【回顧】年間ベストバウト候補の高評価レース【天皇賞(秋)のタイム分析】

 

こんばんわ、ウキョーです。
少頭数で、メンツもそれほどではないかなーと思っていたら、先週の天皇賞(秋)は凄いレースになりましたね。今のことろ、個人的には年間ベストバウトです。

各開催場の馬場差

10月27日(土)
   東京 芝 -1.3
   東京ダート +0.5
   京都 芝 +0.9
   京都ダート -0.8
   新潟 芝 +0.9
   新潟ダート +0.9
10月28日(日)
   東京 芝 -1.0
   東京ダート +0.4
   京都 芝 +0.8
   京都ダート -0.6
   新潟 芝 +0.9
   新潟ダート -1.6

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、土日ともに芝の時計は速く、ダートは遅かった。

京都は、土日ともに芝はかなり時計がかかっており、ダートは速かった。

新潟は、芝は時計がかかっており、土曜のダートは時計が遅かったが、日曜になって一気に時計が速くなった。

年間ベストバウト候補の高評価レース/天皇賞(秋)

かなりの高レベルだった天皇書(秋)を制したのは◎レイデオロだった。
オールカマーからの臨戦で勝ったのは、1981年のホウヨウボーイ以来の快挙。

馬場差-1.0で、レースタイム差-2.3。

日曜の東京芝は時計が速かったとはいえ、天皇賞(秋)のレースタイム差-2.3は掛け値なしに速い。

前半1000m59.4秒-後半1000m57.4秒と、字面をみればスローペース。これは、最初の1F目が12.9秒と遅かったからで、2F目以降で12秒台のラップを刻んだのは最後の1F12.0秒だけという、道中は緩みのないペースとなった。これでは、後方待機組の脚が溜まらない。

キセキは、瞬発力勝負になると切れ負けするのは確かだが、残り1000mから11.6秒-11.3秒-10.9秒と加速し、後続の末脚を封じにかかったのには驚いた。川田騎手が、大一番でこんな大胆な策に打って出るとは思いもよらなかった。さらに、これで3着に残しているのだから大したもの。菊花賞以来、結果は出ていないが、復活の兆しは確実に見えた。

勝った◎レイデオロは、スローになるとかかりやすいので、流れるペースはもってこい。それにしても、ラスト33.6秒と切れに切れた。この消耗戦を制したダメージは心配だが、今後も中距離戦線を引っ張っていけるだろう。

2着サングレーザーも、このペースを7番手からラスト33.4秒だから、こちらも強い競馬をしている。どちらかというと消耗戦に強いタイプなので、今後もG1戦線で上位を狙っていける。

1番人気▲スワーヴリチャードは、スタート直後に×マカヒキにぶつけられる不利はあったが、その後はまったく見せ場なし。直線では、走る気すら見えなかった。
ただ、上位陣と比較してレースに参加していないので、ダメージの心配がなさそうなのは何よりだ。


レースレベルには疑問符がつく/スワンS

土曜の京都では、マイルCSの前哨戦となるスワンSが行われた。

馬場差+0.9で、レースタイム差+0.9。

土曜の京都芝は時計がかかっていたとはいえ、G2レベルでレースタイム差が馬場差と同じというのは評価できない。

前半600m34.7秒-後半600m35.5秒の平均ペース。ラップ自体は悪くはないものの、ラスト2F目から11.5秒-12.1秒と時計がかかっているのはいただけない。
勝ったロードクエストが、ほぼ最後方からラスト34.2秒で勝ち切れているくらいだから、正直なところ、他がだらしなかったということで、この勝利だけで本番云々はとても言えない。

2着▲モズアスコットは、休み明けだったので、まだ言い訳はできるが、この程度のレベルなら突き抜けてほしかった。
自身のラストも34.5秒かかっており、前哨戦としては見るべきところはなかった。あとは、本番までにどれだけ良化できるか。

◎デアレガーロは、▲モズアスコットと同じような位置から、ラスト35.2秒でコンマ7秒差の完敗。
今回の結果をみると、牡馬混合のG2レベル(今回はオープン特別くらいのレベルだったが)では、まだ力不足だった。

 

2歳戦の注目馬はメトロポール/新馬(京都芝1600m)

先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、日曜の京都第5Rに行われた新馬戦(芝1600m)である。
馬場差+0.8で、レースタイム差-1.6。

京都芝は、土日ともにかなり時計がかかっており、両日あわせてレースタイム差が-1.0より速かったのはこの新馬戦だけだった。

レースは前半800m48.1秒-後半800m47.8秒の平均ペースだったが、残り1000mから12.2秒-12.1秒-11.9秒-11.6秒と加速しっぱなし。この時期の新馬戦としては、かなりの消耗戦となった。

このラップを、ラスト34.9秒で突き抜けたのがメトロポールだった。2着に2馬身差をつけ、3着馬はそこから2馬身半差だから、ここでは力が上だった。

次走が500万下戦なら確勝級。オープンでも、十分に通用する器だろう。

 

次走の注目馬・パイルーチェ(河口湖特別・東京ダ1400m)

日曜 東京第9R 河口湖特別・ダ1400m 1着パイルーチェ

河口湖特別のレースタイム差は-0.1とさほど速くないのだが、先週の東京ダートは時計がかかっており、両日あわせてもレースタイム差がマイナスになったのは河口湖特別だけだった。

1000m通過59.1秒-1200m通過71.3秒だから、ラップもそれほどではないのだが、同コースで行われた神無月S(1600万下)のそれが59.2秒-71.3秒だから、勝ったパイルーチェは、準オープンクラスの走りを見せているということになる。

パイルーチェは、距離を短縮してから500万下を3馬身半差、そして今回の1000万下を3馬身差で勝っており、よっぽど1400m戦が合っているのだろう。
次走も、マイル以下なら十分勝負になるだろう。
 

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