【オークスの回顧】レースレベルは高くないがデアリングタクトの力は本物

   2020/06/01

こんばんわ、ウキョーです。
オークスのデアリングタクトはたしかに強かったのですが、記録で見るとなんとも悩ましいというのが本音です。

各開催場の馬場差

5月23日(土)
   東京 芝 -1.7
   東京ダート -0.1
   京都 芝 -0.8
   京都ダート -0.7
   新潟 芝 -0.1
   新潟ダート -0.2
5月24日(日)
   東京 芝 -2.2
   東京ダート -0.2
   京都 芝 -0.5
   京都ダート -0.4
   新潟 芝 -0.7
   新潟ダート -0.5

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、芝の時計がかなり速くなっており、日曜日はとんでもない高速馬場となっていた。ダートは、土日ともにほぼ基準通り。

京都は、芝もダートも、土日両日ともに速い時計が出ていた。

新潟は、先週の馬場とは一変し、芝はかなり速くなっていた。ダートは、日曜になって高速化してきた。

レースレベルは高くないがデアリングタクトの力は本物/オークス

2020年オークス

馬場差-2.2で、レースタイム差-1.9。

日曜の東京芝はかなりの高速馬場となっており、オークスもレースタイム差-1.9の高速決着だった。

逃げたのは、大方の予想通り▲スマイルカナで、1000m通過59.8秒。
馬場差を考えると速くはない。しかも、そこから12.7秒-13.0秒-12.6秒と一気にペースが落ち、瞬発力勝負となった。

この展開なら、先行・好位組に有利なのだが、×デアリングタクトは、後方から一気に脚を伸ばして2冠達成。
決してスムーズな競馬ではなかったが、直線でスペースを見つけて抜け出すと、自ら手前を替えて一気の差し切り。馬自身が勝ち方を知っているかのような競馬だった。

×デアリングタクトの勝利は手放しで評価できるが、レース自体のレベルは決して高くない。
有利なはずの先行・好位組で残ったのは、2着ウインマリリンと、3着ウインマイティ―だけ。後の馬たちはほとんどが2桁着順という体たらく。
つまり、今回は先行勢がだらしなさ過ぎ。今年の3歳牝馬のレベルに、疑問符がついた(あくまでもの中・長距離の範疇で)。

◎ミヤマザクラは、序盤からスムーズな競馬ができたように思う。ただ、いつものように道中でポジションを上げることができず、直線に入っても9番手の位置。このラップでは厳しい位置取り。
とはいえ、さらに後ろの馬たちが上位を占めているのだから、ここは力負けというより他ない。それにしても、なんとも淡白なレース内容で、がっかりした。




オメガパフューム 世代交代を許さない貫禄の勝利/平安S

2020年平安S

馬場差-0.8で、レースタイム差-0.7。

土曜の京都ダートは時計が速く、平安Sもレースタイム差-0.7の高速決着となった。

逃げたのは、▲スマハマで、前半900m55.4秒のスローペース。
平均~速めのペースで流れることが多いコースだが、今回は▲スマハマのラク逃げでこのペース。残り200mで11.7秒を記録するという、京都ダ1900mとしては珍しいラップとなった。

本質的には超瞬発力勝負となったわけで、勝った×オメガパフュームの上りは、なんと35.5秒である。京都ダ1900mでこの上りは驚異的。過去、これより速かったのはワンダーアキュート(’11東海S)だけだ。ワンダーは不良馬場でのもので、良馬場では史上最速。しかも59キロを背負ってのものだから、圧勝と言っていいだろう。
当然、これからのダート界を先頭で引っ張っていく存在になる。

2着×ヴェンジェンスは、2番手追走からしぶとく粘りこみ。展開が向いたことは確かだが、上り36.1秒と最後まで脚を延ばして、3着○ゴールドドリームに2馬身差をつけているのだから十分に力は示せた。

1番人気◎ロードレガリスは、序盤からポジションを取れず、結局10着惨敗。
これまでなら、それでも道中まくってポジションを上げていったが、初めての一線級を相手に、内枠を引いたこともあって動くことができなかった。最後はモタれる面も見せるなど、最悪の結果となってしまった。
思った以上にもまれ弱いのか、池添騎手と手が合わないのか判然としないが、いずれにしても今回のダメージが心配。一旦リセットした方が良さそう。

次走の注目馬・ミヤジコクオウ(鳳雛S・京都ダ1800m)

鳳雛S

日曜の京都ダートはとりわけ速かったわけではないが、鳳雛Sはレースタイム差-1.7の高速決着。京都ダ1800mはそもそも時計が速いので、鳳雛Sの時計は圧巻。

レースは、前半800m47.4秒-後半800m51.1秒の超ハイペースで、ラスト3Fが12.4秒-13.0秒-13.2秒の消耗戦となった。
2000年以降、鳳雛Sの勝ちタイム1.51.0より速く、ここまでのハイペースになったのは30鞍ほどあるのだが、3歳戦では初めて。

勝った△ミヤジコクオウは、4角3番手からラクに抜け出すと、ラスト37.6秒で上がって、2着以下に3馬身差の完勝。2着~10着までが6馬身の圏内に収まっており、同馬の強さがとりわけ際立った。

先週の青竜Sもそうだが、3歳ダート戦線はレベルの高い争いが期待できそうだ。


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