こんばんわ、ウキョーです。
先週の土・日のレースの中で「次走の注目馬」に選ばれた馬を書いていきます。
先週は、土曜の東京第10Rの青梅特別でグラウンドビート(1番人気)が勝ち、スタンリーテソーロ(2番人気)が2着に来ました。京都メインの水無月Sではジュンブロッサム(1番人気)が勝ち、ウインスノーライト(5番人気)が2着に来ました。
日曜は、東京メインのエプソムCでレーベンスティール(1番人気)が勝ちました。
先週は人気馬ばかりでしたので、収支面ではトントンといったところでした。
次走の注目馬・シャイニングソード(未勝利・京都芝2400m)
土曜の京都芝は、馬場差-2.3の超高速馬場だったとはいえ、第6Rに行われた未勝利戦のレースタイム差-3.0は掛け値なしに速い。京都芝2400mはそもそも時計が速いので、基準タイム差に換算すると、タイム差-4.0という超高速決着である。
勝ったのはシャイニングソード。
レースは、前半1200m73.1秒-後半1200m71.4秒のスローペース。中盤の5~6Fで13.0秒-13.1秒と緩んだが、後半1000mは58.9秒と割と早く、ラスト2F11.4秒-11.4秒も悪くない。
過去を振り返ってみると、勝ちタイムが2.24.5より速くて、後半1000mが58.9秒以下となると、全競馬場を含めて44鞍ある。その中で、3歳限定戦となると、ダービー、オークス、青葉賞だけ。未勝利戦では史上初だ。
もちろん、これだけで重賞級というのは早計だが、楽しみな一頭が勝ち上がったのは確かだ。
2歳の注目馬・クロワデュノール(新馬・東京芝1800m)
今週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、日曜の東京第5Rで行われた新馬戦である。
勝ったのはクロワデュノール。
日曜の東京芝は馬場差-2.0の超高速馬場だったとはいえ、クロワデュノールの勝った新馬戦のレースタイム差-3.8は掛け値なしに速い。
勝ちタイムも凄いが、後半1000m57.3秒はとてもじゃないが信じられない。計測システムが壊れたんじゃないかと思うほど、とてつもない持続力と瞬発力である。
もちろん、3歳を超えればこれだけのタイムを記録すケースはあるが、この時期の2歳戦としては特筆ものである。
芝1800m戦で、勝ちタイムが1.46.9より速く、後半1000mが57.3秒より速いとなると、過去に39鞍しかない。そのすべてが3歳以上のレースで、2歳戦としては史上初である。
ダービー云々を語るには早すぎるが、クラシック戦線で楽しみな一頭だ。