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先週のタイム分析と、次走の狙い馬【スズカヴァンガード】

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各開催場の馬場差

12月6日(土)
中山 芝 -0.6
中山ダート-0.8
阪神 芝 +1.3
阪神ダート+0.1
12月7日(日)
中山 芝 +0.3
中山ダート-0.4
阪神 芝 +0.5
阪神ダート-0.3

※全Rタイム差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

今週の中山競馬の馬場は、土曜日は芝・ダートともに若干速い程度で、日曜日の芝は基準とほぼ変わらず、ダートは引き続き速かった。路盤改造工事の影響かと思われるが、開幕週の割には芝の時計がかかっており、このままいくと最終週では相当に時計がかかりそうだ。
阪神競馬も、開幕週とは思えないほど芝の時計がかかっている、土曜日にいたっては、+1.3秒と信じられない時計になっている。ダートは、土日ともにほぼ基準通り。

中京競馬場の全Rタイム差は算出できないが、チャンピオンズCのタイム分析をしてみる。
コパノリッキーが出負けて、クリノスターオーの逃げは1000m通過が62.3秒の超スローペース。これでは、後方の馬たちに出番がない。それでも走破タイムは1.51.0で、タイム差は-0.9秒と速くなった。
強調点に乏しいレースとなったが、強いてあげるなら6着ワイドバッハ。この展開で、最後方から大外を回ってコンマ5秒差なら、相当に頑張っている。ただ、ワイドの場合、これがいつもの競馬。それでも、展開待ちになってしまうが、一線級相手でも力は通用する。
勝った△ホッコータルマエは、逃げるはずだったコパノを捕まえに行かなくてよくなった分、かなり楽な競馬となった。それでも、×ナムラビクターの追撃を凌ぎ切ったのはお見事。

◎ベストウォーリアは、この時計でこの展開なら、せめて掲示板はほしかった。一線級の中に入ると、1800mでは1F長い。○グレープブランデーは、完全に力負け。

チャンピオンズC以外で取り上げたいのが、日曜の中山4R 2歳未勝利戦である。
全Rタイム差が+0.3秒の中、勝ったバルビエールの走破タイムは2.01.9で、基準タイムより2.1秒も速い。準オープンの市川Sのタイム差が-0.7秒で、オープンのターコイズSのタイム差は+0.2秒だから、かなり評価できる。バルビエールはもちろん、2着のヤマチョウタンゴも次走は確勝だろうし、クラスが上がっても十分やれる。

次走の注目馬
土曜 阪神11R逆瀬川S 4着スズカヴァンガード

スズカヴァンガードは時計の速い馬場でこそのタイプで、阪神芝1800mで勝ちタイム1.47.5のレースでは、同馬の良さは出ない。コンマ2秒差に粘ったのは地力強化の証で、次走が時計の速い馬場なら確勝級。また、この遅いタイムで4着なら、多少は時計が遅くなっても対応できそうで、準オープンはすぐに突破できそう。

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