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マリアライト◎ ミッキークイーン×【エリザベス女王杯の分析】

エリザベス女王杯の展望
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こんばんわ、ウキョーです。
今週のエリザベス女王杯も、天皇賞(秋)に続いてフルゲートを割りました。
シンハライト、ジュエラーといった3歳女王も不参加で、ちょっと寂しいメンツです。

京都芝2200mの傾向

有利枠4枠・5枠・6枠・7枠
不利枠1枠・2枠・3枠
脚  質先行・差し
騎  手3割超え
人  気ルメール騎手・四位騎手
人気薄武豊騎手・松山騎手

 

予想優先順位
1位 戦績2位 展開3位 コース特性4位 タイム5位 騎手

京都芝2200mは、それほど時計は速くならないが、重賞ともなれば時計勝負への対応力は必須

先行・差しに有利なコースで、クラスが上がると逃げ切りは難しくなる。

有利枠は4枠、5枠、6枠、7枠で、不利枠は1枠、2枠、3枠

連対率3割を超える岩田騎手は、今回は騎乗予定なし。
人気で安定しているのはルメール騎手(シングウィズジョイ騎乗予定)と、四位騎手(ヒルノマテーラ騎乗予定)。
人気薄なら武豊騎手(マキシマムドパリ騎乗予定)か、松山騎手(デンコウアンジュ騎乗予定)

エリザベス女王杯で人気、話題になりそうな馬

クイーンズリング  評価:C
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中11位とまったく走れていない。
クイーンズリングは、相性の良いコースで【0 1 0 2】。秋華賞(京都芝2000m)で2着に来ているものの、イマイチな成績と言わざるを得ない。また、前走の府中牝馬S(東京芝1800m)をレースタイム差+0.6で勝っているように、時計がかかった方が良いタイプで、京都芝2200mの重賞ではスピードが足りない。騎乗予定のM・デムーロ騎手がコースを得意にしているのが救いだが、たとえ有利枠を引けても連下まで。

シャルール  評価:C
戦績のトータルは「-2」で、出走登録馬中15位とまったく走れていない。
シャルールは、相性の良いコースで走った経験がなく、相性が悪いコースで【1 1 0 0】と好走してしまっており、京都芝2200mには向いていない。2度の重賞2着が、レースタイム差+0.2の福島牝馬S(福島芝1800m)と、レースタイム差+0.2のクイーンS(札幌芝1800m)だから、時計勝負になると厳しくなる。先週の京都芝コースは時計が速く、今秋になって突然時計がかかるとは思えず、苦戦は必至。距離延長は有利だが、騎乗予定の福永騎手がコースを得意にしているが、今回は静観が妥当。

シュンドルボン  評価:C
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中6位と可もなく不可もなし。
シュンドルボンは、相性の良いコースで【0 1 0 2】とイマイチな成績で、戦績項目の優先順位が高い京都芝2200mでは厳しい。唯一の重賞勝利である中山牝馬S(中山芝1800m)がレースタイム差+2.2だったように、時計がかかった方が良いタイプで、京都芝2200mの重賞では見劣る。騎乗予定の吉田豊騎手もランク外で、叩いた効果は見込めても、今回は手が出ない。

タッチングスピーチ  評価:B
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中8位と可もなく不可もなし。
タッチングスピーチは、相性の良いコースで【0 1 1 0】と悪くはないが、強調できない。去年のエリザベス女王杯(京都芝2200m)では3着に好走したが、そのエリザベス女王杯のレースタイム差が+2.1で、年明けの京都記念(京都芝2200m)ではサトノクラウンの2着と気を吐いたが、そのレースタイム差は+4.9である。とにかく時計がかからないと好走は望めず、現状の京都芝のコンディションを考えると、かなり厳しい戦いを強いられそうだ。騎乗予定のムーア騎手は魅力だが、宝塚記念以来の休み明けもマイナス材料。

