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【エルムS 2024の展望】人気馬の死角と穴馬の資格|注目馬サンテックス

エルムSの展望
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こんばんわ、ウキョーです。

今週はエルムS! ダート大好きファンとしては、ダート重賞はもれなく楽しみです。重賞に昇格してから、もう27年が経ちます。過去の勝ち馬には、ダートの強豪の名が並んでいますね。

さて、エルムSといえば、私にとってはまだオープン特別だった頃のダイカツジョンヌです。ダートで活躍した牝馬といえばホクトベガが第一人者ですが、彼女より前に活躍したダートの女王です。ダートが不遇だった時代、南関から中央にやってきた女の子。ダートでは強かった!

ダイカツジョンヌ
【名馬コラム】ダイカツジョンヌ ダート黎明期に活躍した元祖砂の女王浦和生まれの砂の刺客 現在の競馬は、芝もダートも路線が整備され、どちらのコースでも名馬が誕生する。 ダート界にも、ホクトベガやラ...

札幌ダ1700mの傾向

有利枠1枠・2枠・4枠・8枠
不利枠5枠・6枠・7枠
脚質先行
騎手3割超武豊騎手
人気池添騎手
人気薄横山和騎手
 予想優先順位
1位
タイム
2位
展開
3位
騎手
4位
戦績
5位
コース特性
札幌ダ1700m
札幌ダ1700m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】札幌ダ1700mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...

札幌ダ1700mは、本質的に時計が速い。先週土曜の札幌ダートは馬場差-0.1とほぼ標準だったが、未勝利戦のダ1700mでは1.46.7が出ているように、やはり速めの時計になっている。

先行馬に有利だが、逃げ馬には厳しい。エルムSで逃げ切ったのは、条件戦時代のメジロルパンインターカオルの2頭だけ。オープンに昇格後、逃げ切ったのは一頭もいない。

有利枠は1枠、2枠、4枠、8枠で、不利枠は5枠、6枠、7枠。

連対率3割を超えるのは武豊騎手(ドゥラエレーデ騎乗予定)。

人気馬で買いたいのが池添騎手(ヴィクティファルス騎乗予定)で、人気薄なら横山和騎手(ペイシャエス騎乗予定)。

エルムS 2024で人気、話題になりそうな馬

サヴァ  評価:C
戦績ランク11位 スピードランク7位

相性の良いコースで【0 1 0 4】とまったく走れておらず、逆に相性の悪いコースで【2 0 0 4】と、相性の良いコースより走っている。また、相性の悪いコースで行われた大沼Sを勝っての臨戦過程は弱材料。
前走の大沼S勝ちは、レースタイム差+0.9と時計がかかっていた。時計が速くなりがちな札幌ダ1700mは、本質的に合っていない。ダート3戦目で結果を出したことは賞賛に値するが、今回に限ってはノーマークでいいだろう。

サーマルソアリング  評価:B
戦績ランク15位 スピードランク2位

相性が良いコースで走ったことがなく、逆に相性の悪いコースで【1 1 0 0】と好走しており、エルムSを勝つためのローテーションとは思えない。ダート転向後馬券圏外を外していない安定感は評価できるが、戦績面からは強く推せない。
1勝クラス勝ちがレースタイム差-2.0で、最後は流して13.7秒という余裕の勝利。そこから3連勝でオープン入りしたように、とにかくダート適性が高い。芝で走っていた頃は折り合いに苦労していたのが嘘のような走りができており、時計が速くなった方が良い

テーオードレフォン  評価:C
戦績ランク18位 スピードランク15位

相性の良いコースで【2 1 0 7】。掲示板を外したのが5回と多く、安定感には欠ける。また、相性の悪いコースのトータル成績が【2 0 1 2】で、掲示板を外したことは一度もない。札幌ダ1700mとの相性とは真逆の成績で、ローテーションからは買えない
直近の連対レースは今春の名古屋城Sで、レースタイム差+1.4で、その前の市川Sがレースタイム差-0.3。どちらかというと時計がかかった方が良いタイプで、時計が速くなる札幌ダ1700mは本質的に合っていない。

ドゥラエレーデ  評価:D
戦績ランク9位 スピードランク17位

相性のが良いコースでは【1 0 0 1】の成績で、勝ったのは2歳時の未勝利戦だけ。ダートの重賞となると、さすがにこの浅いキャリアでは厳しいと言わざるを得ない。ただ、チャンピオンズC3着、東京大賞典3着の実績は上位で、力量的には一枚抜けている
直近の連対レースは昨春のUAEダービーで、基準タイム差-2.0の高速決着。時計勝負に対応できるスピードは持ち合わせているものの、それ以来連対経験がないため、スピードランクは17位。今回に限っては、なるべく時計がかかってほしい

