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ファンディーナ圧巻の強さに脱帽【フラワーCのタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
先週のフラワーCでは、前2戦のレース評価が低くてファンディーナを無印にしましたが、終わってみれば圧勝でしたね。
阪神大賞典のサトノダイヤモンドも強かったですが、インパクトはファンディーナの方が大きかったです。

各開催場の馬場差

3月18日(土)
阪神 芝 -0.6 
阪神ダート-0.7 
中京 芝 -1.6 
中京ダート-1.2 

各開催場の馬場差

3月19日(日)
中山 芝 -0.1 
中山ダート+0.2 
阪神 芝 -1.3 
阪神ダート-0.2 

各開催場の馬場差

3月20日(月)
中山 芝 +0.4 
中山ダート+0.2 
中京 芝 -1.5 
中京ダート-1.1 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は相変わらず時計がかかっており、もともと時計がかかるコースが多い中山競馬場なので、時計勝負に強いタイプには厳しいコンディションとなった。

阪神は芝もダートも時計が速く、とくに日曜の芝は高速決着が多かった。

中京は先週に引き続き時計が速かったが、去年の異次元タイムの再現とまではいっておらず、許容範囲内に収まり一安心。

ファンディーナ圧巻の強さに脱帽/フラワーC

個人的にファンディーナを無印にしたのは、前2走がいずれも中山芝1800mと相性が悪いコースだったことと、どちらもレースタイム差がプラスと、スピード能力に自信が持てなかったから。
ところが、終わってみればファンディーナの圧勝だった。

馬場差+0.4で、レースタイム差+0.2。

時計がかかる馬場で、フラワーCのタイム自体もそれほど評価できない。
また、800m通過48.8秒-1000m通過61.1秒のスローペースからの上がり勝負で、ラップ面からも評価できるものではない。

しかし、勝ったファンディーナは強いのひと言だった。
3歳牝馬戦とはいえ重賞である。着差がつきにくいスローペースで、5馬身差だから圧勝と言っていい。
現状では、このメンバーが何度走ってもファンディーナには勝てないだろう。

しかも、4角手前で仕掛けて先頭で直線を向くと、後はほぼ持ったままの馬なりなのだから、潜在能力は計りしれない。
桜花賞に向かうのか、オークスを目指すのかわからないが、ソウルスターリング、アドマイヤミヤビを相手にしても互角に戦えそうだ。


サトノダイヤモンド前代未聞のラップで勝ち切った圧倒的な強さ/阪神大賞典

阪神大賞典は、◎サトノダイヤモンドが圧巻の走りで今年の初戦を飾った。

馬場差-1.3で、レースタイム差-3.4。

時計が速い馬場だったのは確かだが、それにしても阪神大賞典の時計は速い!
しかも、その中身もかなり濃い。

前半1000mが61.5秒で、中盤1000mが60.4秒、後半1000mが60.7秒だったのだが、中盤がもっとも速い長距離戦というのはかなり珍しい。相当にタフな展開となった。
また、13秒台ラップが一度もないというのも珍しく、オルフェーブルが勝った菊花賞(京都芝3000m)を思い出させる。

この変則ペースだと、スタミナ比べの地力勝負となる。
ここを勝ち切った◎サトノダイヤモンドは相当に強い。
次走は天皇賞・春(京都芝3200m)になるだろうが、当然の本命候補といえる。

さて、2着以下で注目したいのが、4着のタマモベストプレイである。

このハイペースでは先行勢は壊滅状態になるのは当たり前だが、タマモベストプレイは2番手追走からコンマ8秒差だから、かなり頑張っている。
キタサンブラックも出走してくるだろう天皇賞(春)で云々とは言えないが、もう7歳になる馬の走りとは思えない。いつ重賞を勝ってもおかしくない地力をつけている。

 

3歳戦の注目馬はキングリッド/未勝利(中山芝1600m)

先週の3歳戦で、もっとも見どころがあったのは、月曜の中山第5Rに行われた未勝利戦(芝1600m)である。

馬場差+0.4で、レースタイム差-0.9。

月曜の中山芝コースは時計がかかっており、キングリッドのレースタイム差-0.9はかなり速い。

この日、芝レースは全5鞍行われたが、レースタイム差がマイナスになったのはキングリッドだけだった。
レースも、半マイル通過46.9秒のハイペースで、4角5番手からラスト35.9秒で突き抜けた。

ここまでスローペースしか経験していなかったが、初のハイペースで結果を出せたことは、次走以降のアドバンテージとなるはずだ。

2着のデコラスも、次走確勝級。
 

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