【回顧】評価できるのはJBCクラシックとレディスクラシック【JBCシリーズのタイム分析】

 

こんばんわ、ウキョーです。
京都で行われてたJBCの3競走ですが、クラシックはなかなか見応えのあるレースでした。レディスクラシックも、時計はかかっていましたが、そこそこレベルは高かったと思います。
ただ、スプリントは、ちょっとレベルが低かったかなと……。

各開催場の馬場差

11月3日(土)
   東京 芝 -1.3
   東京ダート +0.5
   京都 芝 +0.9
   京都ダート -0.8
   福島 芝 +0.9
   福島ダート +0.9
11月4日(日)
   東京 芝 -1.0
   東京ダート +0.4
   京都 芝 +0.8
   京都ダート -0.6
   福島 芝 +0.9
   福島ダート -1.6

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、土曜日は芝もダートも時計が速かったが、日曜は芝もダートもどちらも時計がかかっていた。

京都も東京と同じように、芝もダートも、土曜が速くて日曜は遅かった。

福島は、開幕週らしく芝の時計はかなり速かったが、ダートは時計がかかっていた。

数字以上にタフなレースを勝ったケイティブレイブ/JBCクラシック

地方の祭典が、今年はいよいよ中央で開催。時計が速くなる分、地方馬は厳しい戦いを強いられたが、ここを糧に強くなる馬の誕生に期待したい。
メインのクラシックは、×ケイティブレイブが勝ち、重賞9勝目をあげた。

馬場差+0.1で、レースタイム差-0.9。

日曜の京都ダートは時計がかかっていたが、JBCクラシックのレースタイム差は-0.9の速さ。この日、ダート戦でレースタイム差がマイナスになったのはこのレースだけで、タイム面では高評価。

レースは、◎サンライズソアが逃げて、500m-700mで12.9秒とペースを落としにかかったが、そうはさせまいとテイエムジンソクがハナを奪ってペースを上げた。
このため、ここで息を入れたかったであろう先行勢には厳しい展開となった。

再び◎サンライズソアがハナを奪い返し、900mからのラップは11.5秒-11.8秒とペースアップせざるを得ず、ラスト3Fは12.2秒-12.7秒-13.2秒という消耗戦になった。

勝った×ケイティブレイブは、ペースアップしたところで無理にポジションを取りに行かなかったことで脚が溜まった。それでも、4角では4番手まで押し上げており、これは鞍上福永騎手のファインプレー。
本来、時計勝負になると厳しくなるタイプだが、すべてが噛み合えば時計勝負にも対応できる力を見せつけた。

2着△オメガパヒュームは、4角でポジションを取りに行けなかった。×ケイティブレイブとの3/4馬身は、キャリアの差だろう。この経験は、必ず次走以降の糧になるはず。

1番人気◎サンライズソアは、このペースでコンマ3秒差3着に踏みとどまったのだから、強い競馬をしている。今回は残念な結果になったが、いずれ順番は回ってくるだろう。


8歳馬に勝たれてはレベルに疑問/JBCスプリント

準メインに組まれたJBCスプリントは、△グレイスフルリープが、8歳にして初のG1戴冠となった。

馬場差+0.1で、レースタイム差+-0。

土曜の京都芝は時計がかかっており、JBCスプリントもレースタイム差なし。
短距離戦だとマイナスに振れにくい面はあるが、クラシックがレースタイム差-0.9だから、もうちょっと時計は速くてもよかった。

前半600m33.7秒-後半600m36.7秒の超ハイペースではあったが、逃げた▲マテラスカイにとっては想定内。
スピードに任せた逃げで、後続の脚を使わせるのが▲マテラスカイの常套手段だから、このペースでも問題なかった。
ただ、時計勝負に強いタイプなだけに、馬場差+0.1のコンディションではちょっと厳しかった。

勝った△グレイスフルリープは、直線に入って▲マテラスカイとの叩き合いを制したわけだが、個人的にはいずれバテるだろうと思っていたから驚いた。
鞍上ルメール騎手は、それほど時計が速くないことがわかっていたかのような位置取りと、抜群の仕掛けどころ。まさに神業といっていい。

ただ、勝ったのが8歳馬。レースレベルとしては疑問符をつけざるを得ない。

 

消耗戦を勝ち切ったアンジュデジール/JBCレディスクラシック

最終に組まれたJBCレディスクラシックは、6番人気▲アンジュデジールが、昨年の雪辱を晴らして念願のG1制覇。

馬場差+0.1で、レースタイム差+0.2。

時計はかかっていたが、△アイアンテーラーの逃げに、◎サルサディオーネが間断なくついて行ったことで、前半800m48.0秒-後半800m50.0秒のハイペースで、ラスト1Fが13.0秒の消耗戦となった。

勝った▲アンジュデジールと、2着ラビットランは、ともに5-5-4-2の位置取りから、上がりも37.3秒と同じ。両者のアタマ差は、位置取りにつきる。ゴール後、▲アンジュデジールの鞍上横山典騎手が会心のガッツポーズをしていたように、すばらしい騎乗だった。

◎サルサディオーネは、前記のようにハイペースを演出して12着に敗退。
スローの上がり勝負だと切れ負けしてしまうので、鞍上丸山騎手の判断は間違っていない。ただただ力が足りなかったということだろう。

 

2歳戦の注目馬はマイネルサーパス/きんもくせい特別(福島芝1800m)

先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、日曜の福島第10Rに行われたきんもくせい特別(芝1800m)である。
馬場差-1.9で、レースタイム差-4.0。

日曜の福島芝は時計が速かったとはいえ、きんもくせい特別のレースタイム差-4.0は信じられない速さである。
ヘタしたら、このレースで燃え尽きてしまってもおかしくないほどの時計である。

ペース自体は、前半800m47.3秒-後半800m46.9秒の平均ペースだったが、全体的にどこのラップも速い。走破タイム1.46.2はレコードで、勝ったマイネルサーパスの上がり34.2秒も、過去10年間で最速だった。

次走は間隔を開けた方が良さそうだが、この時計なら昇級しても即通用する。
 

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