重賞展望 PR

【ジャパンC 2016の展望】キタサンブラック、ゴールドアクターにも不安あり

ジャパンCの展望
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんばんわ、ウキョーです。
今週はジャパンCですが、外国馬の参戦は3頭だけと寂しい限りです。
JRAさんも、そろそろ見直さないとマズイ時期だと思いますよ。

東京芝2400mの傾向

有利枠4枠・6枠・7枠・8枠
不利枠1枠・2枠・5枠
脚  質差し・追込
騎  手3割超えルメール騎手
人  気川田騎手・田辺騎手
人気薄蛯名正騎手

 

予想優先順位
1位 騎手2位 タイム3位 展開4位 戦績5位 コース特性

東京芝2400mは、かなり時計が速いコースで、時計勝負への対応力が必須となる。

差し・追込に有利なコースで、とくに逃げ馬には厳しいコース。

有利枠は4枠、6枠、7枠、8枠で、不利枠は1枠、2枠、5枠

連対率3割を超えるのはルメール騎手(レインボーライン騎乗予定)。
人気で安定しているのは川田騎手(ラストインパクト騎乗予定)と、田辺騎手(ワンアンドオンリー騎乗予定)。
人気薄なら蛯名正騎手(ディーマジェスティ騎乗予定)

ジャパンCで人気、話題になりそうな馬

キタサンブラック  評価:B
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中10位と可もなく不可もなし。
キタサンブラックは、相性の良いコースで【1 0 1 1】と戦績面でのアドバンテージは少ない。それでも、相性の良いコースで行われた前走の京都大賞典(京都芝2400m)を勝っての臨戦は好感が持てる。その京都大賞典はレースタイム差+0.4と時計がかかったが、本質的には時計が速い方が良いタイプなので、時計が速くなる東京芝2400mは合っている。ただ、今回のメンバーはスピードタイプが揃っており、キタサンブラックの時計ではちょっと物足りない。最大の課題は、逃げ切りが非常に難しいコースであるということ。コース得意の武豊騎手の手腕に期待したいが、人気になるなら押さえまで。

ゴールドアクター  評価:B
戦績のトータルは「-3」で、出走登録馬中16位とまったく走れていない。
ゴールドアクターは、相性の良いコースで【3 1 0 1】とかなりの安定感なのだが、相性の悪いコースで【5 1 0 0】とさらに走ってしまっており、G1になるとこの差がけっこうデカイ。また、前走が相性の悪いコースであるオールカマー(中山芝2200m)1着からの臨戦過程も不安。過去、オールカマーからの直行で好走した例はない。ただ、時計勝負に強いタイプなので、時計が速い東京芝2400mは合っているはず。問題は、コースランク外の吉田隼騎手である。今春の天皇賞(春)でも、コースキャリアの浅さを露呈してしまっただけに、有利枠はぜひとも欲しい。

サウンズオブアース  評価:B
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中10位と可もなく不可もなし。
サウンズオブアースは、相性の良いコースのトータル成績が【2 4 1 6】で、掲示板を外したのはダービー(東京芝2400m)11着の1回だけと、かなり安定している。しかし、この戦績でも今回は上位に食い込めないのだから、戦績レベルが高い。とはいえ、時計勝負に強いタイプなので東京芝2400mは向いている。前走の京都大賞典(京都芝2400m)は4着に負けているが、レースタイム差+0.4と時計がかかったもので気にしなくていい。3歳時のはなみずき賞(阪神芝2000m)以来勝っていないが、コース相性だけで言えば十分に勝負になる。

シュヴァルグラン  評価:B
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中2位とかなりのアドバンテージ。
シュヴァルグランは、相性の良いコースで【2 2 2 1】と安定しており、掲示板を外したことは一度もない。唯一の馬券圏外も3歳時の毎日杯(阪神芝1800m)5着だから、戦績面でのアドバンテージは高い。時計勝負に対応できるスピードはあるが、今回のメンバーに入るとスピードランク8位と一歩足りない。それでも、時計がかかるよりは良いので、東京芝2400mは合っている。前走のアルゼンチン共和国杯(東京芝2500m)はレースタイム差+0.3と時計がかかっていたが、苦手なレースで快勝できたのは地力強化の証。ただ、騎乗予定の福永騎手がランク外なので、有利枠は欲しいところ。

