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【展望】スピードタイプが揃い難解な一戦に【札幌記念の展望】

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こんばんわ、ウキョーです。
札幌は雨の影響で芝の時計はかかってきており、札幌記念も時計がかかるのではないかと思います。

札幌芝2000mの傾向

有利枠4枠・6枠・7枠・8枠
不利枠1枠・2枠・5枠
脚質先行・差し
騎手3割超えルメール騎手・福永騎手
人気ルメール騎手・横山典騎手
人気薄モレイラ騎手

 

 予想優先順位
1位
タイム
2位
コース
3位
騎手
4位
展開
5位
戦績

札幌芝2000mは、時計が遅いコースで、時計勝負に強いタイプには厳しくなる。

先行・差しに有利なコースで、好位~中団までが勝利ポジションとなる。逃げ馬苦戦のコースでもある。

有利枠は4枠、6枠、7枠、8枠で、不利枠は1枠、2枠、5枠

連対率3割を超える騎手はルメール騎手(マカヒキ騎乗予定)と、福永騎手(サングレーザー騎乗予定)。
人気で安定しているのはルメール騎手(マカヒキ騎乗予定)と、横山典騎手(ミッキースワロー騎乗予定)。
人気薄ならモレイラ騎手(ネオリアリズム騎乗予定)。

札幌記念で人気、話題になりそうな馬

ゴーフォザサミット  評価:C
戦績ランク7位 スピードランク14位
相性の良いコースではスプリングS(中山芝1800m)で7着に負け、相性の悪いコースでは青葉賞(東京芝2400m)勝ちと、札幌記念を狙うローテーションではない。時計がかかった方が良いタイプなので、その点では札幌芝2000m向きと言えるが、今回のメンバーではスピードランク14位で、古馬G2ではいかにも時計が足りない。ただ、ダービー後の成長いかんでは時計は詰められる可能性はあり、あとはコース得意の蛯名正騎手の手腕しだい。

サクラアンプルール  評価:B
戦績ランク5位 スピードランク4位
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中5位と安定している。
相性の良いコースのトータル成績は【1 2 0 4】で、掲示板を外したのは、5歳時の阿武隈S(福島芝1800m)9着と、去年の函館記念(函館芝2000m)9着の2回。そのどちらも休み明けでのもので、叩き良化型の同馬にとっては酌量の余地はある。今年は、休み明けの函館記念で2着に好走しており、7歳にしてまだまだ力は現役。どちらかというと時計勝負になった方が良いが、去年の札幌記念ではレースタイム差+0.4で勝っているように、ある程度の時計なら対応は可能。

サングレーザー  評価:C
戦績ランク1位 スピードランク1位
戦績のトータルは「+4」で、出走登録馬中1位とかなりの安定感。
2歳時のホープフルS(中山芝2000m)以来の2000m戦になるが、相性の良いコースでは【2 1 0 0】の好成績で、相性の悪い安田記念(東京芝1600m)で5着に負けているのも好材料。レースタイム差-2.2のマイラーズC(京都芝1600m)を勝っているように時計が速い馬場に向くタイプなので、時計がかかる札幌芝2000mは本質的に向かない。雨の影響で時計がかかり出している札幌芝も、同馬にとっては弱材料となる。

ネオリアリズム  評価:B
戦績ランク3位 スピードランク10位
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中3位とかなり安定している。
相性の良いコースで【4 0 0 1】の好成績。唯一の着外が、一昨年の函館記念(函館記念芝2000m)6着。その函館記念はレースタイム差-1.0で、時計がかかった良いタイプの同馬にとっては、ちょっと時計が速かった。実際、一昨年の札幌記念(札幌芝2000m)勝ちは2.01.7で、今回もスピードランク10位。今年も、2分~2分1秒台の決着になれば出番はある。

マイスタイル  評価:B
戦績ランク5位 スピードランク14位
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中5位と安定している。
相性の良いコースのトータル成績は【2 0 0 1】で、掲示板を外したのは昨年の神戸新聞杯(阪神芝2400m)7着。その神戸新聞杯は、1000m通過61.4秒のスローペースで切れ負けしてしまったもの。それでも、レイデオロからコンマ8秒差なら酌量の余地はある。マルターズアポジーの逃げならスローになることはないだろうから、ハイペースで粘り抜いた4走前の福島民報杯(福島芝2000m)の再現が狙える。ただ、今回はスピードランク14位となっており、いくらなんでも時計が足りないので、有利枠はぜひとも欲しいところ。

マカヒキ  評価:B
戦績ランク7位 スピードランク7位
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中7位と可もなく不可もなし。
ここまで相性の良いコースで走ったことがなく、相性の悪いコースでは【3 0 0 3】と、札幌芝2000mを狙うローテーションとは言えない。スローの瞬発力勝負で真価を発揮するタイプで、今回はマルターズアポジーとマイスタイルの存在がネックになりそう。また、どちらかというと時計勝負に強いタイプでもあり、時計がかかり出している今の札幌芝が合っているとも思えず、ここでも復活は厳しそう。

ミッキースワロー  評価:A
戦績ランク1位 スピードランク7位
戦績のトータルは「-4」で、出走登録馬中1位とかなりの安定感。
相性の良いコースで【2 1 1 0】の好成績で、内訳もセントライト記念(中山芝2200m)勝ちにAJCC(中山芝2200m)2着と、実績も十分。相性が悪い、前走の大阪杯(阪神芝2000m)で5着に負けているのも好材料。時計勝負に対応できるスピードもあるが、今回はスピードランク7位と、時計がかかる札幌芝2000mともマッチする。不安要素は、これまでハイペースを経験せずに来たこと。ここもペースが上がるようだと、未知の領域に突入する。

モズカッチャン  評価:C
戦績ランク11位 スピードランク12位
戦績のトータルは「-1」で、出走登録馬中11位とまったく走れていない。
相性の良いコースでは500万下(中山芝1800m)勝ちがあるものの、相性の悪いコースで【1 1 2 2】と相性の良いコースより走っているのは弱材料。レースタイム差+1.5だったエリザベス女王杯(京都芝2200m)を勝っているように、時計がかかって良いタイプなので、時計が遅い札幌芝2000mは合っている。初の古馬重賞だった京都記念(京都芝2200m)でもコンマ2秒差に踏みとどまっており、力は通用する。ただ、休み明けはテンションが高くなりやすいので、当日の気配には注意したい。

 

札幌記念の注目馬はナイトオブナイツ

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、ミッキースワローだけ。
ミッキースワローは人気になりそうなので、ここでは次点のナイトオブナイツを取り上げる。

相性の良いコースで【3 0 0 5】と、勝つか負けるかの両極端で、前走の函館記念(函館芝2000m)で負けているのも弱材料だが、今回は戦績レベルが高くないので、3勝を挙げていれば及第点以上。

重馬場で行われた巴賞(函館芝1800m)を、レースタイム差+1.2で勝っているように、時計がかかった方が良いタイプで、時計がかかり出している今の札幌芝2000mは合っている。
スローペースで結果を出してきた同馬だが、1000m通過59.2秒と流れた難波S(阪神芝1800m)を勝っており、ある程度のペースなら対応できるはず。
 


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