パールコード  評価:A
戦績のトータルは「+2」で、出走登録馬中3位とかなりのアドバンテージ。
パールコードは、相性の良いコースで【0 2 0 0】と強調はできないが、キャリアの浅い3歳馬ならこれで及第点以上。前走の秋華賞(京都芝2000m)がレースタイム差-0.9で2着に好走しているように、時計が速くなっても十分に対応できるスピードはある。騎乗予定の川田騎手がコースを得意にしており、これで有利枠を引けたら本命級。54キロのアローワンスも地味に利いてきそうで、初の古馬との対戦となるが、ここは楽しみな一戦となる。

ヒルノマテーラ  評価:C
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中11位とまったく走れていない。
ヒルノマテーラは、豊富なキャリアを誇るものの、相性の良いコースで走ったことがなく、相性の悪いコースで【0 1 0 0】と2着1回。戦績項目の優先順位が高い京都芝2200mでは、心許ない成績である。ただ、そもそも時計が速い京都芝1800mで行われた前走のカシオペアSを、レースタイム差-0.1で勝ち切っており、時計勝負は望むところ。今の京都芝は合っているはずで、ここが試金石の一戦となりそう。騎乗予定の四位騎手がコースを得意にしており、有利枠を引ければ上位争いも。

マキシマムドパリ  評価:B
戦績のトータルは「+2」で、出走登録馬中3位とかなりのアドバンテージ。
マキシマムドパリは、相性の良いコースで【0 0 3 1】と連対経験がないのはマイナス材料だが、今回の戦績項目はレベルが低いため、3着3回でも及第点となる。ただ、その内訳がフローラS(東京芝2000m)、秋華賞(京都芝2000m)、前走のジェンティルドンナメモリアル(京都芝2000m)では強調はできない。また、時計勝負になると甘くなるタイプなので、今の京都芝があっているとは思えない。騎乗予定の武豊騎手がコースを得意にしているとはいえ、さすがに準オープンも勝てないようでは厳しいだろう。

マリアライト  評価:A
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中2位とかなりのアドバンテージ。
マリアライトは、相性の良いコースのトータル成績が【3 0 1 2】で、掲示板を外したことは一度もない。去年のエリザベス女王杯(京都芝2200m)勝ちに、有馬記念(中山芝2500m)4着、日経賞(中山芝2500m)3着と戦績項目では群を抜いている。宝塚記念(阪神芝2220m)はレースタイム差+0.4で勝っているが、本質的には時計が速くなった方が良いタイプ。叩き良化型で、前走からの上積みも当然あるだろうし、人気になるだろうが外せない。

ミッキークイーン  評価:B
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中6位可もなく不可もなし。
ミッキークイーンは、戦績項目にプラスはないが、相性の良いコースで【2 0 1 0】と悪くはない。掲示板を外したのは、去年のジャパンC(東京芝2400m)の8着。時計が速くなった方が良いタイプで、京都芝2200mの重賞なら、そのスピードの真価を発揮できる。問題は、ヴィクトリアM(東京芝1600m)以来の実戦ということ。これまで休み明けでも結果を残してきたが、本質的には叩いて良くなるタイプ。ローズS(阪神芝1800m)や、クイーンC(東京芝1600m)のように、休み明けだとゲートが安定せず、G2、G3クラスなら地力でなんとかなっても、さすがにG1では買いづらい。

エリザベス女王杯の注目馬はウインプリメーラ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬はウインプリメーラと、パールコードマリアライトの3頭。

この中で、もっとも人気がなさそうなウインプリメーラを取り上げる。

ウインプリメーラは、相性の良いコースでは1回しか走ったことがなく、去年の小倉記念(小倉芝2000m)3着だけ。その小倉記念は1000m通過57.9秒のハイペースを3番手追走から粘り切り、アズマシャトルにコンマ2秒差。先行馬で掲示板を確保したのはウインプリメーラだけだから、負けて強しのレースだった。

前走のポートアイランドS(阪神芝1600m)はレースタイム差+0.7で勝利を上げたが、前述の小倉記念のレースタイム差が-0.7だから、時計勝負に対応できるスピードはある。

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