【函館・中京記念の回顧】大波乱の結果は必然だったのか

   2020/07/22

こんばんわ、ウキョーです。
函館記念が15番人気のアドマイヤジャスタ、中京記念がシンガリ人気のメイケイダイハード。どちらもビックリしました。
悔しかったのは中京記念のメイケイダイハードでした。阪神マイルはダート→芝替わりの馬にアドバンテージがあるコースで、前走で欅S(東京ダ1400m)を走っていたメイケイダイハードには色気を持っていたのですが、さすがにあの成績では軽視してしまいました。

各開催場の馬場差

7月18日(土)
   福島 芝 +0.8
   福島ダート -1.3
   阪神 芝 +0.5
   阪神ダート -1.1
   函館 芝 -1.9
   函館ダート -1.1
7月12日(日)
   福島 芝 -0.2
   福島ダート -0.6
   阪神 芝 -0.5
   阪神ダート -0.7
   函館 芝 -0.8
   函館ダート -1.9

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の福島は、雨の影響が色濃く、土曜の芝はかなり時計がかかっていた。日曜には若干持ち直したが、それほど時計が出ていない。ダートは土日ともに時計は速かった。

阪神は、芝は土曜の時計はかかっていたが、日曜になって回復傾向にあった。ダートは土日ともに速かった。

函館は、最終週とは思えないほど芝の時計は速かった。ダートも、かなりの高速決着が続いていた。

アドマイヤジャスタの復活勝利の必然性はどこにあったのか/函館記念

2020年函館記念

馬場差-0.8で、レースタイム差-0.8。

日曜の函館芝はまずまず時計が出ており、函館記念もレースタイム差-0.8と及第点。ただし、函館芝2000mはそもそも時計がかかるコースなので、基準タイム差にすると、-0.5となり、高速決着とは言えない。

レースはトーラスジェミニが引っ張り、前半1000m58.8秒-後半1000m60.9秒のハイペース。ラスト3F37.1秒と、先行馬には厳しい消耗戦となった。

勝ったアドマイヤジャスタは、いつも通りの中団待機から、仕掛けてからの反応も良く、ラスト36.4秒で2歳時の紫菊賞以来の勝利を、初重賞制覇で上げた。
スピードランク16位では、個人的には買い目に加えることはできない。ただ、今回は戦績ランク2位で、有利枠を引いて鞍上がコース得意の吉田隼騎手。終わってみれば、タイム項目のマイナスを他の4項目で相殺した形となった。

◎レッドサイオンは、こんな時に限ってスタート抜群。いつもより前目のポジションでハイペースに巻き込まれた格好となり、最後は脚を失くして12着に惨敗。
また、スピードランク1位だっただけに、もう少し時計が速くなってくれれば、さすがにあそこまでの惨敗はなかっただろう。高速馬場に替わって、一からの出直し。




メイケイダイハードの初重賞勝利の必然性はどこにあったのか/中京記念

2020年中京記念

馬場差-0.5で、レースタイム差-1.2。

日曜の阪神芝はまずまず時計が出ており、中京記念もレースタイム差-1.2の高速決着となった。

逃げたのはトロワゼトワル。前半800m45.8秒-後半600m46.9秒の平均やや速めのペース。とはいえ、2F目に10.5秒のラップを刻んでから、11秒台のラップが続くハイラップで、ラストは11.4秒-12.5秒の消耗戦となった。
先行馬は総崩れ。同時に、スピードランク上位馬もペースに巻き込まれて惨敗していた。

勝ったメイケイダイハードは、後方からレースを進めていたが、4角付近でポジションを上げた。上りがかかる消耗戦を読んだ、鞍上酒井学騎手の好プレー。バタバタになる先行馬たちを尻目に、しっかり伸びた。
ただ、時計は速いが馬場が悪いという特殊な馬場で消耗戦という、かなり限定的な条件だったことを考えると、次走以降も同じようなパフォーマンスを期待するのは酷だろう。

◎プリンスリターンは、かなり残念な結果。たしかに、想定以上に時計が速くなってしまったのが敗因といえるが、それにしても1.5秒差の敗戦にはがっかり。
NHKマイルCで惨敗を喫したことが、精神面にダメージを与えていることも考えられる。陣営には、手厚いケアをお願いしたい。

1番人気▲ギルデッドミラーは、このハイラップを3番手追走で、最後は力尽きて6着敗退。とはいえ、着差はコンマ3秒差だし、先行勢の中では最先着。今回のレースも良い経験になっただろうし、今後が楽しみ。

次走の注目馬・ハギノリュクス(未勝利・函館ダ1700m)

ハギノリュクス

日曜の函館ダートは、たしかに時計が速かった。しかし、いくら時計が速かったとはいえ、ハギノリュクスのレースタイム差-4.4は尋常ではない速さである。

走破タイムの1.43.6は、同日の駒場特別(2勝クラス)よりコンマ7秒も速い。この時期の3歳未勝利戦で、この時計は出色と言っていい。2着馬に大差勝ちのインパクトもそうだが、何より、このタイムは信じられない。

ハギノリュクスは、ここまで芝を4戦して掲示板すらない状態で、よほどダートが合っていたのだろう。
相手が弱かったのは確かだが、それにしても、初ダートでこのパフォーマンスなら文句なし。

昇級しても即通用の器で、とりあえず準オープンまでは注目したい。






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