こんばんわ、ウキョーです。
函館記念は◎マイネルミラノが勝ちましたが、2着のケイティープライドが抜けました。
ケイティーは、不利枠を引いてしまったので連下から外してしまった。3着ツクバアズマオー、4着マデイラは買っていたので、残念な結果となった。
各開催場の馬場差
福島 芝 | -0.4 | |
---|---|---|
福島ダート | +0.1 | |
中京 芝 | -2.0 | |
中京ダート | -1.7 | |
函館 芝 | -1.5 | |
函館ダート | -0.9 |
各開催場の馬場差
福島 芝 | -0.2 | |
---|---|---|
福島ダート | -0.4 | |
中京 芝 | -2.5 | |
中京ダート | -1.8 | |
函館 芝 | -1.4 | |
函館ダート | -1.0 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
福島は開催が進んで時計がかかり出しており、芝もダートも馬場差はマイナスになっているが、ほぼ基準通りといったところ。
中京は芝もダートもかなり時計が速くなっており、とくに日曜の芝はかなりの高速馬場となった。
函館は、雨が降ったが、土日ともに馬場差-1.0を超える速さで、芝の時計はかなり速くなっていた。
時計勝負でもマイペースで逃げ切りマイネルミラノ/函館記念
◎マイネルミラノが逃げ切った函館記念を振り返る。
馬場差-1.4で、レースタイム差-1.5。
勝ち時計1.59.0は、稍重のコンディションを考慮すれば速いと思われがちだが、この日の函館芝は馬場差-1.4だったように、かなり時計が出る馬場だったので、言うほど大した記録ではない。
だからといって、遅いわけではないので、勝った◎マイネルミラノの評価を落とすことにはならない。
そもそも◎マイネルミラノは時計勝負になると甘くなるタイプなので、この時計で勝ち切れたのは、ミラノにとってはかなりの収穫。
1000m通過60.0秒のマイペースで、しかもプレッシャーをかけてくるはずのオツウが3角で早々に脱落してしまったため、展開面ではかなりラクとなった。
上記のとおり、たしかに展開が向いたことは確かだが、後半5Fすべてが11秒台であり、その脚力は称賛されていい。
このラップで、後半をすべて11秒台でまとめられてしまったら、後続に出る幕はない。
2着ケイティープライドは、戦績項目にプラスがあったので買えなくはないが、今回は不利枠を引いてしまったので、その分割り引いた。
しかし、ミラノと同じくオツウの脱落が功を奏し、こちらもほぼマイペースの競馬ができたことが好走の要因だろう。
それは、4着の×マデイラにも言えることで、次走以降もここまで展開に恵まれることはないだろうから、続けての好走は厳しいだろう。
3着×ツクバアズマオーは、時計勝負に強いタイプで、稍重になってどうかと思っていたが、時計が速くなってくれたおかげで3着まで押し上げることができた。
また、この馬は地下馬道でイレ込むので、地下馬道がない函館競馬場が合っていた。
これで1600万勝ち→巴賞3着→函館記念3着となり、次走でそこそこ人気になりそうだが、レースを重ねてうるさくなるタイプなので、休養に入った方が良い。
1番人気バイガエシは、4角14番手から伸びてはいるものの、コンマ8秒差の5着に敗退。
そもそも時計勝負に強いタイプなので、函館芝2000mには向いていない。案の定、序盤からポジションを取りに行けず、洋芝が合っていない。
想定以上に時計が速くなってくれたので掲示板は確保できたが、もっと軽い芝でないと本領は発揮できない。
2番人気○レッドレイヴンは、4角10番手から流れこんで1.0秒差の9着。
○レッドレイヴンの場合、少しでも時計が速くなってしまうと、こんなもの。
2000mは多少長いような感じもするが、やはり時計がかからないとどうにもならない。
2歳戦の注目馬はアイルキャッチユー/新馬戦(福島ダ1150m)
今週に行われた新馬戦の中でもっとも時計が速かったのは、日曜の福島第1Rに行われた未勝利戦(ダ1150m)だった。
馬場差+0.1で、レースタイム差-1.0。
土曜の福島ダートは時計がかかっており、その中で2歳新馬戦でレースタイム差-1.0は手放しで誉めていい。
アイルキャッチユーは、今回11番人気の低評価で、2着とはクビ差の接戦だったが、3着馬は1 3/4馬身、4着馬はそこから3馬身半離されており、レベルが低かったわけではない。
短距離ダートのオープン戦が少ないので、今後の活躍は秋以降となりそうで、問題は、ここからの成長力になるだろう。
クビ差の2着に敗れたスマートニンバスは、次走は確勝級。
次走の注目馬・リュクサンブール
日曜 福島第10R 鶴ヶ城特別(1000万下)・ダ1150m6着リュクサンブール
日曜の福島ダートは、馬場差-0.4で、鶴ヶ城特別のレースタイム差は-0.4。
ほぼ標準通りの時計ではあるが、これでは時計勝負に強いタイプの馬は、ちょっとした不運で届かないケースが多い。
そんな中で、もっとも割を食ったのが6着のリュクサンブールである。
もともとスタートが上手い方ではなく、今回も後方から。
しかし、コースランク外の鞍上田中勝騎手が、福島コースを意識してか早めに仕掛けたことで、最後の脚が残っていなかった。
リュクサンブールにとっては不完全燃焼な一戦となり、時計の速いコースに替われば、当然巻き返してくるだろう。