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桜の結果はオークスに直結するか!?【先週のタイム分析】

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各開催場の馬場差

4月11日(土)
中山 芝 0.2 
中山ダート-2.4 
阪神 芝 +1.9 
阪神ダート-2.5 
福島 芝 +0.2 
福島ダート-0.9 
4月12日(土)
中山 芝 -0.1 
中山ダート-1.4 
阪神 芝 +1.2 
阪神ダート-1.6 
福島 芝 -0.6 
福島ダート-0.3 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

中山はダートは速いままだったが、先週までの高速馬場から一転し、土曜日の芝は時計がかかった。日曜はやや回復したが、それでも標準の時計。とにかく今の中山は馬場が読みにくく、予想の方も散々な結果となってしまった。

阪神は、雨の影響が顕著で、芝は土日ともに時計がかかり、ダートは両日ともに時計が速くなっている。

福島は、雨が降って稍重まで馬場は悪化したが、開幕週らしく芝の時計はそれほど遅くはなっていない。日曜日の芝は速かった。ダートは、土日ともに速かった。

桜の結果はオークスに直結するか!?

圧倒的な1番人気ルージュバックが馬群に沈んだ桜花賞から。

馬場差+1.2で、レースタイム差が+1.5。走破タイムは遅かったが、馬場差が+1.2なので、時計的にはほぼ標準。速くはないので評価はできないが、見た目が遅くても評価が落ちるわけではない。

レースは、1000m通過62.5秒という未勝利戦なみの超スローペース。断然人気の△ルージュバックを意識しすぎたのか、どの馬も身動きできず、◎レッツゴードンキにラスト33.5秒で上がられたら手も足も出ない。◎レッツゴードンキは展開に恵まれた面があるのは確かだが、このスローペースで、2着▲クルミナル以下に4馬身差をつけたのは、力があってこそ。

9着に負けた△ルージュバックは、時計勝負に強いタイプなので、この勝ちタイムでは遅すぎる。◎レッツゴードンキには1秒差をつけられたが、2着からはコンマ3秒差。時計の速いオークスに舞台が変われば、巻き返せる余地は十分ある。

ほかの人気どころでは、アンドリエッテが物足りなかった。最速の上りで6着まで差を詰めたが、勝ってもおかしくない時計。2着以下となら良い勝負になるだろうが、少なくとも勝った◎レッツゴードンキとは、現時点では力差がある。

この結果がオークスに直結するかというと、上位陣も安穏とはしていられない。オークスで面白いのは、7着×キャットコイン。本質的に時計が速い方が良いので、桜花賞のタイムは遅かった。△ルージュバックより食指が動く。

阪神牝馬Sを勝ったカフェブリリアントの可能性

土曜日に行われた2つの重賞のうち、見所があったの阪神牝馬Sである。
馬場差+1.9で、レースタイム差+0.4なら、及第点以上の評価を与えられる。レースは、バーバラが逃げて600m通過34.8秒のスローペース。

勝ったカフェブリリアントは、展開と少し時計がかかった馬場が味方したが、準オープンを勝ち上がったばかりとは思えないパフォーマンス。ヴィクトリアマイルでは、もう一段階、時計を詰めないといけないため、すぐさま飛びつくわけにはいかない。

1番人気で4着に負けた▲スマートレイアーは、もうちょっとタイムが速くならないとこんなもの。それだけに、時計が速い馬場に替われば見直せる。

今週で注目したいレースは、日曜日の阪神第4R 3歳500万下戦(ダ1800m)。

馬場差-1.6で、レースタイム差-3.1なので、時計的には及第点以上。
勝ったタガノクレイオスは、不利枠を覆しての勝利で、時計面でも優秀。ただ、雨が降って時計が速くなったのがアドバンテージだったのは確かなので、パサパサに乾いた馬場で走れるかどうかは未知数。

次走の注目馬・ミッキークイーン

日曜 阪神第9R 忘れな草賞(OP・芝2000m)1着ミッキークイーン

忘れな草賞は、馬場差+1.2で、レースタイム差+2.0。時計面ではまったく評価に値しないが、勝ったのが時計勝負に強いタイプのミッキークイーンだから驚いた。
これは、格が違ったということ。桜花賞を除外になって回った忘れな草賞だったが、ラクな勝ち方で賞金を加算できたのは嬉しい誤算だった。オークスに出走できれば注目したい。

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