こんばんわ、ウキョーです。
先週の土・日のレースの中で「次走の注目馬」に選ばれた馬を書いていきます。
先週は、土曜の中京第10Rの賢島特別でフィオライア(2番人気)が勝ち、日曜の中山第9Rの木更津特別でミラビリスマジック(3番人気)で2着、メインのオールカマーでレーベンスティール(1番人気)が勝ち、中京メインの神戸新聞杯でメイショウタバル(2番人気)が勝ちました。
どれも人気がありましたが、そこそこの配当が取れました。大きくプラスにはなりませんでしたが、マイナスではないので良しとしましょう。
次走の注目馬・アドマイヤサジー(九十九里特別・中山芝2500m)
土曜の中山芝は馬場差-2.4の超高速馬場だったとはいえ、九十九里特別のレースタイム差-4.3は掛け値なしに速い。
勝ったのはアドマイヤサジー。
中山芝2500mで2分30秒台以下で走ったのは、過去に10鞍しかない。そのほとんどが有馬記念で、アドマイヤサジーの2.30.6は条件戦としては史上最速である。
レースは中弛みの平均ペースで、ラスト3F11.8秒-11.4秒-11.7秒の瞬発力勝負。アドマイヤサジーは一貫して長距離を選んで走っており、エリザベス女王杯の2200mすら短いかもしれないため、出られるレースは限られてしまいそうだが、準オープンはもちろん、オープンでも楽しみな一頭だ。
ちなみに、2分30秒台以下で、上り3Fがすべて11秒台だったのは、過去にサンライズジェガー(2002年アルゼンチン共和国杯)と、アドマイヤデウス(2015年日経賞)の2頭だけ。
2歳の注目馬・エコロジーク(カンナS・中山芝1200m)
先週の2歳戦で、最も見どころがあったのは、土曜の中山第9Rで行われたカンナS(中山芝1200m)である。
勝ったのはエコロジーク。
勝ちタイム1.07.2は、2歳戦では過去最速の時計。もちろん、馬場差-2.4の恩恵は考慮する必要はあるが、それにしても速い!
さらに、1000m通過55.3秒というハイラップを逃げ切っており、その卓越したスピードはかなりのものを感じさせる。
実際、2歳の1200m戦で1000m通過55.3秒は歴代2位のハイラップ。最速を叩き出したのが昨年のピューロマジック(さざんか賞)で55.2秒だから、エコロジークも重賞級の器である。
次走ももちろん、来年まで楽しみな逸材だ。