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【回顧】馬場が悪いのに時計が速くなった宝塚記念【宝塚記念のタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
宝塚記念が行われた阪神は、下は緩いのに時計が速いという異常な馬場状態で、予想はまったくの的外れとなってしまいました。

各開催場の馬場差

6月23日(土)
   東京 芝-0.2
   東京ダート-0.7
   阪神 芝+0.9
   阪神ダート-0.3
   函館 芝-2.4
   函館ダート-0.3
6月24日(日)
   東京 芝+0.5
   東京ダート-2.0
   阪神 芝-0.1
   阪神ダート-1.0
   函館 芝-2.3
   函館ダート-0.5

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、雨の影響で土曜から時計がかかり出し、日曜はとくに遅かった。ダートは土日ともに高速馬場となった。

阪神は、馬場が緩んでいるにも関わらず芝の時計が速く、ダートは日曜がとくに速かった。

函館は、相変わらず芝が高速馬場で、ダートもようやく時計が速くなってきた。

馬場が悪いのに時計が速くなった宝塚記念/宝塚記念

宝塚記念は、人気馬を尻目にミッキーロケットが押し切った。和田竜騎手は、17年ぶりのG1制覇だそうで、おめでとうございます。

馬場差-0.1で、レースタイム差-1.1。

阪神は土曜から雨が降り、日曜の芝は馬場差-0.1と時計がかかっていた。
8R、9Rのレースタイム差がプラスになっていたことから、馬場は相応に緩んでいたと判断できる。

そんな中で行われた宝塚記念だったが、レースタイム差-1.1の高速決着となった。
これは、サイモンラムセスが最初の3Fを12.2秒-10.8秒-11.4秒のハイペースで飛ばしたから。
このペースについて行ったタツゴウゲキが15着、ストロングタイタンが10着、スマートレイアーが9着だから、下が緩んだ馬場でこのラップでは、さすがに先行勢には厳しかった。

勝ったミッキーロケットは、内をピッタリ回って上がり次点の35.8秒で差し切り勝ち。スピードランク15位と時計勝負になると甘くなるタイプで、今回は時計が速かったものの、稍重馬場だったことが幸いした。

2着ワーザーもスピードランク13位と時計がかかって良いタイプなので、走破時計の見た目以上にタフなレースとなった。

1番人気△サトノダイヤモンド、2番人気キセキの両頭は、時計勝負に強いスピードタイプなので、今回は馬場に恵まれなかった。

3番人気ヴィブロスは中盤までかかりっぱなしで、これでは脚は溜まらない。それでもコンマ5秒差の4着だから、G1馬としての貫録は見せつけたと言える。


2歳戦の注目馬はウインゼノビア/未勝利(東京芝1400m)

先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の東京第1Rに行われた未勝利戦(芝1400m)である。

馬場差-0.2で、レースタイム差-1.4。

土曜の東京は午後から雨が降り出したため、良馬場で行われた午前中のレースの時計の評価は微妙だが、それでもウインゼノビアが勝った未勝利戦は速かった。

前半800m47.2秒-後半800m47.8秒の平均やや速めのペースを、2番手追走から、2着以下に3馬身差だから、ここでは力が違った。
2戦目でこのラップで勝ち切れたのは、今後の糧につながるはず。
次走でいきなり結果が出せるかは微妙だが、今後のレースに注目していきたい。

 

次走の注目馬・ナムラミラクル(夏至S・東京ダ1600m)

土曜 東京第11R 夏至S・ダ1600m 1着ナムラミラクル

◎ナムラミラクルは、重馬場で脚抜きが良かったとはいえ、前半800m46.0秒-後半49.2秒の超ハイペースを2番手追走から押し切った。
逃げた×メイショウバッハ、3番手追走のパワーポケットが8着だから、マイペース先行ならオープンでも通用しそうだ。

 

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