こんばんわ、ウキョーです。
今週は、札幌で札幌記念が行われます。ソダシとラヴズオンリーユーが参戦してきて、なかなか面白いレースになりそうです。
札幌記念で思い出すのは、サングレーザーですね。3連勝で準オープンを卒業後、スワンSまでぶっこ抜き。すごい馬が現れたなぁと思ったのを覚えています。
翌年のマイラーズCで1.31.3のレコードで重賞2勝目。当時としては驚異のレコードでした。そして、安田記念5着を挟んで札幌記念。スピード寄りだと思っていたので、2000mは長いと思っていたけど、そんな不安を吹き飛ばす完勝劇で、翌年の札幌記念でも2着。
G1勝ってほしかったな。
札幌芝2000mの傾向
有利枠 | 3枠・4枠・6枠・8枠 | |
不利枠 | 1枠・5枠・7枠 | |
脚質 | 先行・差し | |
騎手 | 3割超 | ルメール騎手 |
人気 | 池添騎手 | |
人気薄 | 坂井騎手 |
予想優先順位 | ||||
1位 タイム | 2位 コース特性 | 3位 騎手 | 4位 展開 | 5位 戦績 |
札幌芝2000mは、時計がかかるコース。先週の馬場差は、土曜日-1.1、日曜-0.7の高速馬場になっており、今週も雨が降らなければ時計は速いだろう。
先行、差し馬が強いコースで、逃げ切りは難しい。ただ、今年は例年行われているCコースではなく、Aコースで行われるので、若干先行勢に有利になりそう。
有利枠は3枠、4枠、6枠、8枠で、不利枠は1枠、5枠、7枠
連対率3割を超える騎手はルメール騎手(サトノセシル騎乗予定)。
人気で安定しているのは、池添騎手(バイオスパーク騎乗予定)。
人気薄なら坂井騎手(ステイフーリッシュ騎乗予定)。
札幌記念で人気、話題になりそうな馬
ウインキートス 評価:A
戦績ランク5位 スピードランク2位
相性の良いコースで【2 2 1 1】の安定感で、唯一の大敗が相性の悪い中山芝2500mで行われた日経賞というのも好感が持てる。
前走の目黒記念は、道中13.3秒-13.2秒が続く超スローペースで流れ、レース上り32.8秒という超瞬発力勝負のなか、2番手追走から上り32.5秒で後続に2馬身差の完勝。52キロの軽ハンデに展開利もあり、定量戦のここが試金石となる。
ステイフーリッシュ 評価:A
戦績ランク4位 スピードランク8位
相性の良いコースで【0 1 2 3】とまったく走れていない。それでも、相性の悪いコースで9連敗を喫しており、戦績レベルがそれほど高くない今回のメンバーに入れば高ポイント。
前走の京都記念はレースタイム差-1.8の高速決着で2着と、時計が速くなっても問題ない。ただ、今回のメンバーは、戦績レベルとは違ってタイムレベルが非常に高いので、ランク面では一息。
ソダシ 評価:S
戦績ランク3位 スピードランク1位
相性の良いコースで【4 0 0 0】とパーフェクトの戦績で、その中身も桜花賞勝ちがあり、実績面では群を抜いている。前走のオークスは8着に敗れたが、相性の悪いコースなので、今回に限っては絶好のローテーションとなる。
桜花賞がレースタイム差-2.6という驚異のレコードだったように、時計は速くなればなるほどアドバンテージになる。
トーラスジェミニ 評価:B
戦績ランク2位 スピードランク8位
相性の良いコースで【4 0 0 8】と、勝つか負けるかの両極端。それでもOP特別で3勝だから、実績面ではそう引けは取らない。ただ、唯一の重賞勝利の七夕賞が相性の悪いコースなので、ローテーションは評価できない。
七夕賞勝ちがレースタイム差+2.6、東風S勝ちがレースタイム差+0.9と時計がかかった方が良いタイプなので、当日も時計がかかってほしい。
ブラストワンピース 評価:B
戦績ランク8位 スピードランク4位
相性の良いコースで【2 0 0 0】の好成績なのだが、相性の悪いコースで【5 0 1 3】とさらに好成績をあげており、行って来いで戦績面からは積極的に押せない。
一昨年の札幌記念勝ちがレースタイム差+0.1で、去年のAJCC勝ちが同+1.9、前走の鳴尾記念3着が同+0.1と、時計がかかった方が良いタイプなので、当日の馬場が多少でも渋ってくれれば。
ペルシアンナイト 評価:S
戦績ランク1位 スピードランク5位
相性の良いコースのトータル成績が【1 1 0 3】で、掲示板を外したのは去年のマイルCS7着だけ。また、相性の悪いコースでは【0 1 0 14】とまったく走れておらず、昨年同様、ローテーションは最もよ良い。
3年以上勝ち星から遠ざかっているものの、スピードランクは衰えず、今回のメンバーに入っても5位をキープしているのはさすがG1馬。
ラヴズオンリーユー 評価:B
戦績ランク8位 スピードランク5位
相性の良いコースで走ったことがなく、相性の悪いコースで【3 1 0 3】の好成績では、とてもじゃないが、ここを狙ったローテーションとは思えない。
今年の京都記念勝ちがレースタイム差-1.8で、前走のQE2世C勝ちが基準タイム差+1.6だから、時計不問で力は発揮できる。
札幌記念の注目馬はサトノセシル
今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、ウインキートス、ソダシ、ペルシアンナイトの3頭。
3頭とも上記で紹介したので、ここでは次点のサトノセシルを取り上げる。
相性の良いコースのトータル成績は【1 0 1 1】で、それほど強調できないが、格上挑戦だった前走のクイーンS3着が相性の良いコースで、その勢いは侮れない。
前々走の洞爺湖特別がレースタイム差-2.7の高速決着で、時計が速くなれば、重賞でも対応できる。騎乗予定のルメール騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引ければ連対圏十分。