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G1馬7頭にそれぞれ死角あり【ヴィクトリアMの分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
今週のヴィクトリアマイルは、G1馬7頭が揃ってかなりの好メンバーです。
ただ、どの馬も弱点を抱えていて、一筋縄ではいかなそうですよ。

東京芝1600mの傾向

有利枠1枠・2枠・4枠・7枠
不利枠3枠・6枠・8枠
脚  質差し・追い込
騎  手3割超え
人  気三浦騎手
人気薄横山典騎手・藤岡佑騎手

 

予想優先順位
1位 タイム2位 戦績3位 展開4位 騎手5位 コース特性

東京芝1600mは、本質的に時計が速くなるコース。
最終週となるが、先週の馬場状態を見る限り、そこそこ速い時計が出そうだ。

有利枠は1枠、2枠、4枠、7枠で、不利枠は3枠、6枠、8枠

差し・追込に有利なコースで、とくに逃げ切りは難しい。

連対率3割を超える騎手はおらず、上位陣が高レベルで拮抗している。
人気で安定しているのは三浦騎手(ウリウリ騎乗予定)。
人気薄なら横山典騎手(シャルール騎乗予定)か、藤岡佑騎手(シングウィズジョイ騎乗予定)。


ヴィクトリアMで人気、話題になりそうな馬

クイーンズリング  評価:C
戦績のトータルは「-3」で、出走登録馬中14位とまったく走れていない。
クイーンズリングは、時計勝負に強いタイプで、時計が速くなる東京マイルは合っているのだが、相性の良いコースではローズS(阪神芝1800m)5着があるだけで、逆に相性の悪いコースでは【2 0 0 0】と好走している。戦績面ではイマイチな評価。それでも、騎乗予定のM・デムーロ騎手がコースを得意にしているので、有利枠を引ければ、当日の枠順しだいでは上位争いも可。

シュンドルボン  評価:D
戦績のトータルは「-3」で、出走登録馬中14位とまったく走れていない。
シュンドルボンは、相性の良いコースで【0 1 1 0】と悪くはないが、これだけメンバーが揃うと1着がないのは心許ない。また、前走の福島牝馬S(福島芝1800m)が相性の悪いコースなので、ここで2着に来てしまっているのは弱材料。時計勝負にも対応できるが、スピード自慢のメンバーに入るとどうしても見劣ってしまう。騎乗予定の横山典騎手が人気薄に乗って連対率を上げているのが救いで、それでも有利枠を引けても連下まで。

ショウナンパンドラ  評価:D
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中10位と可もなく不可もなし。
ショウナンパンドラは、相性の良いコースで【0 1 0 2】とイマイチ走れておらず、戦績面では買いづらい。ジャパンCを勝っているのは、実績面では何よりのアドバンテージなのだが、そのジャパンCも時計がかかっており、マイルの高速決着に対応できるかというと疑問が残る。前走の大阪杯(阪神芝2000m)は牡馬の一線級に混じって3着と力を見せたが、レースタイム差は-0.3だったので、やはりある程度タイムは遅くなった方が良い。叩き2戦目で人気になりそうだが、ここは静観が妥当。

ストレイトガール  評価:B
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中1位とかなりの好評価。
ストレイトガールは、相性の良いコースのトータル成績が【1 0 1 0】で、唯一の勝ち鞍が昨年のヴィクトリアMだから戦績面でアドバンテージは十分。前走の阪神牝馬S(阪神芝1600m)では9着に敗れているが、阪神芝1400mは相性の良いコースではないので、それほど気にしなくてもいい。時計勝負に対応できるスピードもあり、昨年の当レースはレースタイム差-0.9だから、この程度の速さなら十分圏内。騎乗予定の戸崎騎手はコースを得意にしており、これで有利枠を引ければ連覇の可能性は大いに高まる。

スマートレイアー  評価:C
戦績のトータルは「+1」で、出走登録馬中6位と可もなく不可もなし。
スマートレイアーは、相性の良いコースで【3 0 0 3】と、勝つか負けるかの両極端な成績。とはいえ、6歳になってから重賞を2連勝し、その内のひとつが当コースで行われた東京新聞杯なのだから、実績は十分。ただ、その東京新聞杯がレースタイム差+1.3での勝ち上がりで、前走の阪神牝馬S(阪神芝1600m)がレースタイム差-0.6だから、例年通りの高速決着となると厳しい。

マジックタイム  評価:B
戦績のトータルは「+3」で、出走登録馬中1位とかなりの好評価。
マジックタイムは、相性の良いコースのトータル成績が【4 3 0 2】とかなりのアドバンテージ。3歳時にはクイーンC(東京芝1600m)2着の実績もあり、前走は軽量ながらも牡馬に混じってダービー卿CT(中山芝1600m)を勝っており、このメンバーに入っても遜色ない。ただ、時計勝負にも対応できるスピードがあるとはいえ、さすがにこれだけのメンツが揃うと若干スピード不足。週中の雨で、最終週の馬場が少しでも悪くなって時計がかかってくれれば、上位を窺うことも可能。騎乗予定のボウマン騎手がランク外なので、有利枠は欲しいところ。

ミッキークイーン  評価:A
戦績のトータルは「+2」で、出走登録馬中3位とかなりのアドバンテージ。
ミッキークイーンは、時計勝負に強いタイプで、時計が速くなる東京マイルは合っているはず。相性の良いコースのトータル成績は【0 2 0 0】で勝ち鞍はないが、ローズS(阪神芝1800m)2着、クイーンC(東京芝1600m)だから、牝馬限定戦なら悪くはない。ショウナンパンドラとは違って、前走で1年ぶりのマイル戦を試走しており、ここ目標は明らか。相変わらず序盤にポジションを取れないが、ペースに関わらず速い上がりを使えるので、差し馬優勢の東京マイルなら問題ない。騎乗予定の浜中騎手がランク外だが、有力馬の1頭に間違いない。

ルージュバック  評価:B
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中10位と可もなく不可もなし。
ルージュバックは、とにかく時計が速くならないとダメなタイプで、本質的には東京マイルは適している。問題は、週中の雨の影響がどこまで残るか。最終週なだけに、ちょっと心配ではある。また、ルージュバックにはもう一つ不安な点がある。それが、前走の中山牝馬S(中山芝1800m)の2着である。中山芝1800mは相性が悪いコースだし、さらにレースタイム差+2.2とかなり遅いタイムだった。時計勝負でこその本馬が、本来向かないはずのコースで好走してしまった反動が心配。それでも、騎乗予定のルメール騎手がコースを得意にしているので、有利枠さえ引ければ好勝負も可。

レッツゴードンキ  評価:C
戦績のトータルは「+-0」で、出走登録馬中10位と可もなく不可もなし。
レッツゴードンキは、相性の良いコースで【0 1 0 1】とイマイチな戦績。内訳は、2歳時のアルテミスS(東京芝1600m)2着と、ローズS(阪神芝1800m)4着。どちらも重賞なのだが、唯一の連対が2歳時のものでは強調できない。どちらかというと時計がかかった方が良いタイプで、本質的には東京マイルは合っていない。前走の高松宮記念(中京芝1200m)がレースタイム差-2.3の高速決着で8着、前々走の阪急杯(阪神芝1400m)がレースタイム差-0.8で6着だったように、やはり、なるべく時計はかかってほしい。ただ、問題は騎乗予定の岩田騎手。とにかく重賞スランプ続行中で、正直なところ買いたくないが、人気を落とすようなら連下には。

 

ヴィクトリアMの注目馬はカフェブリリアント

今回、戦績項目とタイム項目の両方でプラスを計上した馬は、カフェブリリアントと、ミッキークイーンの2頭だけ。
その内、人気がなさそうなカフェブリリアントを取り上げる。

 
カフェブリリアントは、相性の良いコースのトータル成績が【3 1 1 3】 で、掲示板を外したのはレースタイム差+0.2の500万下戦(東京芝1600m)8着と、休み明けだった関屋記念(新潟芝1600m)7着の2回。

前走の阪神牝馬S(阪神芝1600m)はレースタイム差-0.6で4着。あのときが休み明けだったから上積みは見込めるし、時計が速くなってくれれば前進可能。

騎乗予定の福永騎手がコースを得意にしており、有利枠を引ければさらに良い。

 
 

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