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高速決着の地力勝負を制したシンハライト【オークスのタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
オークスのシンハライトは強かったですね。
桜花賞から1カ月ちょいで、さらに強くなってます。秋になってジュエラーやメジャーエンブレムとの対決が楽しみになりました。

各開催場の馬場差

5月21日(土)
東京 芝 -0.6 
東京ダート+0.1 
京都 芝 -1.8 
京都ダート-1.1 
新潟 芝 -0.6 
新潟ダート-0.1 

各開催場の馬場差

5月22日(日)
東京 芝 -0.9 
東京ダート-0.4 
京都 芝 -1.6 
京都ダート-0.2 
新潟 芝 -0.7 
新潟ダート+0.2 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

 
東京は、先週に引き続き芝はかなり速くなっている。日曜のダートが若干速かったが、ダートはほぼ標準。

京都は芝の速さが尋常ではなく、時計勝負に対応できないと話にならない。ダートもは土曜は速かったものの、日曜に時計がかかり出した。

新潟は先週と同じく、土日ともに芝のタイムは速く、ダートは邪漢時計がかかっている。

高速決着の地力勝負を制したシンハライト/オークス

▲シンハライトが人気に応えて快勝したオークスから振り返る。
馬場差-0.9で、レースタイム差が-1.8

ダンツペンダントの逃げは、1000m通過59.8秒の平均ペースで、そこから12秒台後半が続くだらだらとした展開で、ラスト1Fだけが11.4秒という究極の瞬発力勝負となった。

このラップでレースタイム差-1.8の超高速決着だから、先行馬が残っても良さそうなものだが、それでも差し馬に有利なのが東京芝2400mというコースである。
逃げたダンツペンダントがシンガリ負け、2番手の◎エンジェルフェイスは10着、3番手のゲッカコウは17着。

それでも◎エンジェルフェイスを本命に推したのは、コース得意のルメール騎手なら策を練ってくるだろうと思ったからだが、残念ながら、現状の◎エンジェルフェイスには、そこまでの器用さはなかった。

序盤が平均ペースで、そこから緩くなっての瞬発力勝負でレースタイム差-1.8だから、まさに地力勝負。
▲シンハライトは、2着○チェッキーノにクビ差の辛勝に見えるが、石坂師が言う「底力」が違った。

○チェッキーノも、そこそこ強い競馬をしているが、今回は相手が悪かった。


 

圧巻の強さでダート界をけん引していける アスカノロマン/平安S

×アスカノロマンが5馬身差で圧勝した平安Sを振り返る。
馬場差-1.1で、レースタイム差が-1.4

時計が出る馬場だったとはいえ、そもそも時計が速い京都ダ1800mでレースタイム差-1.4は及第点以上。
2着以下に5馬身の差をつけているのだから、タイムはさらに縮まった可能性もあり、×アスカノロマンは記録以上に強かった。

ショウナンアポロンが気合いをつけられて逃げようとするも、まったく進んでいかず。
他の馬たちがぐずぐずしている間に、外から×アスカノロマンがハナに立ち、900m通過55.3秒の平均ペース。

そこから12.0-11.7-11.9秒と少しずつペースを上げていくと、後続はついていくのに四苦八苦という状態。
それほどペースが速いわけではないが、鞍上太宰騎手の絶妙な緩急に翻弄された感じ。
直線では×アスカノロマンの独壇場で、他馬の出る幕はなかった。

×アスカノロマンは、昨秋に復帰してから4着、2着、1着、3着、2着、1着と、かつてのもろさは影を潜め、G1も手が届くところまで来ている。

 
◎トップディーヴォは、4角7番手から、伸びずバテずに流れこんで7着敗退。
×アスカノロマンは別格として、2着クリノスターオーとはコンマ3秒差。
ただ、得意の時計勝負でこの結果だから、重賞ではまだちょっと足りないのかも知れない。

2番人気ロワジャルダンは、4角手前でムチが入っていたように、完調には程遠かったようだ。
昨秋のみやこS(京都ダ1800m)で超高速決着を制したように、時計勝負ならもってこいの舞台だったはずが、1.6秒離された10着。
休養が必要だろう。
 
 

3歳戦の注目馬はレジェ/未勝利(東京芝2400m)

日曜の東京第4Rに行われた未勝利戦(芝2400m)の時計が速かった。

勝ったレジェの勝ち時計は2.27.0。
馬場差-0.9でレースタイム差-1.8は、同距離で行われたオークスと同じ。
もちろんメンバーが全然違うのだが、ラップはオークスを二回りくらい小さくしたもので、4角7番手から34.9秒で差し切り、2着以下に3馬身差をつけたレジェは評価できる。

さらに、3着馬は2着馬に3馬身半差をつけられており、ここでは力が違った。

次走の昇級戦は古馬との戦いとなるが、この時計なら即通用してもおかしくない。
 
 

次走の注目馬・ブラウンカイ

土曜 新潟第11R 大日岳特別(1000万下)・芝1200m6着ブラウンカイ

土曜の新潟芝の馬場差は-0.6で、そこそこ時計が出ている。
もともと時計が速い新潟芝コースだから、かなりの好時計が連発したことになる。

そんな中で、メインの大日岳特別のレースタイム差は+0.3だった。

芝のレースで、レースタイム差がプラスになったのは大日岳特別だけで、時計面では評価できないレースとなった。
時計勝負を想定して参戦した馬たちもいただろうが、思惑が外れてしまった。

 
◎ブラウンカイは、時計が速い馬場でこそのタイプ。
今回の時計でも許容範囲内ではあったが、不利枠を引いてのレースでは6着がいっぱい。
それでもコンマ6秒差なら、1000万下クラスの卒業も見えてきた。
次走以降も、時計が速くなるコースなら十分狙いは立つ。
 

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