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【回顧】ライオンボス意外な辛勝で短距離戦線は群雄割拠【アイビスSDのタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
楽しみにしていたアイビスSDでしたが、終わってみれば、この日唯一レースタイム差プラスとなる凡戦となってしまいました。
スプリンターズSまでぶっこ抜くかとも思っていましたが、これで短距離戦戦は混沌としてきました。

各開催場の馬場差

7月27日(土)
   新潟 芝-0.9
   新潟ダート-1.5
   小倉 芝-1.7
   小倉ダート-0.2
   札幌 芝-2.0
   札幌ダート-0.9
7月28日(日)
   新潟 芝-1.1
   新潟ダート-0.6
   小倉 芝-1.4
   小倉ダート+0.3
   札幌 芝-1.3
   札幌ダート-1.0

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の新潟は、開幕週らしく芝の時計はかなり速かった。ダートは、そこそこ速い程度。

小倉は、土日ともに芝は高速決着が続いたが、ダートは時計がかかっていた。

札幌は芝もダートも時計が速く、とくに土曜の芝はかなり速かった。

ライオンボス意外な辛勝で短距離戦線は群雄割拠/アイビスSD

アイビスSDは、◎ライオンボスが人気に応えたが、前2走のような圧倒的な勝利には遠く及ばなかった。

馬場差-1.1で、レースタイム差+0.4。

日曜の新潟芝はかなりの高速決着だったが、アイビスSDは、この日唯一のレースタイム差プラスとなり、時計面ではとてもじゃないが評価できない。

逃げた◎ライオンボスのペースは、600m通過32.6秒と決して遅くはないが、ラスト1Fが11.8秒と一気に遅くなっている。同じペースだった邁進特別がラスト11.1秒だったことからも、意外な辛勝だった。

この結果をどう評価していいのか、かなり難しい。
ここでも前2走と同じようなパフォーマンスで勝ち切れれば、スプリンターズSでも面白い存在になりそうだったのだが、これでは推しづらい。
それでも、前日に主戦の鮫島駿騎手が落馬負傷で、田辺騎手がテン乗りの急遽の乗り替わりだったこと。また、前2走から3キロ増の56キロだったことを酌量すれば、次走しだいでは短距離戦線で面白いかもしれない。




凡戦勝利でG1戦線ではまだまだ苦戦しそう/クイーンS

札幌で行われたクイーンSは、1番人気×ミッキーチャームが勝ち、重賞2勝目を飾った。

馬場差-1.3で、レースタイム差-0.5。

日曜の札幌は開幕週らしく時計が速くなっていたが、クイーンSはレースタイム差-0.5止まりで、G3戦としては少々物足りない結果となった。

×リリックドラマのペースは、前半800m48.4秒-後半800m46.4秒の超スローペースで、レースの上がりが34.5秒の瞬発力勝負となった。
勝った×ミッキーチャームは、4番手と絶好位からラスト34.0秒でクビ差の辛勝。
×リリックドラマメイショウショウブといった先行馬が早めに脱落したことを思えば、×ミッキーチャームはもっと突き放しても良かったが、最後は◎スカーレットカラーにクビ差まで詰め寄られてしまった。

今後はエリザベス女王杯を目指すと思われるが、G1戦線でやっていくには、まだまだ経験が必要だと思う。

次走の注目馬・アクート(佐渡S・新潟芝2000m)

土曜 新潟第11R 佐渡S・芝2000m 1着アクート

土曜の新潟芝はかなりの高速馬場だったとはいえ、佐渡Sのレースタイム差-1.3は掛け値なしに速い。

前半1000m60.1秒-後半1000m57.2秒の超スローペースで、究極の瞬発力勝負となったが、それにしても後半1000m57.2秒は驚愕の速さである。

新潟競馬場が改装されてから、新潟芝2000mで後半1000m57秒台だったレースは20レースしかなく、勝ちタイムが1分57秒台となると、2012年の新潟記念(勝馬トランスワープ)しかない。

これならオープンに入っても即通用する。


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