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【安田記念の回顧】ダノンキングリーが女王を降して復活V

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こんばんわ、ウキョーです。
2連覇を狙ったグランアレグリアは2着に敗れ、勝ったのはダノンキングリー。皐月賞3着、ダービー2着、大阪杯3着と、あと一歩足りなかったが、ついにG1制覇を成し遂げた。

各開催場の馬場差

6月5日(土)
   東京 芝-1.5
   東京ダート-1.4
   中京 芝-0.5
   中京ダート-1.9
6月6日(日)
   東京 芝-1.5
   東京ダート-1.5
   中京 芝-1.0
   中京ダート-1.6

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の東京は、雨が降ったにも関わらず土日ともに芝は高速馬場。当然ダートの時計も速かった。

中京は、土曜の芝が若干時計がかかり出したが、日曜になって回復。ダートは、土日ともに高速馬場となっていた。

ダノンキングリーが女王を降して復活V/安田記念


馬場差-1.5で、レースタイム差-1.2

日曜の東京芝は時計が速く、安田記念もレースタイム差-1.2の高速決着となった。

レースは、ダイワキャグニーがハナを奪うと、トーラスジェミニが2番手に控えたことで、前半800m46.4秒-後半800m45.3秒のスローペース。レース上り33.9秒の瞬発力勝負となった。

勝ったダノンキングリーは、完全に◎グランアレグリアをマークする形。鞍上の川田騎手が外から一気に内に切れ込み、◎グランアレグリアを閉じ込め、彼女の進路を塞いでしまった。
直線では、いったん◎グランアレグリアに先頭を譲ったが、ダノンキングリー
手前を替えてからさらにひと伸びし、アタマ差で競り勝った。
渾身の仕上げを施した陣営も見事だが、今回は、何よりも鞍上川田騎手の好騎乗。テン乗りで一発回答なのだから、脱帽するしかない。

◎グランアレグリアは、ダノンキングリーだけでなく、次から次へと進路を塞がれる格好となり、最後まで自分のリズムで走ることができなかった。
それでも進路を見つけてからは一気に脚を爆発させて、上り最速32.9秒なのだから驚かされた。中2週も問題なかった。ただただ今回は、川田騎手にしてやられただけ。

2番人気○インディチャンプは、序盤から出して行って、若干折り合いを欠いていた。ただ、それも許容範囲だったと思われるが、想定外だったのは◎グランアレグリアがなかなか来なかったことだろう。
そのため、直線で仕掛けが遅れてしまい、切れ負けした形。とはいえ、これは責められない。展開が向かなかったとしか言えない。

超スローペースの低レベル。次走にはつながらない/鳴尾記念

馬場差-0.5で、レースタイム差+0.1

土曜の中京芝は、そこそこ時計が速かったが、鳴尾記念はレースタイム差+0.1と遅かった。
レースも、前半1000m62.9秒-後半1000m57.8秒の超スローペースで、時計面からもラップ面からも評価はできない。

勝ったユニコーンライオンは、マイペースの一人旅。上り34.1秒でまとめられては、他馬の出る幕はない。今回は、2番手のショウナンバルディが突いてこなかったことで、展開が向いたのは確か。
この結果だけで、今後の活躍が約束されたとはとても言えないが、賞金加算でローテーションが組みやすくなったのはプラスだろう。

◎ブラヴァスは、得意の瞬発力勝負になったが、直線伸びずに1秒差の9着敗退。
スピードランク4位で、もう少し時計が速くなった方がよかったとはいえ、ちょっと負けすぎ。もしかしたら、内でもまれるのは良くないのかも。
好走した七夕賞、新潟記念、チャレンジCは、すべて外を回したもの。そして、10着に負けた金鯱賞は内を通っていた。今後は、内枠では評価を一枚落とすべきなのかもしれない。

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