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先週のタイム分析と、次走の狙い馬【エアラギオール】

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各開催場の馬場差

12月20日(土)
中山 芝 -1.1 
中山ダート-1.3 
阪神 芝 +1.5 
阪神ダート-2.0 
12月21日(日)
中山 芝 +0.2 
中山ダート-2.1 
阪神 芝 -0.1 
阪神ダート-2.4 

※全Rタイム差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

今週の中山競馬の馬場は、ダートは土日ともにかなり速く、芝は土曜が速くて日曜は遅かった。
阪神競馬は、土日ともにダートはかなり速くなり、芝はどちらもほぼ基準通り。

朝日杯FSは、後方からレースを進めたダノンプラチナが、直線一気の完勝。蛯名正騎手が2週連続のGⅠ制覇で、同騎手にとって来年のクラシックは楽しみになったのではないか。
ただ、先週同様タイム面ではそれほど強調できない。ダノンプラチナの勝ちタイムは1.35.9で、稍重馬場を差し引いても、とても強調できるものではない。
全Rタイム差が-0.1で、朝日杯FSのタイム差は+0.2。これが世代のレベルなのか、それとも単なるレースレベルなのか分からないが、勝ったダノンプラチナですら、次走が試金石となりそうなレベル。
今開催の阪神の芝コース全般にいえるが、ラスト2Fのラップがいきなり遅くなり、差し馬が一気に台頭する。朝日杯FSの場合、11.3秒-12.6秒の落差。これでは逃げ馬は残れない。そういう点からも、最後まで抵抗してコンマ4秒差に踏みとどまったアクティブミノルは、次走に注目。

土曜日に行われた愛知杯は、2.04.4でディアデラマドレが豪快な差し切り勝ち。ただ、こちらも重馬場を加味しても、決してタイム面では褒められない。レースタイム差は+2.2秒。
愛知杯の1000m通過は63.1秒の超スローペース。このペースでも逃げ・先行馬が総崩れになってしまうのが中京芝2000mの特徴で、7着でもコンマ4秒差のフーラブライドは、コースさえ替われば巻き返せる。

上記以外で取り上げたいのが、日曜中山4R 2歳新馬戦(芝2000m)である。
日曜中山芝の全Rタイム差は+0.2で、このレースのタイム差が-1.1。1000m通過が61.3秒のミドルペース。このペースを、3角からまくって勝ち切ったデバイスドライバーは強かった。同じようなレースで1馬身1/4届かなかった2着プレイヤーハウスも、次走は確勝レベル。

次走の狙い馬
日曜 中山8R 1000万下4着エアラギオール

エアラギオールは時計がかかる馬場に向くタイプで、雨の影響で抜群に速くなってしまった中山ダートは、いかにも合わなかった。それでも、コンマ3秒差の4着に踏みとどまったのは地力の証。次走も中山ダートなら、当然勝ち負けになる。もちろん、そのときには雨が降らないことを祈るばかり。

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