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極上の切れ味でアーモンドアイが桜花賞制覇【桜花賞のタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
桜花賞のアーモンドアイの瞬発力には驚かされました。なんですか、あの脚。あんなに切れるとは思ってもみませんでした。

各開催場の馬場差

4月7日(土)
   中山 芝-1.0
   中山ダート+0.7
   阪神 芝+0.1
   阪神ダート-1.6
   福島 芝+0.5
   福島ダート+1.1
4月8日(日)
   中山 芝-0.1
   中山ダート+0.4
   阪神 芝-0.9
   阪神ダート-0.7
   福島 芝+0.3
   福島ダート+0.9

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、とにかくダートの時計が遅い。開催を通じて、ここまでダートの時計がかかっているのは珍しい。スピードタイプには厳しかったと思われるので、中山ダート負け組が、コース替わりで一変することが多くなりそうです。

阪神は、土曜は雨の影響が残り、芝の時計がかかっており、ダートは速かった。それでも日曜には回復し、一転して芝では高速決着が連発した。

福島は、開幕週とは思えないほど芝もダートも時計がかかっており、完全に誤算だった。

極上の切れ味でアーモンドアイが桜花賞制覇/桜花賞

馬場差-0.9で、レースタイム差-1.4。

日曜の阪神芝は時計が速かったとはいえ、桜花賞のレースタイム差-1.4はかなり速い。阪神マイルは、それほど時計が速くならないコースなので、このレースタイム差は評価できる。

コーディエライトが宣言通りの逃げを打ち、800m通過46.6秒の平均ペース。
ただ、平均ペースとは言え、桜花賞レコードでのそれだから、道中は緩みのないペースで先行馬には厳しかったといえる。実際、もっとも遅いラップが最初の1Fの12.3秒である。

このペースで、3番手から抜け出した◎ラッキーライラックが、ラスト34.5秒で上がってしまっては、本来であれば他馬の付け入る隙はない。
それを、○アーモンドアイは、ラスト33.2秒という信じられない豪脚で並ぶ間もなく差し切ってしまった。
上がり3Fの次点が、4着トーセンブレスの34.2秒なのだから、一頭だけ次元が違いすぎた。

鞍上のルメール騎手は「距離に不安があった」と言っているが、今回のレースを見る限り、2400mでも大丈夫そうだ。

2着◎ラッキーライラックは、先行馬が壊滅するなかでラスト34.5秒の脚を繰り出しているのだから、強い競馬をしている。これで負けたら仕方ない。相手が悪かったとしか言いようがない。

結局、阪神JFの上位陣が掲示板を占めることとなり、オークスでもこの上下関係は崩れそうもない。



本番にはつながらないが強かったミスパンテール/阪神牝馬S

土曜の阪神で行われた阪神牝馬Sは×ミスパンテールが、重賞3連勝で戴冠を果たした。

馬場差+0.1で、レースタイム差+0.9。

土曜の阪神は時計がかかっていたとはいえ、阪神牝馬Sのレースタイム差+0.9は遅すぎる。重賞としては、時計面で評価できない。

ただ、勝った×ミスパンテールは強かった。
というのも、スピードランク2位だったように、本質的には時計勝負に強いタイプで、今回の時計では惨敗でも責められない。
800m通過49.1秒の超スローペースで、ラップ面からも誉められたものではないが、×ミスパンテールに限っては、勝ち切ったことを評価したい。

1番人気◎リスグラシューは、この超スローペースでは真価を発揮できない。ハイペースの消耗戦でこその馬なので、次走以降で見直したい。

 

3歳戦の注目馬はデクレアラー/未勝利戦(福島芝1800m)

先週の3歳戦で、もっとも見どころがあったのは、日曜の福島第7Rに行われた未勝利戦(芝1800m)である。

馬場差+0.3で、レースタイム差-0.3。

福島は開幕週とは思えないほど時計がかかっており、日曜の福島芝レースは軒並みレースタイム差がプラスになっており、デクレアラーが勝った未勝利戦だけが、レースタイム差がマイナスになっていた。

レースは、1000m通過60.4秒-上がり36.9秒のハイペースで、先行馬は壊滅状態だった。
その中で、デクレアラーは、上がり36.7秒で突き抜けた。
しかも、4-4-4-7と位置取りを下げてのものだから価値はある。
福島の場合、まくって勝つことは多々あるが、4角で位置取りを下げて盛り返すのは珍しい。しかも、それが3歳の未勝利馬だから評価していい。

時計はもう少し詰めてほしいが、次走以降に注目したい。

 

次走の注目馬・コティニャック(米沢特別・福島ダ1700m)

日曜 福島第11R 米沢特別・ダ1700m 6着コティニャック

日曜の福島ダートは時計がかかっており、米沢特別もレースタイム差+0.6とかなり遅かった。
福島ダ1700mはそもそも時計がかかるコースなので、この時計ではスピードタイプには厳しかった。

その中でもっとも割を食ったのが、スピードランク1位のコティニャックである。
4角手前からポジションを上げていったが、直線では疲れてしまってコンマ8秒差の6着。

苦手な馬場コンディションでここまでやれるのだから、次走以降、時計が速いコースに替われば見直せる。

 
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