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【菊花賞2021の展望】人気馬の死角と穴馬の資格

菊花賞の展望
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こんばんわ、ウキョーです。

今週は菊花賞。皐月賞馬もダービー馬も出てきませんが、将来性を含めて楽しみなメンバーが揃いました。

菊花賞で思い出すのは、ビッグウィークです。2011年の勝ち馬です。

夏の小倉で500万下、1000万下を連勝し、神戸新聞杯3着からの戴冠でした。
年明け初戦の京都記念は6着敗退でしたが、叩き良化型なので次走の日経賞は楽しみにしていましたが、レース中に骨折。
その後は本調子を取り戻すことなく、菊花賞が最後の1勝となってしまいました。
タラレバは禁句なのですが、日経賞の骨折さえなければと思わずにはいられません。

ちなみに、バゴの初年度産駒でした。彼の活躍があったからこそ、バゴの種牡馬人生が変わったと思います(かなり偏った個人的見解)。

阪神芝3000mの傾向

阪神芝3000m
阪神芝3000m|有利枠・不利枠、騎手連対率の最新データ【開催終了ごとに更新】阪神芝3000mのコースデータを徹底攻略|有利枠・不利枠・騎手ランクを公開...
有利枠1枠・4枠・5枠・7枠
不利枠2枠・6枠・8枠
脚質先行・差し
騎手3割超武豊騎手
人気武豊騎手・福永騎手
人気薄川田騎手
 予想優先順位
1位
戦績
2位
展開
3位
タイム
4位
騎手
5位
コース特性

阪神芝3000mは、時計がかかるコース。上りも相当に遅く、どんなに速くても34秒台後半なので、瞬発力勝負で好走を続けてきた馬には厳しい。

先行馬と差し馬が強いコース。逃げ切りは至難の業で、逃げ切ったのは1994年の万葉Sを勝ったホクセツギンガまで遡る。

有利枠は1枠、4枠、5枠、7枠で、不利枠は2枠、6枠、8枠

連対率3割を超える騎手は武豊騎手(ディープモンスター騎乗予定)。

人気で安定しているのは、武豊騎手(ディープモンスター騎乗予定)と、福永騎手(ディヴァインラヴ騎乗予定)。

人気薄なら、川田騎手(レッドジェネシス騎乗予定)。

菊花賞2021で人気、話題になりそうな馬

アサマノイタズラ  評価:D
戦績ランク16位 スピードランク6位

相性の良いコースで【1 0 0 1】。勝ったのが未勝利戦で、負けたのが皐月賞16着。さすがに、これでは実績面からは推せない
前走のセントライト記念は、最初から12.3秒のハイラップを刻むと、そこからラストまで12.2秒以下のラップが続くハイラップで、レースレベルは高い。ただ、中山芝2200mが阪神芝3000mと相性が悪いので、今回に限ってはアドバンテージにはならない。

ヴァイスメテオール  評価:D
戦績ランク7位 スピードランク17

相性の良いコースで【1 0 0 1】。勝ったのが1勝クラスで、負けたのが京成杯4着だから、悪くはない。
前走のラジオNIKKEI賞は、雨の影響で馬場が重く、レースタイム差+0.1と時計がかかった。ただ、今年は時計がかかる阪神芝3000mなので、例年ほどマイナスにはならない。右手前で走りがちなので左回りの方が良いが、前走ではしっかり手前を替えていた。時計がかかれば好走の余地も。

ヴィクティファルス  評価:B
戦績ランク7位 スピードランク14位

相性の良いコースで【1 0 0 1】。勝ったのは新馬戦(阪神芝1800m)で、負けたのが皐月賞9着。その皐月賞が1.5秒差だから、戦績面からは推せない
前走のセントライト記念は相性の悪いコースなので、負けてアドバンテージ。休み明けでコンマ6秒差の5着なら及第点は与えられるだけに、叩いた今回は上積みが見込める。騎乗予定の池添騎手がコースを得意にしており、時計次第では上位進出。