ドゥラレジリエント  評価:C
戦績ランク7位 スピードランク6

相性の良いコースで【3 1 0 1】の安定感。相性の悪いコースでも【1 1 0 0】と走っているので、戦績ランクは7位となっている。それでも、相性の良いコースで行われたディープインパクトCを勝っての臨戦過程は理想的
そのディープインパクトCがレースタイム差-0.6で、前々走のキングカメハメハCがレースタイム差-0.9だから、時計が速くなっても問題ない。オープンで走ったことがないのでスピードランクは6位だが、時計は十分に足りている。

ナチュラルハイ  評価:S
戦績ランク5位 スピードランク5位

相性の良いコースのトータル成績が【2 0 0 2】で、掲示板を外したことは一度もない。相性の悪いコースでも2勝をあげているが、トータル成績は【2 2 0 6】で2ケタ着順も経験しており、戦績面からは強材料。ただ、相性の悪いコースで行われた大沼S2着→マリーンS1着のローテーションはいただけない。
前走のマリーンSがレースタイム差+0.2で、前々走の大沼Sがレースタイム差+0.9と、どちらも時計がかかっている。それでもスピードランク5位に踏みとどまっているのは、オープン昇級後の最大着差がコンマ6秒差だから。今回は、時計が速くなっても対応できるだろう。

フルム  評価:A
戦績ランク5位 スピードランク12位

相性の良いコースでは1回しか走っておらず、それが3歳時の浦佐特別(2勝クラス)9着。ただ、相性の悪いコースで6連敗を喫しており、戦績面は強材料。また、相性の悪いコースで行われた欅S9着→大沼S5着の臨戦過程は好感が持てる。
直近の連対レースは昨暮れのコーラルSで、レースタイム差+1.3とかなり時計がかかっている。その前のBSイレブン賞はレースタイム差-0.9だから、時計不問で走れているのはアドバンテージ。とはいえ、今回はスピードランク12位なので、なるべく時計はかかってほしい

プロミストウォリア  評価:S
戦績ランク3位 スピードランク3位

相性の良いコースのトータル成績が【5 0 0 1】で、掲示板を外したことは一度もない。相性の悪いコースでは走ったことがなく、エルムS勝ちに相応しいローテーションといえる。その中身もアンタレスS勝ちと、実績面からも申し分ない。
直近の連対レースは昨春のアンタレスSで、レースタイム差-1.3の高速決着。時計が速い方が良いスピードタイプで、時計が速くなる札幌ダ1700mは合っている。1年2ヶ月ぶりだった1勝クラスを勝っているとはいえ、さすがに重賞で1年1カ月ぶりの実戦は弱材料と言わざるを得ない。

ミトノオー  評価:C
戦績ランク11位 スピードランク10位

相性の良いコースでは一度しか走っておらず、それが新馬戦(新潟ダ1800m)1着。逆に相性の悪いコースでは【2 1 0 1】と安定して走っており、戦績面からは弱材料となる。重賞で2着→1着と実績は十分だが、今回に限ってはその実績がアドバンテージにならない。
前走の平安S勝ちがレースタイム差+0.3で、前々走のマーチS2着がレースタイム差-1.5だから、高速決着に強いスピードタイプ。時計が速い札幌ダ1700mに向いている。

ユティタム  評価:A
戦績ランク1位 スピードランク9位

相性の良いコースで【4 1 0 1】の安定感。掲示板を外したのは前走のアハルテケS10着だけだが、そこからの臨戦過程というのはマイナス材料。それでも4勝5連対は、プロミストウォリアに次ぐ好成績で、前走の敗戦を無視しても狙ってみたい。
前々走のオアシスS勝ちがレースタイム差+1.4で、時計がかかった方が良いタイプ。時計が速くなる札幌ダ1700mは合っていない。また、騎乗予定の佐々木騎手がワーストランクなのも弱材料だ。

エルムS 2024の注目馬はサンテックス

今回、戦績項目とタイム項目でプラスになったのはサンテックスナチュラルハイプロミストウォリアの3頭。

この中で、もっとも人気がなさそうなサンテックスを取り上げる。

戦績ランク1位 スピードランク4位

相性の良いコースで【2 0 2 0】の安定感で、相性の悪いコースで【0 1 0 2】と走れていない。戦績面からはアドバンテージになる。相性の悪いコースで行われたマリーンS2着からの臨戦過程は厳しいが、相性の良いコースの安定感はそれを補って余りある。

前走のマリーンS2着がレースタイム差+0.2で、前々走の夏至S勝ちがレースタイム差-0.1だから、時計が速すぎると対応に苦慮しそうだが、今回のメンバーではスピードランク4位となっている。

今回に限っては、時計が速くなっても問題なく対応できそうだ

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