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【新潟記念の展望】人気馬の死角と穴馬の資格

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こんばんわ、ウキョーです。
今週は、土日で3重賞ありますが、ここでは新潟で行われる新潟記念を取り上げます。

新潟記念で思い出すのは、アルコセニョーラです。3歳時に紫苑S(当時はOP特別)、福島記念を勝っていたバリバリのオープン馬でしたが、6連敗後の新潟記念は16番人気の低評価でした。
ところが、蓋を開けてみると、上り最速33.7秒の豪脚で、絵に描いたような直線一気。

なぜアルコセニョーラを覚えているかというと、このときアルコセニョーラから馬券を買って的中したから。16番人気-2番人気の決着で馬連14,720円。もうちょっと配当がほしかったな。

新潟芝2000mの傾向

有利枠2枠・4枠・5枠・8枠
不利枠1枠・3枠・6枠
脚質差し・追込
騎手3割超Mデムーロ騎手
人気三浦騎手
人気薄Mデムーロ騎手・石橋脩騎手
 予想優先順位
1位
タイム
2位
騎手
3位
戦績
4位
展開
5位
コース特性

新潟芝2000mは、時計が速いコース。他の競馬場と比べても時計ひとつは違うんじゃないかというくらいの高速馬場。

差し、追い込み馬が強いコースで、逃げ切りは難しい。新潟記念で逃げ切ったのは、改修前のトウカイタロー(1996年)まで遡る。

有利枠は2枠、4枠、5枠、8枠で、不利枠は1枠、3枠、6枠

連対率3割を超える騎手はMデムーロ騎手(マイネルファンロン騎乗予定)。

人気で安定しているのは、三浦騎手(アドマイヤポラリス騎乗予定)。

人気薄なら、Mデムーロ騎手(マイネルファンロン騎乗予定)と石橋脩騎手(ザダル騎乗予定)。

新潟記念で人気、話題になりそうな馬

アドマイヤポラリス  評価:B
戦績ランク15位 スピードランク10位

相性の良いコースで【0 2 2 2】と勝鞍はないものの、掲示板を外したのは一度だけ。ただ、相性の悪いコースで【3 2 3 0】の好成績で、新潟芝2000mを狙ったローテーションとはいえない。
2勝クラス勝ちがレースタイム差-3.7という超高速決着。次走も準オープンも軽々と突破するのも当然の時計。初重賞の目黒記念は明らかに切れ負けのレースで、今回もスローの上り勝負になると厳しいか。

クラヴェル  評価:A
戦績ランク2位 スピードランク3

相性の良いコースで【2 0 2 0】とすべて馬券圏内の安定感はすばらしい。さらに、相性の悪いコースで【0 0 0 3】と全敗しており、ローテーションとしても文句なし。
近2走の重賞で2着、3着と好走しており、勢いはある。2着だったマーメイドSがレースタイム差+0.8と時計がかかっていたので、時計面で限界がありそうだが、それでも昨年の三面川特別勝ちがレースタイム差-0.9だから、ある程度は時計が速くなっても対応できる。

ザダル  評価:A
戦績ランク9位 スピードランク2位

相性の良いコースのトータル成績が【2 0 1 1】で、掲示板を外したことは一度もない。唯一の馬券圏外が毎日王冠5着だから、実績面では申し分ない。ただ、相性の悪いコースでも【1 0 1 0】の好成績なので、行って来いで戦績面では推せない。
前走のエプソムCでは、これまで見せていた折り合い難は一切なく、直線も抜群の切れ味で重賞初制覇。騎乗予定の石橋脩騎手はコースを得意にしており、本命候補の一頭。

ショウナンバルディ  評価:B
戦績ランク14位 スピードランク11

相性の良いコースで【1 1 2 6】とイマイチの成績で、勝ったのも未勝利戦だけ。さらに、相性の悪いコースで【2 1 1 2】の好成績。新潟芝2000mが合っているとは思えない
近走は、レースタイム差+0.1の金鯱賞で2着、レースタイム差+0.6の七夕賞で3着に好走しており、どちらかというと時計がかかった方が良いタイプなので、時計が速くなりそうな今回は苦戦しそう。ただ、騎乗予定の戸崎騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引ければ連対なら。

トーセンスーリヤ  評価:D
戦績ランク18位 スピードランク8位

相性の良いコースで【1 1 1 7】と強調できない成績だが、勝ったのが去年の新潟大賞典というのが悩ましい。ただ、その新潟大賞典がレースタイム差+0.6と時計がかかっていたもので、時計勝負になった新潟芝2000mで同じ走りができるかとなると半信半疑。
前走の函館記念を勝って重賞2勝目。それで今回はハンデ57.5キロは、個人的には0.5キロ恵まれたと思う。とはいえ、騎乗予定の横山和騎手がランク外なので、好走には有利枠が必須。

ヤシャマル  評価:B
戦績ランク4位 スピードランク11

相性の良いコースで【2 1 2 2】と安定しており、掲示板を外したのは前走のエプソムC9着だけ。相性の悪いコースだと【0 0 1 0】とほぼ走っていないので、ローテーションはOK
そのエプソムCは、道中から追走に苦労しており、初重賞のペースに戸惑ったか。それでも3番手のポジションは取れており、ペースに慣れてくれば、まだ見限れない。

ラーゴム  評価:B
戦績ランク10位 スピードランク1位

相性の良いコースで【0 1 0 1】と強調できない。相性の悪いコースでは【1 0 0 0】なので、キャリアが浅いため断言しづらいが、現段階では新潟芝2000mへの適性は疑問符がつく
前走のダービーは、折り合いを欠いて引っかかり、ポジションも取れないまま12着に惨敗。それでもきさらぎ賞勝ちで、ハンデ53キロは恵まれた感。とはいえ、騎乗予定の池添騎手がランク外なので、有利枠は欲しいところ。

ラインベック  評価:C
戦績ランク7位 スピードランク11位

相性の良いコースで【1 0 2 0】と、掲示板を外したことは一度もない。しかし、相性の悪いコースで【2 0 0 0】の好成績で、行って来いで戦績面では可もなく不可もなし。
前走の江の島Sはレースタイム差-0.8の高速決着を制しており、時計が速くなっても対応できるだろう。そうはいっても、重賞メンバーに入るとスピードランク11位なので、なるべく時計はかかってほしい

リアアメリア  評価:D
戦績ランク10位 スピードランク16位

相性の良いコースで【0 0 0 3】とまったく走れておらず、逆に相性の悪いコースで2勝をあげていて、戦績面からは強く推せない
今年に入ってからの3戦は、すべてポジションを取れずに後方からの競馬。これが陣営の思惑なのか、それとも取りたいのに取れないのかわからないが、いずれにせよ展開に左右されるようになってしまった。上りが速くなりがちな新潟芝2000mなので、ある程度のポジションは欲しい。

新潟記念の注目馬はパルティアーモ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、クラヴェルとパルティアーモの2頭だけ。

ここでは、戦績項目が頭ひとつふたつ抜けているパルティアーモを取り上げる。

相性の良いコースで【4 3 1 0】の安定感。オープンへの昇級初戦だった前走のメトロポリタンSも相性の良い東京芝2400mで、ゴールドギアにクビ差の2着。

そのメトロポリタンSはレースタイム差-0.3で、そこまで時計は速くはなかったが、同コースの1勝クラス卒業時がレースタイム差-0.9だから、時計が速くなっても対応できる

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