【宝塚記念の回顧】圧巻勝利のクロノジェネシスは馬場の恩恵だけではない

 

こんばんわ、ウキョーです。
クロノジェネシスは、想像以上の圧勝でビックリしました。直前の豪雨で、かないタフな馬場となって、各馬の明暗が分かれました。
たしかに、あの馬場はクロノジェネシスにとって有利に働きましたが、あのメンバーであの圧勝劇は、馬場の恩恵だけでは成しえません。

各開催場の馬場差

6月27日(土)
   東京 芝 -0.2
   東京ダート -0.5
   阪神 芝 -0.5
   阪神ダート -0.7
   函館 芝 -1.8
   函館ダート -2.9
6月28日(日)
   東京 芝 +2.7
   東京ダート -1.8
   阪神 芝 -0.3
   阪神ダート -0.5
   函館 芝 -1.5
   函館ダート -2.3

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、芝の時計は土曜日はなんとか踏みとどまったが、雨の影響で日曜は一気に時計がかかっていた。ダートは、土日ともに時計が速かった。

阪神は、土曜の芝の時計はまずまず出ていたが、日曜は午前と午後で馬場が一変しており、午後のレースは軒並み時計がかかっていた。ダートは両日ともに時計が速かった。

函館は、芝が稍重だったにも関わらず、まだまだ時計は速いままだった。ダートは、土日ともにかなりの高速馬場と化していた。

圧巻勝利のクロノジェネシスは馬場の恩恵だけではない/宝塚記念

2020年宝塚記念

馬場差-1.0で、レースタイム差-2.1。

日曜の阪神は、10R前にスコールのような雨が降り、一気に馬場が悪化した。宝塚記念もレースタイム差+1.3とかなり時計がかかっていた。

逃げたのはトーセンスーリヤで、前半1000m60.0秒-後半1000m61.1秒の平均やや速めのペース。

勝った▲クロノジェネシスは、中団7番手追走から、3角過ぎでまくり気味に進出を開始。仕掛けるまでもなく4角では早くも先頭に立ち、直線で仕掛けられると独壇場。馬場を気にする他馬を尻目に、後続に6馬身差をつける圧勝劇。
ラスト3Fが11.9秒-12.1秒-12.3秒と、馬場差を考えると圧倒的なスピードと言っていい。これだけ長く良い脚を使われたら、後続が離されるのも納得するしかない。
たしかに馬場の恩恵はあっただろうが、たとえ良馬場だったとしても、この6馬身差を覆すのは、かなりしんどい作業だと思う。

◎キセキは、出負けから折り合い重視の競馬だったが、残り800m付近から動き出して、4角では早々に2番手へ進出。クロノジェネシスには完敗の形だったが、3着以下に5馬身をつけており、ここは相手が悪かった。

1番人気△サートゥルナーリアは、予想の記事でも書いた通り、そもそも上りがかかる阪神芝2200mは合っていない。スピードランク14位と時計がかかったこと自体は敗因でない。
また、これで今年の4歳牡馬のレベルに疑問符がつくことになった。今年のG1で、4歳牡馬は0勝で上半期を終えた。重賞を勝ったのも、モズベッロ、ダノンキングリー、サートゥルナーリア、キングオブコージの4頭だけ。
ネオユニヴァース世代やウォッカ世代のように巻き返しがあるのか、アグネスフライト世代のように尻すぼみに終わるのか。秋の飛躍に期待したい。




次走の注目馬・カセドラルベル(京橋特別・阪神芝2000m)

2020年京橋特別

土曜の阪神芝は、それほど時計が速いわけではなかったが、京橋特別はレースタイム差-2.2の超高速決着となった。
メインの水無月Sがレースタイム差+0.4で、9Rの出石特別がレースタイム差-0.2だから、京橋特別がいかに速かったかがわかるだろう。

レースは、レターオンザサンドの逃げで、前半1000m58.4秒-後半1000m60.5秒のハイペース。ラスト1Fで12.7秒を要しており、見た目以上にタフな馬場だったと思われる。

このラップを2番手追走から、上がり最速で勝ち切ったのがカセドラルベルだった。ラップも時計も、優にオープン級といって差し支えない。昇級の壁はないはずで、次走だけでなく、オープンに入っても楽しみな一頭である。

また、このラップで2着に踏みとどまったレターオンザサンドも、次走は確勝級だ。

2歳戦の注目馬はダノンザキッド(新馬・阪神芝1800m)

ダノンザキッド

先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、日曜の阪神第5Rに行われた新馬戦(芝1800m)である。

日曜の阪神芝は、午前中は稍重だったが、意外と時計は速くなっていた。とはいえ、ダノンザキッドのレースタイム差-1.7はかなり速い。
しかも、最後は完全に流しており、本気で追ったら時計はもっと速くなっていただろう。

レースは、前半800m48.2秒-後半800m47.5秒の平均ペース。最後流してラストが12.0秒だから、なかなかの瞬発力だ。
直線で右にもたれていたのが気になったが、それはデビュー戦。今後、矯正していければ問題ないので、次走以降は直線での走法にも気をつけておきたい。






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