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【回顧】マテラスカイ 芝並みのスピードで圧巻勝利【プロキオンSのタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
先週は、オジュウチョウサンが500万下戦を快勝し、日曜のプロキオンSでは驚異のレコードが記録されました。
2日間とも面白かった!

各開催場の馬場差

7月7日(土)
   福島 芝+0.1
   福島ダート-1.5
   中京 芝-1.3
   中京ダート-2.6
   函館 芝-0.8
   函館ダート-0.3
7月8日(日)
   福島 芝+0.1
   福島ダート-1.1
   中京 芝-0.6
   中京ダート-3.0
   函館 芝-0.2
   函館ダート-0.7

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の福島は、雨の影響が色濃く、芝の時計はかかり、ダートの時計は速くなった。

中京は、先週ほどではないにせよ、芝はまだ速かった。雨の影響で、ダートはかなりの高速決着で、とくに日曜ダートは速かった。

函館は、芝の時計がかかり出し、ダートは時計が速かった。

マテラスカイ 芝並みのスピードで圧巻勝利/プロキオンS

プロキオンSは、マテラスカイが、1.20.3という驚愕のレコードで駆け抜けた。

馬場差-3.0で、レースタイム差-2.7。

日曜の中京ダートはかなりの高速馬場だったが、それにしてもオープンのダート1400mでレースタイム差-2.7は速すぎる。まさか、ダ1400mで1分20秒台が出ようとは思いもよらなかった。

レースも、ラスト1Fが12.8秒でもっとも遅いラップで、後は軒並み11.9秒以下という超ハイラップである。
しかも、このラップを作ったのが勝ったマテラスカイなのだから、とんでもないスピードの持ち主である。
2着以下が4馬身離されてしまったのも仕方ない、ここではスピードが違いすぎた。

それにしても、去年まで1000万下で着を拾うのがやっとだった馬が、ここまで激変するのだから競馬はわからない。
とにかく、今後のダート短距離界は、マテラスカイを中心に回っていくだろう。

問題は、このレコード決着の反動が出なければということ。次走も勝つようなら、連勝街道まっしぐらだ。


オジュウチョウサンのレースを分析してみる/開成山特別

土曜の福島では、障害の絶対王者オジュウチョウサンが開成山特別(芝2600m)に出走し、見事に勝利を収めた。

馬場差+0.1で、レースタイム差+0.5。

土曜の福島は雨の影響で時計がかかっており、開成山特別もレースタイム差+0.5と時計がかかった。時計面での評価はできない。

レースは、前半1200m74.3秒-後半1200m75.0秒の平均やや速めのペース。
しかし、時計が遅かったことからわかるように、道中のラップは13.0秒を2回記録する遅いラップで、今回はオジュウチョウサンのスタミナ勝ち。

今年はもう障害を使わないようだが、今回のように12秒台後半のラップが続くようなレースは、下級条件か重馬場でしかあり得ない。準オープンにもなれば、11秒台が続くことになるし、ましてや重賞で今回のようなラップはあり得ない。

今後は、そういったスピードラップに対応できるかどうかが課題となる。
ただ、今回でもわかったようにスタミナは抜群。馬場が悪くなる最終週に行われる有馬記念(中山芝2500m)なら、ペース次第で好走は可能かもしれない。
 

次走の注目馬・マリームーン(織姫賞・福島ダ1700m)

日曜 福島第12R 織姫賞・ダ1700m 3着マリームーン

日曜の福島ダートは時計が速く、織姫賞もレースタイム差-1.5と時計は速くなった。
また、レースは500m通過29.9秒-700m通過41.5秒で、1000m通過は1分を切るハイペース。飛ばしたロマンスマジックアルセナーレの2頭が4角早々に脱落したため、3番手を追走していたマリームーンは、想定より早めに先頭に立つことになってしまった。

それでも最後まで粘り切り、4着馬は6馬身離されており、勝ちに等しいレース内容だったと言っていい。
次は確勝級。

 

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