遅い時計で明暗が分かれた今年の春天【天皇賞(春)のタイム分析】

   2018/05/04

こんばんわ、ウキョーです。
今年の天皇賞(春)は、戦前はG2戦みたいな低レベルと言われましたが、レース自体はなかなか見応えのあるものになりました。

各開催場の馬場差

4月28日(土)
   東京 芝 -1.4
   東京ダート +0.6
   京都 芝 -0.7
   京都ダート +0.2
   新潟 芝 -0.3
   新潟ダート +0.8
4月29日(日)
   東京 芝 -1.3
   東京ダート +1.1
   京都 芝 -1.1
   京都ダート +0.5
   新潟 芝 -0.6
   新潟ダート +0.2

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、芝のコンディションは良好で土日ともに時計が速かったが、ダートはかなり時計がかかっており、とくに日曜ダートの時計が遅く、時計勝負に強いスピードタイプは苦戦した。

京都も東京と同じような状況で、土日ともに芝の時計は速かったが、ダートは時計がかかっていた。

今週から開幕した新潟は、開幕週らしく芝の時計は速かったが、こちらもダートは時計がかかっていた。

遅い時計で明暗が分かれた今年の天皇賞(春)/天皇賞(春)

天皇賞(春)は、◎レインボーラインが初G1制覇を成し遂げた。

馬場差-1.1で、レースタイム差+0.6。

日曜の京都は時計が速くなっていたが、天皇賞(春)だけはレースタイム差+0.6と時計がかかっており、時計面での評価はできない。

レースは、前半マイル97.6秒-後半マイル98.6秒の平均やや速めのペース。とはいえ、11秒台を刻んだラップが、最初の2F~3F目と、最後の2F目だけだから、先行勢が残ってもおかしくない展開だった。

これは、2番手から先頭に立った×シュヴァルグランの完全な勝ちパターン。それを、4角11番手から差し切った◎レインボーラインは強かった。
鞍上の岩田騎手は、道中でペースが上がったときも悠々と後方に構えたままで、自信満々に乗っていた。

前記したとおり、時計面での評価はできないが、長距離戦においてはしばらく◎レインボーラインの天下が続きそうだ。

ただし、今年の天皇賞(春)で評価できるのは◎レインボーラインだけで、2着以下の馬たちには見どころはない。

2着×シュヴァルグランは、完全な勝ちパターンでの敗戦だけに、ここが限界なのだろう。
今後も、相手関係しだいになりそう。

3着×クリンチャーは、テン乗りの三浦騎手が、序盤に大事に乗りすぎた感じ。向こう正面でペースが上がったときに動いたが、もっと早めに動いても良かった。
ただ、4歳馬でまだ成長の余地が残っている可能性もあり、×シュヴァルグランより上位の見立て。



勝ったゴーフォザサミットは前哨戦としては及第点/青葉賞

ダービートライアルの青葉賞は、×ゴーフォザサミットが勝利し、2着エタリオウとともにダービーへの切符を獲得した。

馬場差-1.4で、レースタイム差-2.2。

土曜の東京芝はかなり時計が速く、青葉賞もレースタイム差-2.2の高速決着となった。
時計面で評価はできるものの、レース自体は前半1200m通過73.5秒、後半1200mが70.9秒の超スローペースで、レース経験値としては大したことない。

ただ、本番のダービーも、どうせスローのヨーイドンになるだろうから、×ゴーフォザサミットについては及第点といってもいいだろう。

とはいえ、ハイペースを経験した皐月賞の上位陣とは、経験値の面で差があるため、好勝負に持ち込むためには何らかの策が必要になる。

 

3歳戦の注目馬はサンメイコン/未勝利(東京芝1400m)

先週の3歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の東京第5Rに行われた未勝利戦(芝1400m)である。

馬場差-1.4で、レースタイム差-2.3。

土曜の東京芝は時計が速かったとはいえ、3歳未勝利戦でレースタイム差-2.3はかなり速い。

逃げたスリーマグナムのペースは、800m通過46.2秒のハイペースで、レースの上がりが12.0秒という消耗戦となった。

勝ったサンメイコンは、このペースを3番手追走から、ラスト34.7秒で抜け出した。
さすがに最後が脚色は一杯になっていたが、未勝利戦でこのペースを経験できたことは、次走以降に必ずつながるはず。

 

次走の注目馬・チェスナットコート(天皇賞・春・京都芝3200m)

日曜 京都第11R 天皇賞(春)・芝3200m 5着チェスナットコート

今年の天皇賞(春)は時計が遅く、勝った◎レインボーラインがスピードランク12位、2着×シュヴァルグランが同17位、3着×クリンチャーが同15位である。

逆に、スピードランク1位サトノクロニクルが12着で、同1位タイ○ガンコが14着と大敗している。

こうした極端な結果となった中、スピードランク3位の▲チェスナットコートはコンマ3秒差の5着に踏みとどまっている。
ちなみに、4着ミッキーロケットmpスピードランク14位だから、▲チェスナットコートが掲示板を確保できたのは地力強化といっていい。

今後は、中長距離路線での活躍が楽しみになった。

 

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