オーソクレース  評価:C
戦績ランク10位 スピードランク12位

相性の良いコースで1回しか走ったことがないが、それがホープフルS2着だから悪くない。
前走のセントライト記念はスピードランク10位で、レースタイム差-0.8の高速決着をコンマ4秒差の3着だから、成長の後は窺えた。そのセントライト記念ではズブさを見せたが、それは休み明けの分だろう。直線手前からびっしり追ったことで、叩いた今回は変わってきそうだ。

ステラヴェローチェ  評価:D
戦績ランク10位 スピードランク15位

相性の良いコースで走ったのは皐月賞3着だけ。皐月賞馬、ダービー馬がいない今回のメンバーなら、実績は上位。
前走の神戸新聞杯は、レースタイム差+3.4の不良馬場を完勝しただけに、高速決着には懸念が残る。ただ、今年は時計がかかる阪神芝3000mなので、そこまでのマイナスにはならない。あとはゲートで若干うるさいので、できれば偶数枠がほしい。

タイトルホルダー  評価:B
戦績ランク4位 スピードランク10

相性の良いコースで【1 1 0 1】。唯一の負け戦がホープフルS4着。弥生賞勝ちに皐月賞2着だから、今回のメンバーでは実績面で抜けている
前走のセントライト記念は、序盤から他馬に絡まれてリズムを崩しながらの競馬。それでも直線まで反応していたが、最後の最後でグラティアスに寄られて万事休す。かわいそうなレースとなってしまっただけに、巻き返しに期待したい。

ディヴァインラヴ  評価:A
戦績ランク10位 スピードランク1位

相性の良いコースで【1 0 0 1】。勝ったのが未勝利戦(阪神芝1800m)で、負けたのが矢車賞5着では、戦績面からは強く推せない
前走の木曽川特別は、レースタイム差-2.9の高速決着を制し、2着に半馬身、3着以下はそこから3馬身離れており、完勝と言っていい。牝馬の菊花賞制覇はクリフジとブラウニーの2頭がいるが、直近40年ではダンスパートナー、ポルカマズルカ、メロディーレーンの3頭のみ。さすがに大仕事は荷が重いか。

ディープモンスター  評価:B
戦績ランク10位 スピードランク7

相性の良いコースで【1 0 0 1】。勝ったのがすみれSで、負けたのが皐月賞7着。可もなく不可もなしといったところ。
前走のダービーでは折り合いを欠いて16着に大敗。さらに距離が延びて折り合いがつくかというと、不安要素にならざるを得ない。コーナーで外に膨れる悪癖も解消されたかわからない中、なかなか強くは推せない。それでも、騎乗予定の武豊騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引ければ連対圏は十分。

レッドジェネシス  評価:S
戦績ランク2位 スピードランク3

相性の良いコースで【2 0 0 1】。未勝利戦(阪神芝1800m)で4着に負けているのは厳しいが、今回のメンバーで2勝をあげているのは2頭だけ(もう1頭はロードトゥフェイム)なので、胸を張っていい
前走の神戸新聞杯は超不良馬場で評価が難しいが、3走前の京都新聞杯は好記録。レースタイム差-4.1という超高速決着を制しており、それでいてレースタイム差+3.4の神戸新聞杯で2着だから、潜在能力はかなり高い。

菊花賞2021の注目馬はヴェローチェオロ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、ヴェローチェオロレッドジェネシスロードトゥフェイムの3頭。
ここでは、人気がなさそうなヴェローチェオロを取り上げる。

相性の良いコースのトータル成績が【1 0 1 0】で、前走の三田特別勝ちに、芙蓉S3着。相性の良い前走を勝っての臨戦過程は好感が持てる

その三田特別がレースタイム差+0.5と時計がかかっていたが、今年の阪神芝3000mならマイナスにはならない。

ただ、騎乗予定の幸騎手がワーストランク入りなので、有利枠は絶対に欲しい。

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