【回顧】予定外の滞在でも結果を出した上位2頭を評価【クイーンCのタイム分析】

 

先週は、京都記念、共同通信杯、クイーンCの3重賞が行われましたが、記録面からはいずれも評価できません。
評価できるのは、強いて言えばクイーンCですかね。

各開催場の馬場差

2月9日(土)
   京都 芝 +1.0
   京都ダート -0.2
   小倉 芝 +0.9
   小倉ダート +0.7
2月10日(日)
   東京 芝 -0.3
   東京ダート +1.0
   京都 芝 +1.4
   京都ダート +0.6
   小倉 芝 +1.0
   小倉ダート +1.2
2月11日(月)
   東京 芝 +0.1
   東京ダート +1.1

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、日曜の芝だけ時計が速かった。とくに、ダートはかなり時計がかかっていた。

京都は、土曜の京都ダートは若干速かったが、とにかく芝の時計が遅かった。

小倉は、芝もダートも両日時計がかかっていた。

時計もラップも評価できない/京都記念

京都記念は、×ダンビュライトが、1年ぶりの美酒を味わった。

馬場差+1.4で、レースタイム差+2.0。

日曜の京都芝は時計がかかっており、京都記念もレースタイム差+2.0とかなり時計が遅かった。

タイムフライヤーの逃げは、前半1000m63.3秒-後半1000m59.3秒の超スローペース。1000m通過あたりでブラックバゴがまくってペースが上がったものの、11秒台を計時したのはラスト3F、2Fだけ。

勝った×ダンビュライトは、2番手追走から抜け出して、×ステイフーリッシュの追撃をクビ差退けた。
レース自体は、時計面からもラップ面からもまったく評価できないが、×ダンビュライトの勝利は誉めていい。というのも、×ダンビュライトは時計勝負に強いタイプで、これまで時計がかかると結果が出せなかった。それを5歳馬になって克服できたのだから、まだまだ成長しているということ。

◎パフォーマプロミスは、こちらも時計勝負に強いタイプで、ここまで時計がかかると4着が精一杯。それでも大きく崩れておらず、7歳馬でもまだまだ元気。




スローのヨーイドンで評価は難しい/共同通信杯

出世レースの共同通信杯を制したのは、3番人気の▲ダノンキングリーだった。

馬場差-0.3で、レースタイム差-0.7。

日曜の東京芝は若干時計が速く、共同通信杯もレースタイム差-0.7と及第点。

×アドマイヤマーズの逃げは、前半800m49.5秒-後半800m45.3秒の超スローペースで、レースの上がり33.3秒という究極の瞬発力勝負となった。
勝った▲ダノンキングリーは、前走のひいらぎ賞(中山芝1600m)をハイペースで勝ってはいるが、本質的には瞬発力勝負向きのタイプで、ここは展開がはまった。

1番人気×アドマイヤマーズは、スピードランク5位と、今回の時計はバッチリだったはず。また、逃げて目標になったとはいえ、得意の瞬発力勝負に持ち込めたのも良かった。
それでいて、1+1/4馬身差の完敗となれば、距離延長が堪えたと考えられる。今後はクラシックを狙っていくのだろうが、今回の敗戦は影を落としそうだ。

◎フォッサマグナは、6馬身離された4着。ラスト1Fで一杯になってしまい、こちらも距離が長かった感じ。マイル以下で、もう一度レースを見たい。

予定外の滞在でも結果を出した上位2頭を評価/クイーンC(東京芝1600m)

土曜に予定されていたクイーンCは、降雪のため月曜に順延された。

馬場差+0.1で、レースタイム差+0.3。

月曜の東京芝は時計がかかっており、クイーンCもレースタイム差+0.3と、時計面では評価できない。
また、ペースも前半800m48.4秒-後半800m45.8秒のスローペースで、ラップ面からも評価はできない。

しかし、勝った×クロノジェネシス、2着◎ビーチサンバの2頭は評価できる。

この2頭は関西馬で、想定外の3日滞在となってしまった。3歳牝馬にとっては、過酷な環境を強いられたと言える。それなのに、粘る×ジョディー以下の先行馬を一気に掃除すると、ゴール前はマッチレースの様相。
2頭とも、ここでは格が違った。クラシック戦線で期待してもいい。

次走の注目馬・フラテッリ(500万下・京都ダ1900m)

土曜 京都第7R 500万下・ダ1900m 1着フラテッリ

土曜の京都ダートはそれほど時計は速くなかったが、フラテッリが勝った500万下戦は、驚きのレースタイム差-2.3。
フラテッリは押してハナに立つと、900m通過56.2秒で、そこから1000mが62.7秒だから、ほぼ平均ペースの逃げ。

序盤から後続に7馬身以上の差をつける大逃げで、直線に入っても差は詰まらない。それどころか、さらに差を広げて2着以下に9馬身差の圧勝。
今回が初の逃げ戦法となったが、陣営の思惑通りスピードで圧倒。これなら昇級しても通用する。


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