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先週のタイム分析と、次走の狙い馬【マイネルアイザック】

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各開催場の馬場差

12月13日(土)
中山 芝 +0.2 
中山ダート-0.3 
阪神 芝 +0.2 
阪神ダート+0.8 
12月14日(日)
中山 芝 -0.5 
中山ダート-0.2 
阪神 芝 -0.6 
阪神ダート-0.1 

※全Rタイム差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

今週の中山競馬の馬場は、芝もダートも土日ともにほぼ基準通りで、日曜日の芝が若干速い程度。
阪神競馬は、芝・ダートともに日曜日に一気に速くなった。先週やけに時計がかかった阪神の芝は、日曜日になってタイム差-0.6秒と、ここにきて開幕週らしくなった。

阪神JFは、ショウナンアデラが出遅れながらも、インパクトのある勝ちっぷり。
ただ、タイム面ではそれほど強調できない。ショウナンアデラの勝ちタイムは1.34.4で、タイム差-0.1秒。前半600mが35.0秒、上がり35.2秒であの豪快な差し切りということは、相手が弱かっただけ。1.35.0を切れなかった6着以下の馬たちは、はっきり力量差がある。
1番人気で8着に敗れたロカは、出遅れてバタバタ。出遅れながらも人馬の呼吸がピッタリだったショウナンアデラとは正反対で、まったく呼吸があっていなかった。このレースがトラウマにならないことを祈るばかり。
◎レッツゴードンキは、浜中騎手の好騎乗が光った。ただ、マイルがぎりぎりな感じは受けた。○クールホタルビは、完全に力負けの14着。

ほか2つの重賞も、それほど見るべき点はなかった。
土曜日に行われたチャレンジC。エイシンヒカリの逃げは、1000m通過58.8秒のやや速いペース。エイシンヒカリは、さらにそこからペースを上げて、息が入らずに9着大敗。これは完全にオープンの壁。前走のインパクトある勝ちっぷりに騙された格好となり、エイシンを本命に推した評論家のみなさんは反省してください。
勝った◎トーセンスターダムは、本質的に速い時計が苦手なタイプだったが、今回の時計で走れれば前途は洋々。まだまだ勝ち星は重ねられそう。ただ、距離は1800mがギリギリかも。

上記以外で取り上げたいのが、土曜阪神7R 2歳500万下戦(ダ1200m)である。
この日の阪神ダート戦で、唯一マイナスのタイム差を叩きだしたレースだ。1000万下の高砂特別で、タイム差は±0だったから、勝ったメイショウワダイコは評価できる。そもそも阪神ダ1200mは時計がかかるコースで、これをゴール前は流す余裕で1.12.6はお見事。オープンに昇級して、多頭数でもまれたときが不透明だが、すんなり先手を取れる展開であれば、まだまだ上を狙える。

次走の狙い馬
日曜 阪神10R オリオンS10着マイネルアイザック

マイネルアイザックは時計がかかる馬場に向くタイプで、オリオンSの勝ちタイム2.25.9では速すぎる。そもそも阪神芝2400mは時計がかかるはずなのに、勝ったホーカーテンペストがやけに速い時計で勝ったため、2着も3馬身離される結果。
マイネルアイザックは、途中からまったくついていけずに直線は下がる一方で、今回は見せ場なし。ただ、時計のかかる馬場に戻れば、まだまだこのクラスでもやれるはず。展開不問の自在性もあるので、できればコースを得意にしている騎手の手綱に委ねたいところ。

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