【回顧】グランアレグリア圧倒的な強さで女王戴冠【桜花賞のタイム分析】

   2019/04/10

桜花賞は、グランアレグリアの圧勝で終わりました。強いとは思っていましたが、ここまで強いとは思いませんでした。ホント強かった。

各開催場の馬場差

4月6日(土)
   中山 芝 -1.1
   中山ダート -0.1
   阪神 芝 -0.7
   阪神ダート +0.3
   福島 芝 -0.8
   福島ダート +0.7
4月7日(日)
   中山 芝 -1.1
   中山ダート +0.1
   阪神 芝 -1.1
   阪神ダート +0.6
   福島 芝 -0.8
   福島ダート +1.4

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、土曜は芝もダートも時計が速く、日曜は芝の時計がかかっていた。

阪神は、土曜の芝だけ時計が速く、あとは時計がかかっており、とくに日曜のダートは時計がかかっていた。

グランアレグリア圧倒的な強さで女王戴冠/桜花賞

桜花賞は、朝日杯FS以来という異例のローテーションながら、○グランアレグリアの圧勝に終わりました。

馬場差-1.1で、レースタイム差-1.8。

日曜の阪神芝は時計が速かったが、桜花賞のレースタイム差-1.8は掛け値なしに速い。

逃げたのはプールヴィルで、前半800m47.7秒-後半800m45.0秒のスローペース。
しかし、ラップを見ると、もっとも遅かったのが4F目の12.3秒というハイラップ。しかも、4F通過後に○グランアレグリアが仕掛けたため、そこからは11.7秒-10.8秒と急加速。
こんな強引なレースだと、普通なら最後までもたないのだが、○グランアレグリアはラスト2Fを11.0秒-11.5秒でまとめて、2着以下に2馬身半差だから強すぎる。

実際、ついていった1番人気△ダノンファンタジーは、最後に止まって4着まで。また、同馬は序盤に口を割っており、折り合いが難しい。距離が延びるオークスへ不安を残した。

◎クロノジェネシスは、中団からラスト32.9秒で猛追するも、コンマ4秒差3着に敗退。こちらも序盤は行きたがっており、距離に不安を残した。

2着のシゲルピンクダイヤもテンションが高く、こちらも距離延長がアドバンテージになるとは思えない。




ダントツ人気のラッキーライラックの敗因/阪神牝馬S

土曜の阪神メインで行われた阪神牝馬Sは、ダントツ人気の▲ラッキーライラックが敗れ、ミッキーチャームが初重賞制覇を飾った。

馬場差-0.7で、レースタイム差-0.3。

レースは、前半800m47.9秒-後半800m45.7秒の超スローペースで、直線ヨーイドンの競馬となった。このペースで、ミッキーチャームがラスト33.4秒で上がってしまっては、後続の出る幕はない。

断トツ1番人気だった▲ラッキーライラックは、中団からラスト33.2秒の脚で追い込むも、コンマ2秒差8着と届かなかった。
この馬は、時計勝負に強いスピードタイプで、そもそも時計がかかる阪神マイルには向いておらず、今回のレースタイム差-0.3では時計が遅すぎた。
また、今回はスタートが上手く決まらず前へ行けなかった。秋華賞でもそうだったが、ポジションを取れないと道中動けなくなってしまう。それに、流れるペースの消耗戦の方が合っている。

ミッキーチャームは、前走大敗からの巻き返しで、叩いて真価を発揮した。レースタイム差-1.0だった秋華賞で2着に好走しているように、本質的には時計勝負になった方が良いタイプで、この時計で結果を出せたことは次走以降につながるはず。

3歳戦の注目馬はラヴズオンリーユー/忘れな草賞(阪神芝2000m)

先週の3歳戦で、もっとも見どころがあったのは、日曜の阪神第9Rに行われた忘れな草賞(芝2000m)である。

馬場差-1.1で、レースタイム差-1.3。

土曜の阪神芝は時計が速かったとはいえ、忘れな草賞のレースタイム差-1.3は、この時期の3歳牝馬のオープン特別戦なら及第点以上。
レースは、前半1000m61.0秒-後半1000m59.6秒のスローペース。ペース面からの経験値はないが、このペースで後続に3馬身差の圧勝だから、ここでは力が違った。

オークスでいきなり通用するかというと、もう少し経験値が必要な気もするが、前述の通り、桜花賞の上位組には距離に不安を残す馬が多いので、今年のメンバーなら上位に食い込む余地はありそうだ。

次走の注目馬・オーケストラ(米沢特別・福島ダ1700m)

日曜 福島第11R 米沢特別・ダ1700m 4着オーケストラ

馬場差+1.4で、レースタイム差+2.1。

日曜の福島ダートはかなり時計がかかっており、米沢特別もレースタイム差+2.1とかなり時計が遅かった。これでは、時計勝負に強いスピードタイプには厳しい。
実際、勝った△クインズヌーサがスピードランク11位、2着×オンザロックスが同15位、3着×メイショウノボサンが同9位だった。

時計がかかった方が良いタイプが上位を占める中、スピードランク1位のオーケストラは、コンマ5秒差の4着に踏みとどまった。

これなら、時計が速いコースに替われば、現級突破も間近だろう。


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