重賞展望 PR

【毎日王冠の展望】人気馬の死角と穴馬の資格

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんばんわ、ウキョーです。
今週から東京と阪神が開幕し、G1戦線も本番を迎えます。東京では毎日王冠、阪神では京都大賞典が行われます。

毎日王冠で思い出すのは、テレグノシスです。2004年の勝ち馬です。

3歳時にNHKマイルCを勝ってG1馬に名を連ね、その後は毎日王冠を含め重賞3勝をあげました。
4歳時には、フランスンに遠征し、ジャック・ルマロワ賞、ムーラン・ド・ロンシャン賞に挑戦。ジャック・ルマロワ賞では3着に好走しました。

ジャック・ルマロワ賞に挑戦した日本馬は、テレグノシスを最後に出ていません。テレグノシスに続く挑戦を心待ちにしています。

東京芝1800mの傾向

有利枠2枠・5枠・7枠・8枠
不利枠3枠・4枠・6枠
脚質差し・追込
騎手3割超ルメール騎手
人気横山武騎手
人気薄石橋脩騎手・田辺騎手
 予想優先順位
1位
展開
2位
戦績
3位
タイム
4位
騎手
5位
コース特性

東京芝1800mは、時計が速いコース。開幕週となる今週は、多少の雨ならものともせずに高速決着となる。

差し馬と追込馬が強いコース。逃げ切りは至難の業だが、開幕週で行われる毎日王冠では、アエロリットやエイシンヒカリなど、逃げ切りも決まっている。

有利枠は2枠、5枠、7枠、8枠で、不利枠は3枠、4枠、6枠

連対率3割を超える騎手はルメール騎手(シュネルマイスター騎乗予定)。

人気で安定しているのは、横山武騎手(マイネルファンロン騎乗予定)。

人気薄なら、石橋脩騎手(ダイワキャグニー騎乗予定)と、田辺騎手(カデナ騎乗予定)。

毎日王冠で人気、話題になりそうな馬

ヴァンドギャルド  評価:B
戦績ランク7位 スピードランク8位

相性の良いコースで【2 0 2 4】と強調するほではないが、富士S勝ちがあり、マイナスになるわけではない。
その富士Sがレースタイム差+0.5で、ウェルカムS勝ちがレースタイム差+1.0だから、開幕週の時計勝負に向くタイプとは言えない。前走のドバイターフは2着に好走しているが、これも基準タイムと比較すると-0.5なので、あまり時計が速くなると厳しくなる。

ヴェロックス  評価:A
戦績ランク5位 スピードランク4

相性の良いコースのトータル成績が【1 2 0 2】で、掲示板を外したことは一度もない。馬券圏外は東スポ杯2歳4着と、前々走のエプソムC4着。1勝3連対の中身も若葉S勝ちに、皐月賞2着だから、実績面からは申し分ない。
その若葉S以来勝ち星に恵まれていないが、ダービー3着、菊花賞3着と、G1でもたびたび好走してきた実力は認められる。スピードランクも4位と、開幕週の高速馬場にも対応できる

ケイデンスコール  評価:D
戦績ランク11位 スピードランク10位

相性の良いコースで【0 1 0 4】とまったく走れていない。NHKマイルC2着の実績は光るが、その後の相性の良いコースでのレースがすべて2ケタ着順では、さすがに過去の栄光と言わざるを得ない。
前々走のマイラーズCは、レースタイム差-2.5の高速決着を差し切っており、開幕週の高速馬場でも対応できる。スピードランクが10位と低迷しているのは、マイル以外の距離で好走実績がないからなので、それほど気にする必要はない。

シュネルマイスター  評価:S
戦績ランク4位 スピードランク1位

キャリアは浅いが、相性の良いコースで【1 1 1 0】の好成績。NHKマイルC勝ちに、安田記念3着は、このメンバーに入っても実績は最右翼。
NHKマイルC勝ちがレースタイム差-2.5で、安田記念がレースタイム差-1.1と、時計速ければ速い方がアドバンテージになる。騎乗予定のルメール騎手は、当コースの連対率46.6%で独走態勢を築いている。たとえ有利枠を引けなくても、本命候補の一頭。

ダイワキャグニー  評価:B
戦績ランク10位 スピードランク8位

相性の良いコースで【8 1 1 11】と、着外が多すぎてランクを落としているが、8勝9連対は今回のメンバーに入っても頭ひとつ抜けている。東京芝1800mは戦績項目の優先順位が高いが、他の項目でプラスを得られれば、相殺するに十分な実績と言っていい。
昨年の毎日王冠で2着に好走しており、レースタイム差-0.6の高速決着にも対応している。騎乗予定の石橋脩騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引ければ好勝負も可能。

ダノンキングリー  評価:S
戦績ランク1位 スピードランク3

相性の良いコースで【4 0 2 2】の安定感。掲示板を外したのは天皇賞(秋)12着と、安田記念7着。G1ではもろもろの条件が揃わないと好走が難しいタイプでも、G2クラスなら戦績面は申し分ない。
前走の安田記念勝ちがレースタイム差-1.1の高速決着で、開幕週の高速馬場でも問題ない。騎乗予定の川田騎手がコースを得意にしており、有利枠を引けなくても好走の確率は高いといえよう。

トーラスジェミニ  評価:E
戦績ランク12位 スピードランク10位

相性の良いコースで【1 0 1 8】とまったく走れておらず、逆に相性の悪いコースで4勝をあげており、ここを狙ったローテーションとはいえない
前々走の七夕賞勝ちがレースタイム差+2.6、春の東風S勝ちがレースタイム差1.1だから、時計がかかった方が良いタイプで、時計が速くなる開幕週では厳しい。騎乗予定の丸山騎手もランク外だし、たとえ有利枠を引けてもっ苦戦は必至。

ポタジェ  評価:A
戦績ランク1位 スピードランク1

キャリアは浅いものの、相性の良いコースで【3 2 0 0】の安定感。相性の良い白富士S勝ちの後、金鯱賞3着、新潟大賞典2着と、重賞でも足りる力は示せている。
白富士S勝ちがレースタイム差-0.5で、その前の岸和田S勝ちがレースタイム差-1.2だから、開幕週で時計が速くなっても大丈夫。騎乗予定の吉田隼騎手がランク外なので、このメンバーで好走するにはぜひとも有利枠がほしい。

毎日王冠の注目馬はサンレイポケット

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、ヴェロックスサンレイポケットシュネルマイスターダノンキングリーの5頭。

ここで取り上げるのは、サンレイポケットである。

相性の良いコースでは3戦しか走っておらず【0 1 1 1】とまったく強調できないが、相性の悪いコースで2連敗しての臨戦過程は好感が持てる

新潟大賞典勝ちはレースタイム差+1.2と時計がかかっているが、基準タイム差にすれば-0.4。また、レースタイム差-0.5の白富士Sで2着、レースタイム差-0.6の毎日王冠で3着に好走しており、ある程度なら時計が速くなっても対応できる

ただ、騎乗予定の鮫島駿騎手がランク外なので、できれば有利枠は欲しい。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA