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桜花賞では厳しそうなソルヴェイグ/フィリーズレビュー

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こんばんわ、ウキョーです。
中山牝馬Sのルージュバックは2着でした。この結果をどう受け取めるか、人によってはまったく逆の答えが返ってきそうです。
私は、個人的には評価しています。

各開催場の馬場差

3月12日(土)
中山 芝 +0.7 
中山ダート+0.2 
阪神 芝 -0.4 
阪神ダート-0.1 
中京 芝 -1.8 
中京ダート-0.9 

各開催場の馬場差

3月13日(日)
中山 芝 +1.0 
中山ダート-0.1 
阪神 芝 +0.5 
阪神ダート+0.2 
中京 芝 -0.8 
中京ダート-1.3 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

 
中山は、一気に時計がかかっており、土日ともに芝の時計が遅くなっている。当日は雨が上がって芝は良馬場だったが、雨の影響がかなり残っていたと思われる。

阪神は、土曜の芝は速かったが、日曜日になって一転、時計がかかっている。ダートは、両日ともにほぼ基準通り。

中京は、開幕週らしく芝もダートも時計が速い。雨が降らなければ、今週もかなりの高速決着が続くと思われる。

桜花賞では厳しそうなソルヴェイグ/フィリーズレビュー

日曜の阪神で行われた、桜花賞トライアルのフィリーズレビューから振り返る。
馬場差+0.5で、レースタイム差が+0.7

時計がかかる馬場だったとはいえ、重賞でレースタイム差+0.7は遅すぎる。

△キャンディバローズの逃げは、600m通過35.0秒のスローペース。
直線ヨーイドンの競馬となり、4角3番手の×ソルヴェイグが34.6秒で上がって、500万下の身ながら桜花賞への切符を手に入れた。

×ソルヴェイグは、時計がかかる馬場に向いているタイプで、ここまで時計が遅くなったことが功を奏した。
ペースも遅くてアドバンテージになっており、これが桜花賞で同じレースをできるかというと、さすがに無理だろう。

去年のレッツゴードンキのように、自分でレースを作れるなら好走も可能だが、今年はメジャーエンブレムという強力な先行馬がいるため、残念ながらフィリーズレビューが桜花賞につながることはないだろう。

1番人気のアットザシーサイドは、4角10番手から2着に差しこみ、見た目には次走につながりそうな気もしそうだが、上がりは34.4秒と平凡で、×ソルヴェイグに1 1/4馬身差つけられており、こちらも桜花賞では用なしだろう。

2番人気△キャンディバローズは、スタートが良すぎて逃げる羽目になってしまい、後続の良い目標にされてしまった。
初のスローの逃げで、掛かることもなくマイペース。×ソルヴェイグには若干離されたが、△キャンディバローズとはハナ差だから、決して悪くはない。
時計がかかる馬場でスンナリ行ければ、重賞でも通用しそう。


 

時計がかかる馬場でこそのシュンドルボン/中山牝馬S

次は、日曜の中山で行われた中山牝馬Sを振り返る。
馬場差+1.0で、レースタイム差が+2.2
ある程度、時計は遅くなるだろうとは思っていたが、この時計は想定外。重賞とは思えない時計である。古馬牝馬の重賞は、京都牝馬S、ターコイズSもかなり時計がかかっており、古馬牝馬のレベルは高くない。

アルマディヴァンの逃げは、800m通過51.5秒、1000m通過63.7秒の超スローペース。

3角あたりで、しびれを切らした×フレイムコードが一気にまくり、各馬がちょっとずつポジションを上げたことで馬群が固まり、後方の馬たちは思うように進路を取れなくなってしまった。
そのため、不利と言われる8枠(今回も不利枠)の2頭が、外を回って難なく抜け出してワンツー決着。

今年の中山牝馬Sの勝ちタイム1.50.3は、良馬場で行われた中山牝馬Sの歴代ワースト(過去30年)である。重馬場を含めてもワースト2の遅さだ。
勝ったシュンドルボンは、時計がかかる馬場に向くタイプで、この遅い時計がアドバンテージになった。
戦績項目がマイナスだったため印は回らなかったが、この時計なら勝たれても不思議ではない。

驚いたのは、2着のルージュバックである。
ルージュバックは、今回のメンバーの中でもっとも時計勝負に向くタイプで、この時計で、ましてやトップハンデを背負って連対を確保できるとは思わなかった。
この結果をどう受け止めるかは人それぞれだが、個人的には評価できると思っている。

ヴィクトリアマイルが行われる東京マイルは、時計が速くなりやすいコースで、テンから流れることも多い。今回より、ルージュバック向きであるのは間違いない。
今回の敗戦で人気を落とすようなら、狙ってみたい。
 
 

3歳戦の注目馬はロードインスパイア/未勝利戦(中山ダ1200m)

土曜の中山第2Rに行われた未勝利戦(ダ1200m)の時計が速かった。

勝ったロードインスパイアの勝ちタイムは1.11.8。馬場差+0.7で、レースタイム差-1.5

時計がかかる馬場で、このタイムはかなり速い。
600m通過34.3秒のハイペースを、ロードインスパイアが逃げ切り勝ち。
ここまで6戦して、掲示板を外してはいないものの【0 1 2 3】と勝ち味に遅かったが、ダート3戦目にして待望の初勝利。
前走、前々走のダート戦は時計が遅かったもので、時計が速くなった今回で一変した。

昇級しても、時計が速くなるダート戦なら上位を狙っていける。
 
 

次走の注目馬・ゼウス

日曜 中山第11R 東風S(OP)・芝1600m9着ゼウス

この日の中山芝の馬場差は+1.0で、東風Sのレースタイム差は+1.0。

中山マイルはそこそこ時計がかかるコースなのだが、今回のレースタイム差+1.0は遅すぎる。

ゼウスは時計が速い馬場に向くタイプで、今回の時計では走れない。
また、叩いて良くなるタイプなので、5ヶ月の休み明けを叩いた次走は、良化が見込める。

前走の信越S(新潟芝1400m)はレースタイム差-0.4、前々走の朱鷺S(新潟芝1400m)がレースタイム差-0.5だった。
そこで結果を出せなかったのだが、オープン3走目で流れには乗れていた。オープン慣れしてきた次走以降、時計が速くなるコースに替われば見直したい。
 

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