ディーマジェスティ  評価:B
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中6位と可もなく不可もなし。
ディーマジェスティは、相性の良いコースで【1 0 1 0】とキャリアが浅い割には悪くはない。内訳も、共同通信杯(東京芝1800m)勝ちに、ダービー(東京芝2400m)3着とアドバンテージは高い。ただ、相性の悪いコースで【1 1 0 0】と走ってしまっているので、今回のメンバーに入ると次点扱いまで。とにかく時計が速くなってくれないとダメなタイプなので、時計が速くなる東京芝2400mはピッタリ。ただ、ダービーと菊花賞(京都芝3000m)がそうだったように、スローのヨーイドンになると切れ負けしてしまう。今回も、前に行きたいクチはキタサンブラックくらいで、それほどペースも上がらなそうなのがネックになる。

ラストインパクト  評価:B
戦績のトータルは「+6」で、出走登録馬中1位とかなりのアドバンテージ。
ラストインパクトは、相性の良いコースのトータル成績が【4 2 1 5】で、着外は多いが、4勝は今回のメンバーに入ればアドバンテージ。また、相性の悪いコースで【1 0 0 4】と走れていないのも好材料。今回のメンバーに入ると若干スピード不足だが、本質的には時計勝負に強いタイプなので、東京芝2400mは向いている。去年のジャパンC(東京芝2400m)はレースタイム差-0.4での2着だから、そのくらいの時計までなら対応可能。騎乗予定の川田騎手がコースを得意にしており、有利枠を引ければ本命まである。

リアルスティール  評価:B
戦績のトータルは「-2」で、出走登録馬中14位とまったく走れていない。
リアルスティールは、相性の良いコースで【2 0 0 1】と悪くはないのだが、相性の良いコースで【0 2 1 0】と着外がないのが弱材料。前走の天皇賞(秋)ではレースタイム差+0.4で2着に好走できたが、本質的には時計が速くなって良いタイプなので、東京芝2400mは向いている。リアルスティールにとって2400mは長いが、前走の天皇賞(秋)では1000m通過60.8秒のスローペースでも完璧に折り合えており、力の違いで克服は可能。とはいえ、距離に不安があるだけに有利枠は欲しい。

ルージュバック  評価:B
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中2位とかなりのアドバンテージ。
ルージュバックは、相性の良いコースのトータル成績が【3 1 0 1】で、掲示板を外したのは去年の有馬記念(中山芝2500m)10着の一度だけ。今年に入って、レースタイム差+0.2のエプソムC(東京芝1800m)勝ち、レースタイム差+0.6の毎日王冠(東京芝1800m)勝ちと、時計がかかったレースで結果を出してきたが、時計勝負にも対応できるスピードはある。ただ、1800mが適距離なだけに、2400mはいかにも長い印象。コース得意の戸崎騎手がどこまでカバーできるかが鍵となる。

レインボーライン  評価:B
戦績のトータルは「-5」で、出走登録馬中18位とまったく走れていない。
レインボーラインは、相性の良いコースで【0 0 1 2】と走れておらず、逆に相性の悪いコースで【1 2 1 0】と安定しており、戦績面では大幅なマイナス。札幌記念(札幌芝2000m)では、ネオリアリズム(マイルCS3着)、モーリス(天皇賞・秋1着)の3着、菊花賞(京都芝3000mm)2着と力をつけてきた。札幌記念のレースタイム差は+1.7とかなり時計が遅かったが、菊花賞のレースタイム差は-2.6と一気に時計を詰めての好走で、1レースごとに成長しているのが明らか。菊花賞はたいした経験値にはならなかったが、コース連対率3割を超えるルメール騎手が騎乗予定なのは大きな強みで、ここでも上位争いの可能性は高い。

ジャパンCの注目馬はトーホウジャッカル

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬がおらず、かなりの混戦模様。
ここでは、優先順位が高いタイム項目に加点があり、戦績項目が次点扱いのトーホウジャッカルを取り上げる。

トーホウジャッカルは、とにかく時計が速くならないとダメなタイプで、時計が速くなる東京芝2400mはピッタリ。
前走の宝塚記念(阪神芝2200m)では15着に大敗しているが、レースタイム差+0.4とかなり時計がかかったレースだったので度外視していい。

相性の良いコースで【0 1 0 1】、相性の悪いコースで【0 0 1 1】と、まぁ本当に可もなく不可もない成績で、戦績面からは、東京芝2400mが向いているとも向いていないとも言えないので、有利枠は欲しいところ。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
応援よろしくお願いします!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA