タイム分析

【回顧】63年ぶりの牝馬ワンツーでレースレベルは?【京都記念のタイム分析】

こんばんわ、ウキョーです。
先週は、雨の影響で東京、京都、小倉の3場で、日曜の芝の時計はかなり遅くなっていました。
とくに、京都と小倉は極悪馬場と言っていいくらいの時計でした。

各開催場の馬場差

2月15日(土)
   東京 芝 -0.1
   東京ダート -0.2
   京都 芝 +1.1
   京都ダート -0.3
   小倉 芝 +0.7
   小倉ダート -0.9
2月16日(日)
   東京 芝 +1.0
   東京ダート +0.2
   京都 芝 +3.4
   京都ダート -1.7
   小倉 芝 +3.8
   小倉ダート -0.8

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、芝もダートも土曜は時計が速く、日曜の時計がかかっていた。

京都は、相変わらず芝の時計はかなり遅く、ダートは土日とも時計が速くなった。

小倉は、京都と同じく芝の時計が遅く、ダートの時計がかかっていた。

63年ぶりの牝馬ワンツーでレースレベルは?/京都記念

2020年京都記念

馬場差+3.4で、レースタイム差+3.6。

日曜の京都芝はかなり時計がかかっており、京都記念もレースタイム差+3.6とかなりタフな馬場コンディションとなっていた。

アメリカズカップの大逃げで、前半1000m61.1秒-後半1000m62.7秒のハイペース。
後続も、それほどペースは落ちておらず、ラスト3Fは12.4秒-12.2秒-12.3秒と、馬場差を考えればラップは落ちていない。

この時計ではタイム面では評価できないが、勝った△クロノジェネシスは、スピードランク1位だったように、本来ならこの手の馬場は苦手なはずで、それを2着以下に2馬身半差だから、まさに格が違ったということ。
今春は、アーモンドアイ、サートゥルナーリア、ダノンプレミアム、ブラストワンピースらが海外ローテーションを視野に入れ、国内G1戦線は手薄になりそうで、△クロノジェネシスの次走以降に期待が持てる。

2馬身半差で2着の◎カレンブーケドールも、重馬場のジャパンCで2着に好走しているものの、スピードランク3位で、今回の馬場は歓迎材料とは言えなかった。
それでも、重賞戦線で好走を繰り返してきた×ステイフーリッシュ○ドレッドノータス×ノーブルマーズらを競り落としてのものだから、この2着は評価できる。

逆に、この時計なら走りやすいはずのアメリカズカップ×ステイフーリッシュ○ドレッドノータスらには厳しい結果となった。




時計も遅いスローペースでクラシックにはつながらない/共同通信杯

2020年共同通信杯

馬場差+1.0で、レースタイム差+2.1。

日曜の東京芝はかなり時計がかかっていたが、共同通信杯のレースタイム差+2.1は、それを考慮しても遅すぎる。

逃げたのは◎ビターエンダーで、そのペースは前半800m50.5秒-後半800m46.4秒の超スローペース。
時計面でもラップ面でも、残念ながらクラシックに直結するとは思えない。

勝った×ダーリントンホールは、3~4番手追走からラスト34.1秒で、◎ビターエンダーにハナ差競り勝った。
基準タイム差+0.1だった札幌2歳Sで3着好走したように、時計がかかった方が良いタイプで、今回は馬場に助けられた感が強い。
とはいえ、ガレて戻ってきたという葉牡丹賞からの立て直しで結果を出せたのは、賞金面でも今後のアドバンテージになる。

◎ビターエンダーは、3着に4馬身差をつけており、今回は勝ち馬を誉めるしかない。
それでも、スピードランク1位だったように、決して得意な馬場ではなかったはず。2着なら、かなり頑張ったといえよう。

断然1番人気に押された▲マイラプソディは、中団待機から伸びあぐねて、流れ込んだだけの4着敗退。
レースタイム差-0.2と重賞のわりに時計がかかった京都2歳Sを勝っているように、時計がかかったのが敗因ではないだろう。最後は、ほぼ歩きかけていた○フィリオアレグロにも競り負けたように、どうも本調子ではなかったか。

ハイペースを2番手から押し切ったミヤマザクラは期待大/クイーンC

2020年クイーンC

馬場差+0.4で、レースタイム差+0.6。

土曜の東京芝は時計がかかっており、クイーンCもレースタイム差+0.6止まりとなった。

逃げたインザムービーのペースは、前半800m45.7秒-後半800m48.3秒のハイペース。レース上りが36.3秒の消耗戦となった。

このペースを、2番手追走から粘りこんだ◎ミヤマザクラは、かなり強い競馬をしている。
前走の京都2歳Sでも評価した通り、地味ながらも今年のクラシック戦線では最有力の位置にいる。
未勝利勝ちがレースタイム差-2.5と、時計勝負に対応できるスピードもあり、今後が楽しみな存在である。

1番人気に押されたルナシオンは、出遅れから引っ掛かって競馬にならず、10着に惨敗と課題が残ったレースとなった。
そもそも、前走の新馬戦が前半800m51.8秒-後半800m48.0秒の超スローペースで、レースタイム差が+2.2と低レベルのレースで、人気になりすぎた印象。

トミケンレゲンダ(未勝利・東京ダ1400m)

トミケンレゲンダ

先週の3歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の東京1Rに行われた未勝利戦(ダ1400m)である。

東京ダートは土日ともにそれほど時計は速くならず、ダート全13鞍の中で、もっともレースタイム差が速かったのは、トミケンレゲンダが勝った未勝利戦だった。
そのレースタイム差は-1.1で、-1より速かったのも、やはりトミケンレゲンダだけだった。

レースは、前半600m35.8秒-後半600m37.0秒の平均やや速めのペースで、トミケンレゲンダは3番手追走から、上がり最速36.6秒で、2着以下に3馬身半差の完勝だった。
他馬よりワンテンポ遅れての仕掛けで、仕掛けられてからの反応は抜群。あっという間に前の2頭を交わし去った。

レース振りから、もまれたときに同じような競馬ができるか不透明だが、時計面では昇級しても通用する。


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