【回顧】特殊なペースで評価が難しいウインブライト【中山金杯のタイム分析】

 

先週は、京都の時計がものすごく遅く、馬場整備に失敗したんじゃないかと思うほどです。
こうなると、来週以降の時計が読みづらくて仕方ありません。

各開催場の馬場差

1月5日(土)
   中山 芝 -1.1
   中山ダート -0.4
   京都 芝 +1.2
   京都ダート +0.1
1月6日(日)
   中山 芝 -0.5
   中山ダート +0.6
   京都 芝 +1.8
   京都ダート +0.1

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、土日ともに芝の時計は速かった。ダートも土曜は速かったものの、日曜になって時計がかかり出した。

京都は、開幕週とは思えない時計で、芝もダートも時計が遅い。とくに芝の時計は、何かあったんじゃないかと疑うレベルの時計になっている。

特殊なペースで評価が難しいウインブライト/中山金杯

中山金杯は、◎ウインブライトが重賞4勝目を飾った。

馬場差-1.1で、レースタイム差-1.5。

中山はCコースに替わって、土曜芝は時計が速かった。中山金杯も、レースタイム差-1.5の好時計決着となった。

最内のタニノフランケルが手綱を押してハナに立ったが、そのペースはなんとも言えない変幻自在。
400m-600mで12.5秒とペースを落としたかと思えば、続いて11.7秒とペースを上げ、続く1Fは12.6秒とガクンとペースが落ちる。この特殊なペースに翻弄されたか、ラスト1Fは12.4秒のタフなレースとなり、勝った◎ウインブライトの上がりも34.9秒だった。
それでも走破タイムはレースタイム差-1.5だから、評価が難しいレースとなった。

◎ウインブライトも、2着○ステイフーリッシュも、3着に粘ったタニノフランケルも時計がかかって良いタイプなので、今回は時計より特殊なラップの方が比重が高かったということだろう。

1番人気△マウントゴールドは、オープン昇級後の3戦すべてがスローの上がり勝負だっただけに、今回のペースで壁にぶつかった感じ。2F目の10.7秒のペースアップについていけなかった。
タフなレースになったときの弱点が露呈してしまった。


時計勝負に強いスピードタイプが揃って討ち死に/京都金杯

京都金杯は、15着までがコンマ6秒差の間にひしめき合う大接戦となった。これを制したのが、明けて4歳の○パクスアメリカーナだった。

馬場差+1.2で、レースタイム差+1.4。

土曜の京都芝は開幕週とは思えない時計で、そもそも時計が速くならない京都マイルはさらに時計がかかることになり、時計勝負に強いスピードタイプは手も足も出なかった。

実際、スピードランク1位タイのストーミーシーが15着、バリスが17着、ツーエムマイスターが14着で、勝った○パクスアメリカーナはスピードランク13位である。

時計はかかっていたが、レース自体は前半800m47.5秒-後半800m47.4秒の平均ペースで締まった流れ。逃げたツーエムマイスターもラスト35.8秒でコンマ6秒差だから、後方から行った馬たちは届かない。

勝ったパクスアメリカーナは、前述の通り、時計がかかったことが奏功した。今後の重賞戦線では、時計が速くなったときに未知数だが、まだ明けて4歳。伸びしろはあるはず。

 

2歳戦の注目馬はタイミングナウ/新馬戦(京都ダ1200m)

先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の京都第4Rに行われた新馬戦(ダ1200m)である。

馬場差+0.1で、レースタイム差-1.8。

土曜の京都ダートは時計がかかっていたが、タイミングナウが勝った新馬戦は、驚愕のレースタイム差-1.8という超高速決着。土日合わせてダート戦は14鞍あったが、このレースがもっとも時計が速かった。
同日、同条件で行われた準オープンの門松S(京都ダ1200m)でもレースタイム差+0.3だから、タイミングナウの勝ち時計は尋常ではない。

レースも、楽にハナに立つと、あとは持ったまま。直線に入って仕掛けると瞬時に反応し、鞍上の北村友騎手が追うこともなく2着馬に4馬身差の圧勝で、3着馬はさらに7馬身離れているのだから、ここではスピードの絶対値が違った。

楽勝すぎたので、もまれた時にどうなるか未知数だが、スピードは昇級しても通用する。

 

次走の注目馬・ミッキーブリランテ(シンザン記念・京都芝1600m)

日曜 京都第11R シンザン記念・芝1600m 3着ミッキーブリランテ

日曜の京都芝は馬場差+1.8と時計がかかっており、シンザン記念もレースタイム差+0.1と時計がかかっていた。勝ったヴァルディゼールがスピードランク7位で、2着マイネルフラップが同12位だった。
こうなると時計勝負に強いスピードタイプの出る幕はない。

そんな中、スピードランク1位だった△ミッキーブリランテは、コンマ2秒差の3着と頑張った。
時計が速い馬場に替われば巻き返すことは可能だろう。
 

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