レース回顧 PR

時計が速くなってゴールドアクターとサトノダイヤモンドが好発進【オールカマーと神戸新聞杯のタイム分析】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんばんわ、ウキョーです。
先週は雨の影響で時計がかかると思っていたら、日曜は一気に馬場が回復してしまい、想定以上に時計が速くなってしまい、予想はハズレてしまいました。

そのおかげで、オールカマーではゴールドアクターが、神戸新聞杯ではサトノダイヤモンドが得意の高速決着を制して、次走に向けて好発進です。

各開催場の馬場差

9月25日(土)
中山 芝 -0.1 
中山ダート-1.6 
阪神 芝 -0.1 
阪神ダート-1.1 

各開催場の馬場差

9月26日(日)
中山 芝 -0.8 
中山ダート-1.4 
阪神 芝 -1.3 
阪神ダート-0.9 

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

 
雨の影響が残り、中山も阪神も土曜日の芝の時計かかっており、ダートは時計が速かった。
日曜日も引き続き同じような馬場だと思っていたが、思いのほか馬場が回復してしまい、中山も阪神も芝は高速決着となった。ダートは水分を含んだままで、どちらも時計が速かった。

時計が速くなってゴールドアクター盤石の勝利/オールカマー

ゴールドアクターが、休み明けをものともせずに復帰Vを飾ったオールカマーから振り返る。

馬場差-0.8で、レースタイム差-0.9。

土曜の中山芝は、雨の関係で時計がかかっていたが(馬場差-0.1)、日曜日は突然時計が速くなった。

中山芝2200mはそれほど時計は速くないが、レースタイム差-0.9は速い。
この時計になると、時計勝負に弱いタイプの馬は、最後の最後で甘くなる。
◎クリールカイザーは、エーシンマックスの離し逃げの2番手からで、1000m通過59.9秒とはいえマイペース。
それでもコンマ3秒差4着だったのは、時計が速かったから。もうちょっと時計がかかる思っていたから本命にしたのだが、残念な結果となった。

勝った○ゴールドアクターは、時計が遅かった有馬記念(中山芝2500m)やアルゼンチン共和国杯(東京芝2500m)を勝ってきたが、本質的には時計勝負に強いタイプなので、この時計ならお手のもの。
休み明けを苦にするタイプでもないので、ここは貫録勝ち。
天皇賞(秋)は距離が短いという理由で回避の可能性があるようだが、個人的には問題なくこなせると思う。

2着サトノノブレスは、レースタイム差-2.0の鳴尾記念(阪神芝2000m)を勝っているように、時計が速くなってこそのタイプ。時計が速くなれば、このメンバーでも上位争いはできる。

2番人気のマリアライトは、コンマ3秒差の5着。時計勝負には対応できるタイプなので、時計勝負に弱い◎クリールカイザーに後れをとったのはいただけないが、そもそも使って良くなるタイプなので、5着なら上々の結果。
序盤やる気がなさそうだったが、休み明けはいつもこんなもの。
叩いた次走は変わるはず。


相性の悪いコースでの勝利は菊花賞へ前途洋洋サトノダイヤモンド/神戸新聞杯

ダービー2着のサトノダイヤモンドが復帰戦を飾った、神戸新聞杯を振り返る。

馬場差-1.3で、レースタイム差-1.7。

土曜の馬場差が-0.1だったから、日曜になって一気に馬場が回復した。
阪神芝2400mはかなり時計がかかるコースなのだが、レースタイム差-1.7にまでなると、さすがに時計勝負に対応できない馬たちでは勝負にならない。
とりあえず、このレースで掲示板を確保できなかった馬は、時計勝負になると厳しいということ。

勝ったサトノダイヤモンドは、1000m通過61.4秒のスローペースを、上がり34.2秒でヨーイドンのレースを制した。
スローの上がり勝負になりやすい菊花賞(京都芝3000m)の前哨戦としては、この上ないレース内容といえよう。

しかし、ダービーと同じようなスローのヨーイドンのレースとなったことで、経験値という点では、セントライト記念勝ちのディーマジェスティには劣る。
タフなレースとなった皐月賞(中山芝2000m)で3着に負けているように、菊花賞はいいとしても、タフな展開になりがちな有馬記念(中山芝2500m)あたりは危険信号がともる。

今回、サトノダイヤモンドを無印にしたのは、まず時計がかかるコースは合わないと思ったから。
また、相性の悪いコースで【2 1 1 0】の好成績だったので、阪神芝2400mは明らかに向いていないと思ったから。

これらの不利を克服しての勝利だから、今回はサトノダイヤモンドの力が違った。着差こそクビ差だが、2着以下との力量差は明らか。

 

2歳戦の注目馬はトワイライトライフ/未勝利戦(中山芝1200m)

先週の2歳戦で、もっとも時計が速かったのは、土曜の中山第2Rで行われた未勝利戦(芝1200m)である。

馬場差-0.1で、レースタイム差-1.6。

土曜の中山は時計がかかる馬場で、芝コースでレースタイム差-1.0を越えたのはトワイライトライフだけ。
600m通過33.7秒-800m通過45.1秒のハイペースを、4角10番手から34.6秒の末脚で制した。
デビュー2戦目で、このハイペースを経験して勝ち切ったことは、必ず今後への糧となるはず。さらに初芝で高速決着に対応できたことは、トワイライトライフにとっては明るい材料といえる。

この時計なら、昇級しても通用する。
また、同じような位置から3着に食い込んだレイテストバードは、次走確勝級。
 
 

次走の注目馬・オルレアンローズ

日曜 中山第10R 外房特別(1000万下)・芝1600m 1着オルレアンローズ

外房特別(中山芝1600m)のレースタイム差は-1.0と速かったが、日曜の中山芝の馬場差は-0.8の高速馬場なので、タイム自体はそれほど評価できない。

だが、オルレアンローズが刻んだラップは、かなりのものだった。

気合いをつけてハナを奪うと、2F目から11.2秒-11.2秒-11.3秒-11.6秒-11.7秒-11.4秒と、一度も12秒をきらないハイペースでラップを刻み、最後は12.5秒を要したが、チョコレートバインの追撃を封じて、半馬身差で粘り切った。

これが、昇級初戦の3歳牝馬なのだから恐れ入る。
準オープンどころか、これなら重賞でも通用する。
 

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
応援よろしくお願いします!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA