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タフな馬場でマリアライトが牡馬一蹴【宝塚記念のタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
宝塚記念の◎キタサンブラックは、クビ+ハナ差の3着でした。残念!
まぁ、勝ったマリアライトも、2着のドゥラメンテも買ってませんけど。

各開催場の馬場差

6月25日(土)
東京 芝 -0.2 
東京ダート-1.6 
阪神 芝 +0.9 
阪神ダート-2.6 
函館 芝 -1.1 
函館ダート-1.8 

各開催場の馬場差

6月26日(日)
東京 芝 +0.1 
東京ダート-0.4 
阪神 芝 +1.0 
阪神ダート-1.5 
函館 芝 -1.1 
函館ダート-2.3 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

 
東京は週末の雨の影響が残り、芝は土曜も日曜も時計がかかっており、ダートは時計が速い。とくに、土曜のダートは超高速馬場だった。

阪神も同じく、雨の影響で土日ともに芝の時計は遅く、ダートの時計は速かった。とくに芝の時計はかなりかかっており、時計勝負に強いタイプの馬は馬群に沈んでいる。

函館も雨が降っていたが、開幕週の芝は速いままで、ダートもかなり時計が速くなっている。

タフな馬場でマリアライトが牡馬一蹴/宝塚記念

1番人気のドゥラメンテが遅れをとった宝塚記念から振り返る。
馬場差+1.0で、レースタイム差+0.4

雨の影響で時計のかかる馬場になり、宝塚記念もレースタイム差+0.4と時計の遅い決着となった。
時計勝負に強いタイプの馬たちは、ドゥラメンテ以外は揃って馬群に沈んだ。

◎キタサンブラックが逃げるが、2F目から後続のプレッシャーを受けて11.0秒-11.1秒とペースが上がり、1000m通過59.1秒は、馬場差+1.0と時計がかかっている馬場を考慮に入れると、かなりのハイペース。
このペースでは、先行勢にはかなり厳しいレースである。

2番手追走のワンアンドオンリーが14着、3番手の×トーホウジャッカルが15着で、4番手のアンビシャスが16着だから、ハナ+クビ差の3着に残った◎キタサンブラックは、かなり強い競馬をしている。
ただ、今後もラクには逃げさせてはもらえないだろうから、鞍上の工夫が必要になってくるだろう。

 
勝ったマリアライトは、時計勝負にも対応できるが、どちらかというと時計がかかる馬場を得意にしているタイプで、今回の時計はバッチリはまった。
とはいえ、このメンツで勝ち切るのだから、相当の力量といっていい。
時計勝負になったときに同じようなレースが出来るとは思えないが、今回のように多少時計がかかる馬場なら、牡馬混合戦でも上位争いは必至だろう。

 
個人的に、もっとも強い競馬をしていると思ったのが、2着のドゥラメンテである。
ドゥラメンテは、今回のメンバーでもっとも時計勝負に向いているタイプだった。
阪神芝2200mは、それほど時計が速くなるコースではなく、また、直線ヨーイドンの瞬発力勝負になることもない。たいてい、上がり3Fが35秒台というタフなレースが多い。

ドゥラメンテにもっとも向かないコースと言っていい。惨敗でもおかしくないのだ。
予想の記事でも書いたように、どうしてもドゥラメンテが突き抜けるイメージが湧かなかった。

しかし、その予想を覆し、クビ差の2着だから驚いた。
1番人気を裏切ってしまったとはいえ、個人的には1番人気になる方がおかしいと思っていただけに、2着確保はかなり評価していい。
陣営は凱旋門賞を白紙に戻したそうだが、凱旋門賞でもいい勝負になると思う。

 
今回の時計で割を食ったのが、5着の△ステファノスと、9着の○シュヴァルグラン、15着の×トーホウジャッカルの3頭である。

とくに×トーホウジャッカルは、ペースも時計もまったく向かず、ここは度外視していい。
これで人気を落とすようなら、時計が速くなる馬場で強気に買いたい。


2歳戦の注目馬はロイヤルメジャー/新馬戦(函館芝1200m)

今週に行われた新馬戦の中でもっとも時計が速かったのは、土曜の函館第5Rに行われた新馬戦(芝1200m)だった。

馬場差-1.1で、レースタイム差-2.0。

土曜の函館芝コースは時計が出る馬場だったが、2歳馬の短距離戦で-2.0なら及第点以上。
ただ、函館芝1200mはそもそも時計がかかるコースなので、小倉や新潟などの軽い馬場で同じような結果が出せるかどうかわからない。
もう一走、レース振りを見てみたい。
 
 

次走の注目馬・エメラルエナジー

土曜 東京第9R 日野特別(500万下)・ダ1600m7着エメラルエナジー

土曜の東京ダートの馬場差は-1.6とかなりの高速決着で、日野特別はレースタイム差-2.3と、この日もっとも時計が速い決着となった。
東京ダ1600mは時計が速いコースではあるが、さすがにこの時計だと時計勝負に強いタイプでないと話にならなかった。

 
エメラルエナジーは、時計勝負になると甘くなるタイプで、この時計では手も足も出ない。
さらに、半マイル通過46.2秒-1000m通過58.5秒のハイペースを逃げる厳しいレースで、最後にバテたのも仕方ない。

4ヵ月半ぶりの休み明けだし、ここを叩いて次走が時計がかかる馬場なら、改めて見直したい。
 

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