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【菊花賞の回顧】コントレイル 最大の難関突破で無敗の三冠達成

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こんばんわ、ウキョーです。
先週のデアリングタクトに続き、今週はコントレイルがやってくれました。
ディープインパクト以来の、無敗の三冠馬。ルドルフを含め、史上3頭目の快挙です。
ルドルフもディープも、三冠達成後の次走で敗戦を経験しています。さて、コントレイルの次走が楽しみです。

各開催場の馬場差

10月24日(土)
   東京 芝+0.6
   東京ダート-0.8
   京都 芝+1.5
   京都ダート-1.3
   新潟 芝+2.9
   新潟ダート-0.8
10月25日(日)
   東京 芝+0.4
   東京ダート-0.2
   京都 芝+0.3
   京都ダート-1.1
   新潟 芝+2.2
   新潟ダート-0.8

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、雨の影響で芝の時計はかかっており、ダートは時計が速かった。

京都も、雨の影響で芝の時計はかかっており、ダートは高速決着の場となった。

新潟は、雨の影響がもっとも色濃く、芝はかなり時計が遅かった。逆に、ダートの時計は速かった。

コントレイル 最大の難関突破で無敗の三冠達成/菊花賞

2020年菊花賞

馬場差+0.3で、レースタイム差-1.2。

日曜の京都芝は時計がかかっていたが、菊花賞はレースタイム差-1.2の高速決着で、ハイレベルな一戦となった。

逃げたのは、戦前の予想通りキメラヴェリテ。序盤1000m62.2秒-中盤1000m62.6秒-後半1000m60.7秒のほぼ平均ペース。しかし、ラスト3Fで35.6秒を要しており、見た目以上にタフなレースだったようだ。

勝った×コントレイルは、さすがの競馬内容。▲アリストテレスの徹底マークを振り切り、最後の最後まで抜かせなかった根性は、さすがとしか言いようがない。
盟友キメラヴェリテのアシストで全体時計が速くなったのが良かったのは確かだが、少なくとも同世代に敵はいない。

2着▲アリストテレスは、×コントレイルを追い詰めたともいえるが、スピードランク2位のスピードタイプで、×コントレイルが速い時計で走破してくれたおかげで、2着に来られたという側面もある。
とはいえ、正面からの真っ向勝負で、最後の最後まで食い下がったのだから、今後も重賞戦線で期待できる。

◎ディープボンドは、好位5番手追走から渋太く粘って、コンマ7秒差4着。
好位組では唯一の掲示板確保で、十分に力を見せつけることはできた。3000mが適距離とは思えないので、重賞2勝目はもうすぐそこまで来ている。

乱ペースを制したヴァンドギャルドが重賞初制覇/富士S

2020年富士S

馬場差+0.6で、レースタイム差+0.5。

土曜の東京芝はかなり時計がかかっており、富士Sもレースタイム差+0.5と時計を要した。

×スマイルカナがすんなりハナかと思いきや、▲シーズンズギフトがスタート直後から引っ掛かってしまい、先頭2頭が雁行状態となり、前半800m45.4秒-後半800m48.0秒の超ハイペース。

勝った△ヴァンドギャルドは、課題のスタートを上手にこなし、乱ペースを尻目に中団6番手追走。直線も反応良く、上がり最速34.6秒でまとめており、期待馬がようやく初重賞制覇を成し遂げた。
ただ、今回はスピードランク10位で、時計がかかったことが奏功したのは確かで、時計が速くなって同じようなレースができればホンモノ。

逆に、2着ラウダシオンは、スピードランク2位で、本来であればこの時計では厳しかったはず。それを、+16キロの重め残りで2着好走なら、古馬重賞に入っても十分にやっていける力を見せつけた。NHKマイルC価値はだてじゃなかった。
叩いた次走が非常に楽しみになった。

◎サトノアーサーは、後方追走から見せ場なくコンマ9秒差9着に敗退。
スピードランク5位なので、このくらいのレースタイム差なら十分許容範囲のはず。だが、序盤からハイペースについて行けず。こういう消耗戦では、まったく力を出せない。

次走の注目馬・アメリカンシード(1勝クラス・京都ダ1800m)

2020年アメリカンシード

土曜の京都ダートは時計が速かったが、それにしてもアメリカンシードが勝った1勝クラスのレースタイム差-4.1は、掛け値なしに速い。

レースは、勝ったアメリカンシードが逃げ、前半800m48.8秒-後半800m47.1秒のスローペース。
ラップ自体は評価できないが、上がり最速の34.7秒でレースを締め、2着馬に7馬身差の圧勝。3着馬は、さらにそこから6馬身離されている。

同馬は皐月賞にも出走しており、今回が初ダート。それでこのパフォーマンスなら、昇級しても即通用。むしろ、オープンまで楽しみな一頭だ。

2歳戦の注目馬はオーソクレース(アイビーS・東京芝1800m)

2020年アイビーS

先週の2歳戦で、もっとも見どころがあったのは、土曜の東京第9Rに行われたアイビーS(芝1800m)である。

土曜の東京芝は時計がかかっていたが、アイビーSはレースタイム差-0.7の高速決着。土日合わせて、芝レースではもっとも時計が速かった。
レースは、前半800m48.1秒-後半800m47.5秒のほぼ平均ペース。それでいてラスト1Fは12.4秒と時計を要しており、タフな馬場だったことが窺える。 勝ったオーソクレースは、出負けしてほぼ最後方からの競馬で、直線に入ってもズブさを見せていた。ところが、スパイラルノヴァとラーゴムの間を割ってから一気に加速。
結局、上がり最速の34.2秒でクビ差競り勝った。馬体を合わせてからの根性がすばらしく、これなら昇級しても大丈夫だろう。

ただ、ゲートに不安を残す結果となり、そこが改善されれば、さらに良い。


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