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レース前の豪雨で馬場一変【CBC賞のタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
先週のCBC賞は雨の影響で一気に時計がかかり、予想はまったくの的外れとなってしまいました。

各開催場の馬場差

7月1日(土)
   福島 芝-0.9
   福島ダート-1.1
   中京 芝-1.4
   中京ダート-0.5
   函館 芝-2.3
   函館ダート-1.2
7月2日(日)
   福島 芝+0.5
   福島ダート-0.6
   中京 芝-0.3
   中京ダート-1.8
   函館 芝-2.6
   函館ダート-0.2

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の福島は、土日ともに芝の時計は速く、ダートの時計は遅かった。

中京は、開幕週らしく芝の時計は抜群に速かったが、日曜メインレースの直前に豪雨があり、メインのCBC賞だけ一気に時計がかかってしまった。ダートは、土日ともに高速決着が相次いだ。

函館は、相変わらず芝の時計が速くなっており、いつまでたっても洋芝に戻らない。

レース前の豪雨で馬場一変/CBC賞

レース前の豪雨で時計がかかってしまい、高速決着を予想していたので予想は大ハズレでした。

馬場差-2.6で、レースタイム差-1.3。

レースタイム差-1.3と時計は速く見えるが、中京芝1200mはそもそも時計がかかるコースなので、重賞としては物足りない時計となった。そのため、時計勝負に強いタイプの馬たちは苦戦し、勝った×シャイニングレイがスピードランク18位、2着セカンドテーブルが同10位、3着アクティブミノルが同15位、4着ティーハーフが同14位、5着スノードラゴンが同16位と、時計がかかって良いタイプの馬たちが掲示板を占める結果となった。

レースは、逃げたアクティブミノルが前半600m33.2秒のハイペースで飛ばし、ラスト1Fは12.6秒というタフな展開となった。

勝った×シャイニングレイは、最後方から33.2秒の豪脚で直線一気。レースの上がりが34.8秒、ラスト1Fが12.6秒だから、×シャイニングレイのラスト1Fは11秒台前半、もしかしたら10秒台が出ているかもしれない。
こんな脚を使われたら、他馬はシャッポを脱ぐしかない。

それにしても、エンジンがかかってからのスピードはとんでもない。初の1200m戦がどうかと思っていたが、まったくの杞憂に終わった。
今後は、このままスプリント戦線に乗り出すのか、中距離戦線に戻るのかわからないが、いずれにせよ重賞で上位を賑わす存在になりそうだ。

惜しかったのは2着のセカンドテーブル
今回は相手が強かったということで、少しでも時計がかかれば、今回のように上位進出を狙える。高速決着では厳しいと思うが、いつでも重賞を勝てる力はある。


無傷の3連勝で重賞制覇のセダブリランテスの将来性/ラジオNIKKEI賞

福島で行われたラジオNIKKEI賞は、セダブリランテスが無傷の3連勝で初重賞制覇を飾った。

馬場差-1.2で、レースタイム差-1.3。

時計が速い馬場ではあったが、レースタイム差-1.3なら及第点以上。

逃げたウインガナドルのペースは、1000m通過59.5秒の平均ペースで、ラスト3Fは11.9秒-11.6秒-11.9秒で、勝ったセダブリランテスの上がり3Fが35.1秒。

セダブリランテスは、54キロのハンデがきいたのは確かだが、キャリア3戦目だったことを考慮すると、まずまず強い結果といえる。
これだけで菊花賞云々を言うのは早すぎるが、楽しみな一頭が出てきたのは間違いない。

2歳戦の注目馬はパッセ/新馬戦(福島芝1200m)

先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、日曜の福島第6Rに行われた新馬戦(芝1200m)である。

馬場差-1.2で、レースタイム差-2.3。

日曜の福島芝は時計が出る馬場だったので、タイム自体はそれほど強調できないが、この日の全鞍のなかでレースタイム差が-2.0より速かったのはこのレースだけ。
それが2歳戦なのだから、高評価を与えていい。

さらに言えば、勝ったパッセの鞍上はランク外の岩部騎手で、不利枠を克服してのものだから価値は高い。

時計がかかるとどうなるかわからないが、ある程度時計が速くなるコースなら、昇級しても通用する。

次走の注目馬・ナイトオブナイツ(恵山特別・函館芝1800m)

土曜 函館第10R 恵山特別・芝1800m 1着ナイトオブナイツ

日曜の函館10Rに行われた恵山特別のレースタイム差は-4.1。
この日の馬場差は-2.5と時計が出る馬場だったことを差し引いても、-4.1のレースタイム差はかなり速い。

レースは、逃げたミヤビベストが800m通過46.0秒のハイペースで飛ばし、さらに3角付近で後方待機のロードスターがまくってきたためペースが落ちず、レースの上がり3Fは35.6秒とかかっている。

勝ったパッセは、中団からラスト35.3秒で抜け出すと、2着以下に4馬身差の圧勝。500万下では力が違った。

1000万下でも掲示板を外したのは1回だけの安定感だから、昇級しても当然通用するだろう。

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