戦(福島芝1200m)は、レースタイム差+0.6で6着だから、スピードタイプとは思えなかったが、3戦目で大幅な変わり身を見せた。
単に直線競馬が得意なのか、今回だけではなんとも言えないが、かなり強い競馬をしていることは確かである。
 
 

次走の注目馬・タガノハヤテ

土曜 小倉第11R 釜山S(1600万下)・ダ1700m8着タガノハヤテ

土曜の小倉ダートは馬場差-0.1で、釜山Sのレースタイム差は+0.5。

小倉ダ1700mは時計が速いコースで、馬場差もマイナスだから、釜山Sの時計は遅い。
勝ったグレナディアーズも、2着のイクラトロも、時計勝負になると甘くなるタイプで、今回の時計が功を奏した。

逆に、この時計で割を食ったのが、8着の○タガノハヤテである。
○タガノハヤテは、とにかく時計が速くならないとダメなタイプで、今回の時計は誤算だっただろう。

それでも、早めに仕掛けてコンマ7秒差に踏みとどまれているから、時計が速くなってくれさえすれば次こそ順番が回ってくる。
 

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