こんばんわ、ウキョーです。
先週の土・日のレースの中で「次走の注目馬」に選ばれた馬を書いていきます。
次走の注目馬・ハギノアレグリアス(太秦S・阪神ダ1800m)
土曜の阪神ダートは、予想外に時計がかかっており、メインの太秦Sもレースタイム差+0.7と時計がかかった。そのため、時計勝負に強いスピードタイプには厳しい結果となった。
そんな中、スピードランク3位のハギノアレグリアスは、上り次点の36.5秒で突き抜けると、後続に1+1/4馬身差の完勝。本来合わない馬場で、最後まで脚を使えており、ここでは地力が上だった。
2年近い長期の休養があり、5歳にしてキャリアはまだ9戦。オープンに昇級して、2戦目で勝ち切ってしまうなど底を見せていない魅力がある。
次走以降も、じつに楽しみな一頭だ。
次走の注目馬・ピンハイ(西宮S・阪神芝1800m)
先週の2歳戦に見るべきレースがなかったので、”次走の注目馬”をもう一頭あげておく。それが、日曜の阪神第10R西宮Sを勝った△ピンハイだ。
馬場差-1.2で、レースタイム差-2.2。時計面は文句なしのハイレベル。そして、それ以上にラップが凄い!
前半1000m58.8秒-後半1000m57.3秒というハイラップ。とくに、後半1000mのラップは衝撃的。芝1800m戦で、前半1000mが58秒台で、後半1000mが57.5秒以下というのは、過去に6鞍しかない。
ちなみに勝ち馬は、古い順にフランツ、ダノンキングリー、コントレイル、アイスストーム、エスコーラ、ジュンブロッサムの6頭。
阪神芝1800mでは、△ピンハイが史上初である。前半、後半ともに驚異的な速さで、後方7番手から上り最速33.0秒で、2着以下に1+1/4馬身離しているのだから、かなりの強さと言っていい。
春は桜花賞5着、オークス4着とクラシック戦線で好走を繰り返しており、今後も楽しみな一頭だ。